大相撲

損害賠償請求訴訟は貴ノ岩の意志か

2018年10月31日

貴ノ岩が突如2413万5256円の損害賠償請求
訴訟を取り下げた。長期化は必至と思って
いただけに、ここへきて急転直下、問題は
消滅した。理由はモンゴルにおける想像以上
のパッシングだという。兄弟にも直接及び
「裁判をやめてくれ」という悲鳴が届くよう
になっていた。
日刊1031A
<日刊スポーツの記事>

最初に驚いたのは金額ではないだろうか。
3000万円が2413万5256円になっても驚きは
変わらない。モンゴルの平均月収は約4万円。
内訳はでていたが、目一杯以上の金額という
印象をもったのかもしれない。しかし、その
金額を捨て、自己負担するという結末という
のは、感覚的にどうなのか。これはにわかに
納得しがたいところである。

裏読みすると、訴訟はそもそも貴ノ岩が本当
に意図したことなのか。過去、十一月場所の
3日目の暴力事件発覚後、貴ノ岩は姿を消し
たことがあった。それも一時的ではない。
3月上旬までであった。この行動は貴ノ岩の
意志とは思えない。こんなことをしても何の
プラスにもならないからである。

今回の取り下げをスッキリしないととらえる
方は多いと思う。ただ、訴訟が貴ノ岩の意志
なら、こんな簡単には取り下げることはない
はずである。貴ノ岩を操作できる人物が陰に
いたと思うのが自然である。
スポニチ
<スポーツニッポンの記事>

理事の尾車(元琴風)、師匠の千賀ノ浦(元
隆三杉)は取り下げを「よかった」という、
談話が入っている。この意味は土俵に集中
できるという意味であって、問題がなく
なってということではない。

それにしてももっと知恵のある解決法がなか
ったのか、とつくづく思う。すべてかマイ
ナスかではあまりにも極端すぎる。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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