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観戦と楽しみ方
化粧まわしとは?本まわしとの違い・誰が締められるかをやさしく解説
化粧まわしは、十両以上の関取が土俵入りで腰に締める装飾用のまわしです。取組で実際に組み合う「本まわし(締め込み)」とは別物で、勝負には使いません。刺繍をほどこした前垂れを下げ、土俵入りで自分の番が来たときに端をつまんで持ち上げます。後援... -
観戦と楽しみ方
相撲の階級・番付の序列 一覧|10の地位と関取はどこから・幕内42人と十両28人
相撲の番付は上から横綱・大関・関脇・小結・前頭(ここまで幕内)、十両、幕下、三段目、序二段、序ノ口の10の地位に並ぶ。関取と呼ばれるのは十両以上で、月給が支給されるのもここからである。2026年8月2日時点の在籍は幕内42人・十両28人・幕下120人・... -
場所の総括と番付
2026年七月場所私製番付
▶ 名古屋場所2026の日程・会場(IGアリーナ)・チケット・観戦ガイドは → 名古屋場所2026 完全ガイド 番付予想の仕組み(昇進・陥落のルール)と各場所の予想→確定の流れは「大相撲 来場所の番付予想」にまとめている。 これは予想番付ではない。私... -
記録と統計
力士の給料はいくら?番付別の月給と年収ランキング【横綱300万円・十両110万円】
力士の月給は十両以上の「関取」にのみ支給され、地位が上がるほど高くなる。横綱は月300万円、十両は110万円。月給に力士褒賞金を積み上げた年収の目安は、横綱で3960万円、十両で1416万円になる。幕下以下の力士には月給がなく、本場所ごとの手当を受け... -
力士・人物
大関復帰!霧島の優勝回数を予想
現行制度でゼロから大関に復帰した力士は霧島で3人目である。直近では照ノ富士がいる。照ノ富士は再入幕の場所、関脇、大関で連続優勝後に14勝1敗で横綱に昇進した。29歳の時だった。横綱では6回優勝して通算10回優勝を達成した。照ノ富士の序二段から... -
力士・人物
今は昔 大鵬・柏戸の横綱昇進に待った
大鵬・柏戸が同日横綱昇進したのは昭和36年九月場所後であった。成績は以下であった。大鵬11勝ー13勝優勝ー12勝優勝 21歳柏戸10勝ー11勝ー12勝 22歳体格は次である。大鵬187センチ 130キロ柏戸188センチ 127キロ素質・素材は文句なしで将来性は抜群だ... -
記録と統計
武蔵山・男女ノ川の金星配給率
武蔵山は横綱に昇進後、休場が多く、フル出場は1場所しかない。横綱休場率は70%である。昭和6年10月場所の沖ツ海戦で破壊された右腕が悪化したのが影響した。そんな武蔵山の金星配給率はどうか。 武蔵山のブロマイド 横綱時代の平幕戦敗戦率を出してみ... -
相撲の歴史
現代相撲部屋の系統11
三保ヶ関部屋は大阪相撲の流れをくむ部屋である。師匠の元滝ノ海が急死したため、増位山(父)ら弟子は以前から親交のあった出羽海(元両国=前名国岩)部屋に身を寄せた。昭和21年のことである。出羽一門に属しているのはこうしたいきさつである。 三保ヶ... -
力士・人物
霧島の大関復帰街道
去る三月場所優勝した霧島が大関に復帰した。直前成績は11勝4敗ー11勝4敗ー12勝3敗優勝であった。2場所は関脇で、3場所前は前頭2枚目であった。前頭2枚目に違和感を持つ方がいるかもしれないが、幕内上位で対戦相手は関脇と変わらなかった。 霧島の... -
相撲の歴史
現代相撲部屋の系統7
消滅した本家二所ノ関部屋より分家した部屋で現存する部屋は3部屋である。佐渡ヶ嶽、片男波、大嶽である。 佐渡ヶ嶽部屋は初代琴錦が昭和30年、7人の弟子とともに二所ノ関(元佐賀ノ花)部屋から独立した。しかし、この中に琴ヶ濱は入っていなかった。二... -
コラム・論考
2026年版幕下の四股名|下の名前の四股名、読み方注意の御雷山(みかずちやま)・大斧ほか
四股名の下の名前という言葉には、ふたとおりの意味がある。ひとつは協会の表示で四股名のあとにつく名で、霧島なら霧島 鐵力(きりしま てつお)となる。もうひとつは本名の下の名前をそのまま四股名にしている力士で、関取では明生、幕下では一翔がそう... -
記録と統計
隆の里対千代の富士の相星4大決戦
隆の里と千代の富士の幕内の対戦成績は、隆の里の16勝12敗。昭和58年七月場所から59年一月場所まで4場所連続で千秋楽の相星決戦になり、隆の里が4番のうち3番を取った。 相撲記者・田口 通廣の記事(2026年2月14日)の星取による。令和8年九月場所の千秋... -
コラム・論考
大相撲マネー事情
★関取の収入源はどのくらいあるのですか。 月給、力士褒賞金、優勝・三賞賞金、懸賞金(幕内だけ)、巡業手当(非公表)などがあります。 月給及び年収は以下です。 地位月給年収横綱300万円3600万円大関250万円3000万円関脇・小結180万円2160万円平幕140... -
力士・人物
新大関安青錦の優勝の可能性
関脇優勝して大関に昇進した安青錦。勢いのあるまま場所を迎える。では関脇優勝して新大関で優勝した力士はいるのか。双葉山しかいない。双葉山は69連勝の途上であった。 双葉山のブロマイド 関脇優勝した大鵬・北の湖は10勝5敗で終わっている。同様に千... -
記録と統計
大の里がかなわない安青錦の記録
大の里といえばスピード出世、スピード優勝で知られている。幕下付け出し10枚目でデビューしたら1年後に幕内最高優勝を成し遂げた。10場所後に大関に14場所後に横綱に昇進した。今年は3回優勝した。しかし、まだ大の里時代とはいえない。 大の里優勝パレ... -
力士・人物
新大関安青錦論
安青錦が新大関に昇進した。場所前大関を狙う場所という位置づけではなかった。予想外の優勝という結果がもたらした結果といえる。上位で3場所34勝つだから文句のない昇進である。序ノ口から所要13場所での快挙である。 伝達式では「謹んでお受けいたしま... -
力士・人物
歴代横綱の体重ランキング|最重量は武蔵丸237キロ・最軽量は栃木山103キロ
筆者が常陸山以降の歴代横綱の体重を調査したところ、現代の重量級時代は隆の里(159キロ)から始まったと読み解ける。200キロを超えるのは武蔵丸237キロ・曙235キロ・大乃国203キロの3人で、最重量は武蔵丸。軽量側は栃木山103キロ、初代若乃花108キロ、... -
場所の総括と番付
2025年十一月場所番付を読み解く
今年最終場所の番付が発表された。幕内4場所連続11勝の安青錦が東関脇に昇進した。大関への足掛かりをつかむか。高安が7勝8敗と負け越しながら東小結から西小結に留まった。該当者がいないならともかく、あまり変な前例はつくっていただきたくない。 安... -
力士・人物
ハチナナ大関とは|8勝7敗が続く琴櫻の大関成績と、実力者か弱い大関か
ハチナナ大関とは、8勝7敗(ハチナナ)の成績しかあげられない大関を指す言葉で、9勝6敗のクンロク大関よりさらに厳しい評価である。2025年、大関の琴櫻が三月・五月・七月場所と3場所続けて8勝7敗に終わり、こう呼ばれた。協会の記録で数えると、琴櫻は大... -
コラム・論考
令和平幕優勝事情
去る七月場所、平幕の琴勝峰が優勝して幕を閉じた。令和に入って9回目の平幕優勝であった。令和はすでに37場所経過した。平幕優勝率は24%になる。1年で1.5場所あることになる。 令和の始まりとともに平幕優勝は始まった。優勝者は朝乃山であった。千秋... -
力士・人物
2025年8月まで優勝を争ったことがなかった大の里と豊昇龍|九月場所の決定戦と横綱になってからの優勝回数
大の里と豊昇龍が初めて優勝を争ったのは、この記事の翌月の2025年九月場所だった。千秋楽の結びで2敗の豊昇龍が1敗の大の里を破って13勝2敗で並び、優勝決定戦は大の里が寄り倒して5回目の優勝を決めた。2026年九月場所の千秋楽時点で、豊昇龍は横綱10場... -
力士・人物
新横綱場所!輪島と大の里を比較
長年に渡り、学生出身の横綱は輪島だけだった。輪島が横綱としてとして登場したのは昭和48年七月場所だった。旭富士は中退のため、学生出身にカウントされていない。輪島から半世紀以上を経て学生出身の横綱大の里が誕生した。 新横綱の場所輪島は11勝4敗... -
場所の総括と番付
2025年年間最多勝レース中間地点
2026年の順位を探している方は、年間最多勝2026のレース表へ。以下はこの記事の掲載時点の記録である。 五月場所が終了したことで今年の場所も半分消化した。混迷の時代を脱し、年間最多勝は低レベルから飛躍しそうな雰囲気である。昨年は琴櫻が66勝でトッ... -
力士・人物
新横綱大の里論
新横綱大の里が正式に誕生した。すでに横審の諮問は済、番付編成会議及び臨時理事会で承認された。国技館から茨城の二所ノ関部屋は遠い。使者が二所ノ関部屋に到着したのは10時10分頃であった。使者は出羽海(元小城ノ花)と秀ノ山(元琴奨菊)だった。 伝... -
場所の総括と番付
【2025年版・アーカイブ】2025年七月場所私製番付(最新は2026年版へ)
この記事は2025年七月場所(名古屋場所)の私製番付アーカイブです。 最新の2026年七月場所私製番付はこちら。名古屋場所2026の日程・IGアリーナ・チケット・番付の見どころは名古屋場所2026 完全ガイドで。 予想ではなく、私製としたのは横綱・大関との対... -
力士・人物
横綱昇進基準に物申す
五月場所、大の里の横綱昇進が話題になっている。なぜだろうか。先場所優勝したからである。優勝といってもピンキリがあって12勝のスキあり優勝だった。大の里は初優勝したときも12勝だった。そのとき師匠の二所ノ関(元稀勢の里)は「12勝で優勝と思うな... -
記録と統計
横綱昇進を検証する2|直前3場所38勝・4場所48勝・5場所60勝の案で柏戸から輪島まで
田口の案は、直前3場所で38勝、4場所で48勝、5場所で60勝のどれかを満たして初めて横綱の審議対象にする、というものだ。連載2回目のこの記事で柏戸から輪島までの7人に当てはめると、満たしたのは栃ノ海・佐田の山・北の富士・輪島の4人、満たさなかった... -
力士・人物
横綱昇進を検証する1
豊昇龍の直前3場所33勝横綱昇進はショッキングな出来事だった。これを受けて、筆者は考察した。直前3場所38勝直前4場所48勝直前5場所60勝上記のいずれかを満たして初めて審議対象になるとしてはどうか。それでは過去の横綱昇進でこの条件を満たした者... -
力士・人物
新横綱休場のその後
3場所33勝で横綱に昇進した豊昇龍のデビュー戦は無残な結果に終わった。5勝5敗5休で金星配給3個である。豊昇龍の今後はどうなるのか。前例から検証してみる。 <豊昇龍> 横綱が実質地位化した常陸山以降では新横綱休場は7人いた。国技館開設以前、... -
力士・人物
安藝ノ海とは|双葉山の69連勝を止めた第37代横綱、昭和50年の相撲界を斬る
安藝ノ海(あきのうみ)は、双葉山の連勝を69で止めた力士で、のちに第37代横綱になった。引退後は年寄の不知火から藤島となって理事を務め、昭和30年に協会を離れている。輪島と北の湖が横綱だった昭和50年、記者の杉山桂四郎氏に語った稽古論を、田口 通... -
力士・人物
3場所33勝横綱昇進!柏戸の苦悩
豊昇龍は3場所33勝で横綱に昇進した。これには先人がいた。柏戸である。10勝-11勝-12勝で横綱に昇進した。ただし直前4場所45勝、5場所58勝だった。豊昇龍の直前4場所42勝、5場所52勝よりは上であった。5場所前は13勝で初優勝した。 柏戸は直前3場... -
本場所レポート
◆25春初日 新横綱豊昇龍暗転のスタート
三月場所が始まった。前日まで寒い日が続いた。関東では夜遅く雪が降った。幸い地元では積もることはなかったが、精神的に揺さぶられた。電車・新幹線も時刻通りであった。 しかし、土俵はそうはいかなかった。三月場所最大の焦点は新横綱豊昇龍である。対... -
力士・人物
安青錦の出世街道
三月場所、安青錦の入幕は濃厚である。安青錦の出世街道をみていこう。 安青錦は相撲少年であった。7歳から取り組んだ。ウクライナ出身だが、ヨーロッパの相撲人口は多い。2022年2月ロシアのウクライナ侵攻が運命を変えた。国立大学に合格していたが、戦... -
力士・人物
祖父琴櫻のカド番超え横綱昇進
好転から暗転へ。優勝からカド番へ。一月場所の大関琴櫻はまさかの5勝10敗と負け越した。三月場所はカド番として迎える。8勝すればOKだからクリアできるとみるのが自然である。ただ、土俵でケガをして休場になる恐れはある。先代霧島はそれで大関の座を... -
記録と統計
横綱の1年間の休場数14傑 下|1位貴乃花90休・2位武蔵丸・3位稀勢の里
田口 通廣の「横綱の1年間の休場数14傑」で1位は貴乃花の90休(平成13年7月~14年5月)。2位は武蔵丸の80休、3位は稀勢の里の76休、4位は大乃国の75休、5位は照ノ富士の72休だった。 千代の山以降の横綱が対象で、休場には不戦敗を含む。出場停止とコロナ... -
記録と統計
横綱昇進!その成績|直前5場所の最高は貴乃花の66勝9敗、千代の山から照ノ富士まで33人
横綱審議委員会ができてからの横綱(千代の山〜照ノ富士の33人)で、昇進直前5場所の成績が最も良かったのは貴乃花の66勝9敗だった。輪島と千代の富士の63勝12敗、照ノ富士の62勝13敗が続く。その後に横綱になった大の里は58勝17敗、豊昇龍は52勝21敗2休で... -
コラム・論考
永眠北の富士その力士・親方・解説者の一生3
燃える要素がある時の北の富士は強い。昭和42年三月場所初優勝からかなり時間が経過した昭和44年七月場所が燃えるきっかけになった。時代は進み、柏戸はこの場所引退した。大鵬は晩年に入っていた。そんな中で新大関清國が優勝した。清國に新横綱の期待が... -
コラム・論考
永眠北の富士その力士・親方・解説者の一生 1
近年解説者として姿を見せることがなくなった北の富士さん。十一月場所中、突如訃報が伝えられた。82歳の生涯であった。80歳以上生きた横綱としては6人目であった。力士・親方・解説者としての一生を改めて振り返ってみる。 北の富士は昭和39年一月場所入... -
力士・人物
朝紅龍の国籍は?朝青龍との関係と、大の里に2勝した石崎時代【写真】
朝紅龍(あさこうりゅう)は大阪府出身の日本の力士で、本名は石崎。四股名が朝青龍・朝赤龍に似ているのでモンゴル出身と思われがちだが、朝青龍とのつながりは明徳義塾高校の相撲部と高砂部屋という経歴にある。2024年十一月場所で新入幕し、2026年九月... -
相撲の歴史
玉の海を偲ぶ
玉の海が現役で急死したのは昭和46年10月11日だった。今から約53年前のことである。玉の海の相撲を見た方は限られてくるほど年月は経ってしまった。玉の海の相撲を見た者として改めて思いつくまま記しておきたい。 玉の海は横綱からの四股名である。それ以... -
力士・人物
新大関大の里論
新大関大の里が誕生した。二所ノ関部屋で行われた伝達式では「大関の地位を汚さぬよう、唯一無二の力士を目指し、相撲道に精進します」と口上を述べた。 幕下付出10枚目から9場所を、入幕してから5場所を要しての大関昇進だった。ともにスピード出世であ... -
力士・人物
熱海富士の壁
熱海富士が優勝戦線に絡んだのは新入幕とその翌場所である。いずれも昨年のことである。今年(2024年)は幕内上位に定着してきた。4場所経過したが、3場所負け越している。7勝8敗が2回あり、大負けはない。 勝ち越せそうで勝ち越せない。そのため、小... -
コラム・論考
現代外国人関取事情
▶ この記事は書いた時点の内容です。2026年9月場所の関取70人を出身地(国別・都道府県別)で引ける一覧は 関取の出身地一覧 にまとめています(2026年9月13日追記)。 国技から国際技となった大相撲。本格的外国人はアメリカハワイ州の高見山であ... -
力士・人物
大関の降格・陥落の条件|2場所連続負け越しと10勝復帰のルール
角番(かどばん)とは、大関が負け越して、次の場所も負け越せば大関から落ちる、その「降格のかかった場所」のことである。日本相撲協会は「大関は2場所連続して負け越した時は降下する」と定めたうえで、大関が負け越して、降下がかかってしまった場所を... -
記録と統計
新入幕から初優勝までの場所数|最短は尊富士の1場所目、大の里は3場所目(連載1・戦前編)
公式優勝制度が始まった大正15年から令和6年五月場所までで、新入幕から初優勝までが最も短いのは尊富士の1場所目。次いで大の里と佐田の山の3場所目、6場所目に大鵬・東富士・安藝ノ海・琴光喜・沖ツ海・綾櫻の6人が並ぶ。 相撲記者・田口 通廣の連載「新... -
力士・人物
大関の優勝回数|最多は貴ノ花の5回、3代目若乃花・魁皇ら4回【田口調べ】
大関の地位で最も多く優勝したのは貴ノ花(のちの横綱貴乃花)の5回で、10場所のあいだに達成した。4回は玉錦・琴櫻・3代目若乃花・魁皇で、日馬富士も大関で2回優勝したあと大関のまま連続全勝優勝しており、大関での優勝は4回になる。最高位が大関のまま... -
力士・人物
琴櫻という力士
「琴櫻/琴桜」は佐渡ヶ嶽部屋ゆかりの四股名で、大関を張った2代がいる。先代の琴櫻傑将は昭和47年に大関で連続優勝して第53代横綱に昇進した力士(この記事の主題)。現大関の琴櫻将傑(旧・琴ノ若)は先代の孫であり、2024年5月場所から祖父の名跡「琴... -
力士・人物
新大関琴ノ若の強敵・要注意
三月場所、琴ノ若は新大関として登場する。新大関はどこまでやるか。先輩大関貴景勝は途中休場、霧島は6勝、豊昇龍は8勝で終わっている。けして期待に応えたとはいいがたい実績である。勢いがある時は誰でもよく見えるが、新大関の現実はそう簡単ではな... -
記録と統計
幕下の年齢構成|最多は24歳の17人、最年少18歳・最年長37歳(2024年一月場所・元関取を除く)
2024年一月場所の幕下で最も多い年齢は24歳の17人だった。元関取を除く96人のうち、23歳までが42人(43.8%)、24〜29歳が41人(42.7%)、30歳以上が13人(13.5%)。最年少は18歳の若碇と安大翔、最年長は37歳の竜勢である。 田口 通廣が2024年2月に、一... -
力士・人物
現役の元大関は誰?高安・朝乃山・正代・御嶽海の4人と顔ぶれの推移【2026年】
2026年9月場所の番付で、現役の元大関は高安・朝乃山・正代・御嶽海の4人である。ここでいう元大関は大関から陥落した力士で、大関を経て横綱に上がった力士は含めない。顔ぶれは陥落・大関復帰・引退で場所ごとに変わり、2026年は霧島が五月場所で、安青... -
相撲の歴史
佐渡ヶ嶽部屋代々
佐渡ヶ嶽部屋は、昭和30年に初代琴錦が7人の弟子とともに二所ノ関(元佐賀ノ花)部屋から独立して興した部屋である。師匠は初代琴錦、横綱琴櫻、元関脇琴ノ若と継がれ、2024年に大関琴ノ若(いまの琴櫻)が誕生して、1横綱6大関を出したことになった。 田... -
力士・人物
新大関琴ノ若論
1月31日、琴ノ若の大関が正式に決定した。協会から元琴欧洲の鳴戸と元大寿山の花籠が使者として立った。伝達式で琴ノ若は「大関の名に恥じぬよう感謝の気持ちをもって相撲道に精進してまいります」と口上を力強く述べた。なお、琴櫻の改名は1場所しっか... -
コラム・論考
2023年入門者数と引退力士数
▶ 2026年に引退した力士は、協会の発表をもとに「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(場所ごとに追記)。 ▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集... -
力士・人物
狼雅の出世街道|序二段で照ノ富士に勝った優勝決定戦から最高位前頭五枚目まで
狼雅は二子山部屋のロシア出身の力士で、最高位は前頭五枚目(2026年九月場所)。2019年三月場所の序二段で照ノ富士と7戦全勝同士の優勝決定戦に勝ち、2023年九月場所の千秋楽に大の里を破って入幕を決めた。田口 通廣は序二段の決定戦を大阪府立体育館で... -
相撲の歴史
佐渡ヶ嶽部屋の四股名に「琴」が付く理由|初代琴錦と琴弾八幡宮、「琴」のつく歴代の幕内力士
佐渡ヶ嶽部屋の力士の四股名に「琴」が付くのは、部屋を興した初代琴錦(元小結)の四股名にちなむ。その「琴」は、初代琴錦の故郷である香川県観音寺の琴弾八幡宮に由来している。部屋の力士すべてに「琴」が付くようになったのは、横綱琴櫻が師匠を継い... -
コラム・論考
立浪部屋の親方は誰?立浪親方(元小結・旭豊)と娘婿が継いだ歴代・名跡裁判
立浪部屋の親方(師匠)は立浪親方で、元小結の旭豊。横綱・豊昇龍の師匠で、協会の年寄一覧で立浪部屋に籍を置く親方はこの1人である(2026年9月16日取得)。立浪は双葉山・羽黒山を育てた本家で、娘婿の羽黒山、同じく娘婿の安念山(2代目羽黒山)を経て... -
力士・人物
新大関豊昇龍論
七月場所で初優勝した豊昇龍の大関昇進が正式に決定した。名古屋の宿舎に使者を迎えての口上は「大関の名を汚さぬよう、気魄一閃(きはくいっせん)の精神で努力いたします」であった。モンゴルでは朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜、照ノ富士、霧島についで... -
本場所レポート
■23名8日目 暗転の新大関霧島
朝乃山が今日から休場した。前日の豊昇龍戦で負傷したとのことである。左上腕二頭筋部分断裂で4週間の安静を必要とするとのことである。これで幕内の休場は若隆景、貴景勝、霧島、照ノ富士に続いて5人目である。霧島は途中出場したが、ほかは人気、地位か... -
コラム・論考
外国出身力士主流の流れ
▶ この記事は書いた時点の内容です。2026年9月場所の関取70人を出身地(国別・都道府県別)で引ける一覧は 関取の出身地一覧 にまとめています(2026年9月13日追記)。 横綱10大史の10番目に外国人横綱誕生を筆者はかつてあげた。外国人初の大関は... -
力士・人物
新大関霧馬山論
9時半前、協会の使者伊勢ノ海(元北勝鬨)と枝川(元蒼樹山)が陸奥(元霧島)部屋にはいった。霧馬山は、「大関の名を汚さぬよう今まで以上に稽古して頑張ります」と口上を述べた。新大関霧馬山が誕生した。大関は協会の看板である。師匠の名前である霧... -
場所の総括と番付
大相撲 2023年夏場所(令和5年五月場所)の結果|優勝は照ノ富士、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和5年五月場所(2023年夏場所)の幕内優勝は横綱 照ノ富士、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の前頭十四枚目 朝乃山。 三賞は殊勲賞が明生(前頭六枚目・8勝7敗)、技能賞が霧馬山(関脇... -
本場所レポート
■23夏6日目 大栄翔の大関昇進はあるのか
栃ノ心が引退した。初日から力が入らない相撲が続いていた。ザンバラ時代から栃ノ心を見続けてきただけに思い入れが深い。誰にもいつかその日は来る。栃ノ心にも来てしまった。元大関の終焉であった。36歳、永い間お疲れ様でした。 今日の一番は関脇同士、... -
力士・人物
大関昇進の条件と成績の目安|直近3場所33勝は慣例、協会の記録でさかのぼれる新大関13人の昇進直前3場所【2026年9月更新】
近年の大関昇進は、直近3場所で通算33勝が一つの目安とされる。昇進直前の場所を10勝で通過して昇進したのは北の富士・貴ノ花・稀勢の里・貴景勝の4人。かつては若羽黒・北の富士・琴風のように、大関が手薄な時期にやや甘い成績で昇進したケースもあった... -
相撲の歴史
間垣部屋とは|2代目若乃花が興し、照ノ富士が最初に入った部屋の幕引き
間垣部屋は、横綱2代目若乃花が二子山部屋から独立して両国に興した部屋である。若ノ城・五城楼・若ノ鵬らを育てたが三役力士は出ず、師匠の病気や不祥事が重なって、弟子は同郷(青森)の元旭富士の伊勢ヶ濱部屋に託された。その中に若三勝、のちの横綱照... -
記録と統計
2023年の幕内力士は何歳だったか|最年少 北青鵬21歳・最年長 玉鷲38歳(2023年3月場所)
▶ 最新版(現役力士の年齢一覧)はこちらこの記事は2023年3月時点のアーカイブです。いまの現役力士の年齢順は最新の2026年版をご覧ください。 2023年3月場所の幕内力士で最年少は北青鵬の21歳、最年長は玉鷲の38歳だった。次に若いのは平戸海の22... -
相撲の歴史
花籠部屋はなぜ消えたのか|元大ノ海が興し初代若乃花・輪島を育てた名門
花籠部屋は、元大ノ海が二所ノ関一門の分家として興し、横綱初代若乃花・輪島と大関魁傑を育てた部屋である。1981年3月に輪島が部屋を継いだが、年寄名跡を借金の担保にしたことで協会を追われ、部屋の力士は元魁傑の放駒部屋へ移って、花籠部屋は消滅した... -
記録と統計
短命横綱ランキング|横綱在位が短い順の55人と、琴櫻・双羽黒ら短命の理由
横綱在位が短い、あるいは横綱としてのフル出場が極端に少ない横綱を「短命横綱」と呼ぶ。常陸山以降で在位が終わった55人を協会公式の在位期間で短い順に並べると、最短は大阪相撲の横綱だった大木戸の13か月、次が琴櫻・三重ノ海・双羽黒の15か月だった... -
記録と統計
横綱昇進の条件とは|横審の内規と綱取り、歴代32人の昇進前5場所の成績
横綱昇進の条件は、横綱審議委員会の内規が定める「大関で2場所連続優勝」が原則で、それに準ずる成績なら出席委員の3分の2以上の決議で推薦できる。大関がこの昇進をねらうことを綱取りと呼ぶ。千代の山から稀勢の里までの32人を昇進直前5場所の成績で並... -
記録と統計
武蔵丸 対 貴乃花の対戦成績|本割19勝33敗・横綱どうしは7勝3敗
武蔵丸と貴乃花は幕内の本割で52番対戦し、武蔵丸の19勝33敗。優勝決定戦も武蔵丸の0勝4敗だった。貴乃花が横綱、武蔵丸が大関だった時期は6勝18敗と大きく負け越したが、両者が横綱になってからは武蔵丸が7勝3敗と勝ち越した。 星取は相撲記者・田口 通廣... -
角界ニュース・論
2023年はどうなる 新横綱・新大関は誕生するのか
きたる一月場所は1横綱1大関という寂しさである。今年の一月場所後大関御嶽海が誕生したが、4場所で大関から降格している。ひざの手術をした照ノ富士は万全の体調でなければ出場しにくい。今ほど横綱・大関が求められる時代はない。 すぐに横綱・大関が... -
記録と統計
武蔵丸 対 貴ノ浪の対戦成績|通算38勝21敗、大関同士は19勝14敗
武蔵丸と貴ノ浪は幕内で59番(優勝決定戦を含む)対戦し、武蔵丸の38勝21敗だった。初対戦は平成3年十一月場所の新入幕同士の一番で、最後は平成15年七月場所。平成5年三月場所からは39場所連続(優勝決定戦を含めると40回連続)で顔を合わせ、この連続対... -
コラム・論考
北の富士の幕内対戦50回以上 下
北の富士のもう一人の幕内50回対戦以上は琴櫻である。琴櫻は北の富士より早く、昭和38年三月場所入幕していた。1度跳ね返されたが、1場所で再入幕した。再入幕3場所目には上位で殊勲賞を獲得している。北の富士が新入幕を果たした昭和39年一月場所、琴... -
コラム・論考
北の富士の幕内対戦50回以上 上
幕内で50回以上対戦するのは大変なことである。地位が接近し、なおかつ休場が少ないと実現しにくい。大鵬には幕内対戦50回以上はなかった。柏戸戦が優勝決定戦を含み22勝16敗だった。北の富士には幕内対戦50回以上が2人いる。 <北の富士> まず清國であ... -
コラム・論考
2022年入門者数と引退力士数
▶ 2026年に引退した力士は、協会の発表をもとに「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(場所ごとに追記)。 ▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集... -
コラム・論考
現代幕内力士の新入幕までの所要場所数番付
新入幕の熱海富士のスピード出世が話題になっている。高校出身力士では朝青龍の所要場所数11場所と並んだと。朝青龍は厳密には留学生で、高校3年時に19歳になるため大会に出場できなくなり、元大関朝潮の若松部屋に入門した。序ノ口から新入幕まであるい... -
記録と統計
双葉山の対戦成績 第2回|鏡岩・清水川・五ツ島ら好敵手の星取り
双葉山は好敵手のうち、鏡岩に10勝1敗、清水川に5勝4敗、五ツ島と増位山に各5勝2敗、能代潟に3勝2敗だった。盟友・鏡岩への唯一の黒星は69連勝が始まる前の昭和10年夏場所。五ツ島戦は連勝が止まったあと、休場の引き金にもなった。 ※双葉山の対戦成績シリ... -
記録と統計
双葉山 対戦成績|69連勝と歴代横綱との星取り(玉錦・男女ノ川・安藝ノ海)
双葉山の69連勝は瓊ノ浦に始まり、駒ノ里で達成された。先輩横綱との幕内対戦成績は、玉錦に4勝6敗、男女ノ川に10勝5敗、照國に2勝3敗、前田山に7勝1敗。連勝を止めたのは安藝ノ海である。 ※幕内での対戦成績。出典:田口 通廣 集計。 双葉山と歴代横綱の... -
記録と統計
横綱になって優勝できなかった力士9人|双羽黒・3代若乃花ら一覧と連続優勝なしワースト51人
横綱に上がってから一度も優勝(幕内最高成績)できなかった横綱は9人いる。前田山・武蔵山・鳳・男女ノ川・吉葉山・2代西ノ海・安藝ノ海・双羽黒・3代若乃花である。このうち横綱になる前も含めて優勝が一度もないのは双羽黒だけで、横綱が優勝から遠ざか... -
力士・人物
関脇とは|小結とどっちが上?三役の順番と現代の在位数番付
関脇と小結はどちらも「三役」で、上から大関→関脇→小結→前頭の順。つまり関脇のほうが小結より上で、関脇の上が大関、小結のすぐ下が前頭筆頭にあたる。入幕した力士がまず目指すのが小結・関脇で、大関以上にはさらに別の力が要る、と田口は書く。この記... -
力士・人物
横綱審議委員会の存在意義って何
▶ 横綱審議委員会の役割・委員・開く時期は「横綱審議委員会(横審)とは」にまとめている(協会の定款・事業報告書と報道)。 綱審議委員会のメンバーに池坊保子氏と俳優の紺野美沙子氏が加わることになった。メディアでは女性という点が協調され... -
記録と統計
関脇優勝の記録|大正15年以降32例・28人、うち16人が横綱に(2022年時点)
関脇での優勝は、優勝制度が始まった大正15年以降、2022年三月場所の若隆景で32例目・28人目だった。その時点で、若隆景を除く27人のうち16人(57%)が横綱に、9人(33%)が最高位大関まで上がっていた。ただし関脇優勝がそのまま大関につながるとは限ら... -
力士・人物
荒篤山の経歴|フィリピン生まれ、父のすすめで荒汐部屋へ・苦節約12年で入幕
荒篤山はフィリピン生まれで、本名は寺井ジャスパー ケネス。12歳までフィリピンで暮らし、横浜の中学を出たあと、相撲の経験がないまま父のすすめで荒汐(元大豊)部屋に入った。序ノ口から68場所かけて十両に上がり、2022年一月場所の千秋楽に剣翔を破っ... -
力士・人物
数字でみる新大関
新大関御嶽海の稽古ぶりが伝えられた。場所後まもなく新型 コロナウイルスに感染して心配したが、回復したようである。ただ、稽古不足は否めない。あと10日でどこまで戻せる のか。本人はどうにかさせると言っているが。 <御嶽海> これまで新大関はどの... -
力士・人物
関脇優勝直後大関になれなかった力士
関脇優勝の直後に大関へ上がれなかった8例 大正15年の優勝制度以降、関脇の優勝は31例あり、そのうち優勝の直後に大関へ上がれなかったのは8例である。直後の大関昇進率は74%になる。以下は、その8例を本文から拾って並べたものである。 力士関脇優勝... -
場所の総括と番付
5年後の番付予想は当たるのか|2022年の見立てを2026年9月に答え合わせ
5年後の番付を当てるのは難しい。田口 通廣が2022年2月に振り返ると、2017年一月場所の幕内から5年で3横綱と稀勢の里をはじめ17人が引退し、稀勢の里のあとに横綱へ上がったのは照ノ富士ただ一人だった。その2022年一月場所の幕内42人も、4年8か月後の2026... -
力士・人物
新大関のポジション
下記は昭和20年夏場所の大関・関脇の成績である。関脇千代ノ山は大関に昇進する。翌場所の大関の番付を予想せよ。 佐賀ノ花7-8大関増位山13-2優勝千代ノ山12-3関脇 答は増位山 大関 千代ノ山佐賀ノ花張出である。 <千代ノ山のブロマイド> も... -
力士・人物
十両昇進をめぐる幕下の戦い
幕下力士が目指すのはまず十両である。十両 は一人前扱いされ、月給が支払われる。一月 場所は十両昇進をめぐる幕下力士の戦いが 見応えあった。十両から幕下へ降格する力士 は全休の朝乃山・紫雷、途中休場の千代ノ皇 が確定していた。 11日目、幕下西2... -
力士・人物
新大関御嶽海論
出羽海部屋を訪れるのは実に久しぶりである。 師匠が元佐田の山、現役に舞の海、小城ノ花、 小城錦がいた当時、稽古見学をして以来で ある。その時のことは遠い昔のことになって しまった。出羽海部屋の前には胡蝶蘭で彩ら れていた。出羽海部屋OBの鷲羽... -
力士・人物
王鵬の父親は貴闘力、祖父は横綱大鵬|納谷4兄弟の三男、王鵬の出世街道
王鵬(おうほう・大嶽部屋)の父親は関脇を務めた貴闘力、母方の祖父は第48代横綱の大鵬。相撲記者の田口 通廣は、王鵬を「大鵬の三女と貴闘力の間に生まれた納谷4兄弟の三男」と書いている。協会のしこ名履歴では王鵬も祖父の大鵬も、最初は本名の「納谷... -
コラム・論考
2021年入門者数と引退者数
▶ 2026年に引退した力士は、協会の発表をもとに「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(場所ごとに追記)。 ▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集... -
力士・人物
横綱昇進 最速ランキング|新入幕から大鵬11場所・稀勢の里は73場所
新入幕から横綱昇進までが最も短いのは、第75代横綱 大の里の9場所。田口が2021年に作った番付で最速だった大鵬の11場所より2場所少ない。その大鵬に、双羽黒の12場所、朝青龍の13場所が続く。逆に最も時間がかかったのは稀勢の里の73場所(12年以上)で、... -
記録と統計
新横綱照ノ富士の現役幕内対戦成績あれこれ
九月場所、宮城野部屋で感染者がでたため、 部屋ごと休場になりそうである。照ノ富士は 一人横綱としてのデビューになりそうである。 一人横綱だからといって特別なことはない。 ただ、ほかの力士の照ノ富士を見る目が違っ てくる。そうはいっても幕内復帰... -
記録と統計
最年少横綱ランキング|横綱デビューは北の湖・大鵬の21歳(常陸山以降)
常陸山以降の横綱で、横綱として最初の場所を最も若く迎えたのは北の湖で、約21歳4カ月だった。次いで大鵬の約21歳6カ月、白鵬・貴乃花・朝青龍・柏戸の22歳が続く。最年長は2代目西ノ海の36歳である。 常陸山以降の東京横綱(宮城山を除く)51人を、田口 ... -
力士・人物
日本人横綱と日本出身横綱の違い|歴代67人の一覧と日本国籍を取得した5人【2026年最新】
「日本人横綱」と「日本出身横綱」は、指している範囲が違う。横綱75人のうち、日本相撲協会の記録で出身地が日本国内なのは67人。外国出身は8人(米国2・モンゴル6)で、そのうち5人(曙・武蔵丸・白鵬・鶴竜・照ノ富士)は日本国籍を取得している。国籍... -
コラム・論考
勢の土俵歴
七月場所を前に勢が引退した。今年(2021年) の一月場所、十両13枚目と下に1枚残しだけ の地位に追い込まれた。千秋楽を迎え、6勝 8敗で優勝争いトップの剣翔と対戦すること になった。勝てば十両残留が確定する大事な 一番だった。ところが、勢は休場... -
力士・人物
一山本は元公務員|北海道・福島町役場から大相撲へ入門した経緯
一山本は元公務員で、中央大学を卒業して北海道の福島町役場に就職し、役場では相撲の指導者として教えていた。23歳で大相撲入りを決め、年齢制限を超えていたため実績のある者の特例で新弟子検査を受けて入門した。序ノ口優勝から25場所、27歳で新入幕を... -
記録と統計
歴代横綱の勝率・優勝回数ランキング|優勝率・出場率と田口の総合番付
横綱在位中の勝率の1位は太刀山の0.955で、栃木山の0.905、双葉山と大錦の0.882が続く。横綱に上がる前を含めた優勝回数(協会公式)は白鵬の45回が最多で、大鵬32回、千代の富士31回。勝率・優勝率・出場率を合わせた田口の総合番付では、栃木山と双葉山... -
力士・人物
横綱の総合番付(中編)|大鵬・白鵬・千代の富士・太刀山の強さ
横綱の勝率・優勝率・出場率を合計した総合番付の中編です。総合5位は六場所時代の申し子・大鵬、6位は通算44回優勝の白鵬、7位は36歳近くまで土俵に立った千代の富士、8位は鉄砲で相手を吹き飛ばした太刀山。勝率・優勝率・出場率それぞれの一覧と全順位... -
角界ニュース・論
照ノ富士の横綱昇進を考察する
五月場所、照ノ富士が関脇・大関で連続優勝 を達成したことで、七月場所は横綱昇進を かけることになった。こうした例は大正15年 優勝制度が設けられてから双葉山しかいない。 双葉山は次の場所も優勝して横綱に昇進して いる。69連勝の途上であった。にわ... -
記録と統計
鶴竜は何級の横綱か|皆勤率54%・休場率40%、2021年3月に田口が付けた評価
鶴竜は2014年三月場所に大関で初優勝して横綱に昇進し、2021年3月の記事の時点で横綱在位は41場所、横綱での優勝は5回だった。田口はその時点の横綱成績を266勝117敗(不戦敗11)232休、皆勤率54%、休場率40%と数え、5段階のD級横綱と評価した。鶴竜は令...