大相撲十一月場所まであと10日と迫った。
ここへきてチケットの販売状況に大きな変化
は、ない。土日祝日は完売であるが、平日は
まだ十分購入できる。

<福岡国際センター>
会場は福岡国際センターである。交通は地下
鉄呉服町駅が最も近い。ただし、会場までは
少々歩く。だが、時間は計算できる。バスは
よほど知り尽くしている方に限る。ただし、
帰りは博多、天神行きのバスが会場前から
出るが、詰め込むだけ詰め込むので、苦痛で
蒸し暑い。おまけに信号待ちが多い。やはり
多少歩いても地下鉄呉服町駅を利用したほう
が快適である。

<幟>
売店は一階にある。九州のお土産も限定なが
ら買える。十一月場所ならではの品は来年の
カレンダーである。また一枚刷りのカレンダ
ーが限定人数ながら、13時と15時に一人一枚
で親方から手渡される。デザインは二代目
歌川国貞による勧進大相撲弓取之図の錦絵を
上部にあしらっている。売店の裏側の通路
では毎回展示が行われている。

<展示>
会場は一階、二階がマス席、三階がイス席で
ある。毎回三階の椅子席は全部自由席だと
思い込んでいる方が必ずいる。筆者も何年か
前に荷物を置かれて迷惑したことがある。
イス指定席はA、B、Cとあり、自由席は
両端になる。イスに自由席のラベルが貼って
あるのでお間違いのないように。三階はトイ
レがなく、二階まで降りていかなければなら
ないのが難である。
早くから観戦するのもいい。うまくいけば、
序ノ口では服部桜が見られる。三段目では
宇良が出場するかもしれない。前日日本相撲
協会のサイトを確認すれば、出場するか否か
がわかる。力士だけではない。呼び出し、
行司に注目するのもいい。

<つり屋根>
九月場所は稀勢の里の久々の出場及び復活
なるかと御嶽海の大関昇進なるか、という
大きな見所があった。十一月場所はその点
乏しい。しかし、相撲は本来一番一番の内容
なのである。蔵前国技館はある時期まで冷暖
房設備がなかった。元双葉山の時津風理事長
は寒い時期、その点を問い質されると「その
分熱戦であったまってくれ」と切り返した
ものである。熱戦、これこそ大相撲の見所で
ある。
家電を見にいきました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。
↑↑↑↑↑↑↑↑