2024年– date –
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大相撲
理事長の任期4
武蔵川理事長の後を受けて理事長に就任したのは元栃錦の春日野であった。出羽一門による継続である。それだけにすんなりとはいかなかった。立浪・伊勢ヶ濱連合が元照國の伊勢ヶ濱を担ぎ出したのである。これに元佐賀ノ花のニ所ノ関が賛同した。しかし、同... -
大相撲
横綱の年寄率2
昭和戦前に引退した横綱の年寄率を見ていこう。宮城山 年寄白玉→芝田山部屋 48歳死去3代目西ノ海 年寄浅香山部屋 42歳死去ともに病死で年寄としては短期間で終わっている。 <宮城山のブロマイド> 常ノ花は引退後藤島を襲名し、その15年弱後理事長に... -
大相撲
尊富士の出世街道
尊富士は幼少のころから相撲を取っていた根っからの相撲少年であった。中学のときには白鵬杯に参加している。進学は相撲の名門鳥取城北高校であった。さらに大学は日大へ進んだ。相撲部では輝鵬と同期であった。 2022年大学は卒業したが、すぐにプロ入りし... -
大相撲
2024年三月場所番付を読み解く
三月場所の番付が発表された。新大関の琴ノ若は途中休場の貴景勝の風下に立った。これは当然のことではない。北の富士・玉の海が新横綱になったときは全休の大鵬より上位に位置した。栃東以前はこれが当然だった。どちらが合理的かいうまでもあるまい。 <... -
大相撲
理事長の任期3
元双葉山の時津風理事長急逝後、理事長となったのは元出羽ノ花の武蔵川であった。出羽ノ花は現役時代前頭筆頭が最高位であった。そんな武蔵川がどうして理事長になれたのか。それは簿記を学び経理を担当し、協会の財政を支えてきたからである。九州場所開... -
大相撲
暴力事件これから
暴力事件の処分はくだされた。北青鵬の引退勧告、師匠の元白鵬の宮城野2階級降格及び減給。さらに師匠代行が置かれることになった。師匠宮城野と北青鵬が部屋の前で反省とお詫びをして幕を閉じた。北青鵬はその場で部屋をあとにした。 暴力を生む背景は何... -
大相撲
北青鵬引退、宮城野降格の結末
日本相撲協会は臨時理事会を開き、北青鵬と師匠元白鵬の宮城野の処分を決定した。北青鵬は部屋での陰湿で悪質な暴力が続いただけでなく、金銭トラブルもかかえていたという。引退勧告処分となり、北青鵬は引退届を提出した。解雇と違い退職金は支払われる... -
大相撲
大相撲Q&A
Q 御前掛かりとは何ですか 天覧相撲における土俵入りで、正面を見て4人5列くらいに並びます。四股を右2回左1回踏んでそんきょします。場内アナウンスで紹介されて立ち上がり礼をしてさがります。昭和天皇の天覧相撲ではよく見られました。平成でもあ... -
大相撲
横綱の年寄率 1
現役の横綱年寄は横綱の代でいうと北勝海以降である。北勝海から稀勢の里まで12人の横綱がいる。亡くなられた方はいない。現在年寄でいる元横綱は7人である。貴乃花が離職しなければ13人であった。現在の横綱年寄率は58.3%である。 <元北勝海の八角> ... -
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理事長の任期2
元常ノ花の出羽海理事長の自殺未遂を受けて理事長に就任した者が元双葉山の時津風であった。時津風理事長がまず手をつけたのは、月給制であった。これまで力士の待遇改善を求めて数々の事件がおこった。生活の安定をはかった。それは力士だけでなく行司、... -
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平成・令和外国出身力士の優勝率
外国人力士といえば高見山しかいなかった時期があった。その後ハワイが一代勢力になっていった。さらにモンゴが次から次へと続いた。ヨーロッパからも来た。高見山は関脇だったが、大関、横綱になるにつれ、優勝がついてまわるようになった。平成・令和の... -
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理事長の任期1
現在の理事長は元北勝海の八角である。理事長の座を脅かす者は見当たらない。昨年は還暦の土俵入りを披露したが、定年まで務めると12年半の任期になる。もっとも定年前に身を引くこともあり得る。 <八角還暦の土俵入り> 理事長は東西合併を受けて始まっ... -
大相撲
大鵬最晩年の珍記録
大鵬時代はいつ終わったのか。柏鵬時代という言い方はあったが、実態はともなわなかった。柏戸は大鵬に差をつけられ、本当は大鵬時代であった。筆者の見方は、大鵬時代は昭和44年五月場所までである。大鵬が30回目の優勝を達成したときである。 付け加える... -
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2024年三月場所チケット事情
大阪の相撲熱はすごい。2月10日が一般発売だが、初日で完売に近かった。そして時間の問題で完売になった。チケットぴあは予定枚数終了となっている。チケット大相撲は15日間すべての席種で×マークである。 昨年も完売だったが、スピードが違う。大阪府立... -
大相撲
新十両を目指す幕下の年齢構成
力士になったら最初に目指すのが十両である。十両は月給がある。締め込みがカラーになる。化粧まわしをつけて土俵入りができる。羽織袴が着られる。要するに養成員から資格者になるわけである。 <一月場所番付最少文字が幕下> 十両の予備軍が幕下である... -
大相撲
現役元大関の成績
現在元大関は高安、朝乃山、御嶽海、正代の4人が現役である。以前、栃ノ心もいたのだから元大関はけっこういたことになる。ここ1年以内で3人の大関が誕生したのだから、新旧交代したともいえる。しかし、元大関にもう一つ活躍が感じられない面があるの... -
大相撲
4大関時代の優勝事情
三月場所、琴ノ若が大関に昇進することで久々に4大関になる。1年前は貴景勝の一人大関だったのだから様変わりである。4大関は令和3年七月場所以来である。白鵬が最後の優勝を全勝で飾った場所である。 そのときの大関は照ノ富士、貴景勝、正代、朝乃山... -
大相撲
2024年2月年寄株事情
年寄株は現在105ある。これは昭和2年の東西合併により東京大相撲85と大阪大相撲17が合わさって現在にいたっている。関取が70人だからそれよりもずっと多いことになる。番付削減を実施した元双葉山の時津風理事長さえ年寄株削減には手がつけられなかった。... -
大相撲
第48回大相撲トーナメント見聞記
48回目の大相撲トーナメント大会が国技館で開催された。いつも通り日曜となった。お客さんはそこそこ入った。ただ国技館に来る時間差はそうとうあった。幕内が始まってだいぶたってきた方がいた。正面マス席の立て通路内の3列はなぜか使用できないように... -
大相撲
昭和・平成7横綱に玉砕した力士3
貴乃花は元大関貴ノ花の息子として入門から注目されてきた。そんなファンの期待に応え、直近5場所中3場所優勝して横綱にまで上り詰めた。22回優勝して一代年寄にまでなった。3代目若乃花は実兄である。 <貴乃花> 貴乃花のはでな完全対戦はそれほどで... -
大相撲
昭和・平成7横綱に玉砕した力士2
素質、素材からやがて貴ノ花と大受、2人の貴受時代が来ると思われた時期があった。また魁傑・貴ノ花・輪島の魁貴輪で賜杯を阿佐ヶ谷で独占するのではと予測されたことがあった。実際輪島に対抗したのはあとから来た怪童北の湖だった。史上最年少で横綱に... -
大相撲
昭和・平成7横綱に玉砕した力士1
照ノ富士は霧島、琴ノ若、豊昇龍に一度も負けていない。琴ノ若は優勝決定戦を含8連敗中である。豊昇龍は不戦敗を含め10連敗中、霧島は11連敗中と2ケタに達した。さて、昭和・平成7横綱の2ケタ勝利無敗はどれくらいあるのか、調べてみた。 双葉山。69連... -
大相撲
2024年2月大相撲ショート
一月場所、琴ノ若は大関を狙う場所とは誰も思っていなかった。ところが、あれよあれよという間に勝ち進んで、大関に駆け上がった。8勝-11勝できた正代は13勝優勝で大関に昇進した。これも琴ノ若のケースに近かった。豪栄道は12勝-8勝で大関とは無縁な... -
大相撲
大関琴ノ若は大関琴櫻を超えられるのか
琴ノ若が大関に昇進した。祖父大関琴櫻と同じ26歳だった。琴ノ若は1場所だけ琴ノ若で今後は琴櫻を名のるという。琴ノ若は祖父の大関時代を超えられるのか。 ●新大関の成績新大関琴櫻は8勝7敗だった。これは新大関としては躓きだった。琴ノ若は最低2ケ... -
大相撲
貴景勝の大関負け越し率
さる一月場所、大関貴景勝は早々と休場した。頸椎症性神経根症で場所前から首の痛みを訴えていたという。ケガはやむをえないが、またも角番となってしまった。 <一月場所貴景勝休場> 貴景勝の法則がある。その一つに1年に1回は休場するである。貴景勝... -
大相撲
栃ノ心引退断髪披露大相撲レポート
天気予報に反し、霧雨のなか栃ノ心引退大相撲が施行された。10時半開場だったが、両国へは9時40分頃着いた。正門は入場を待って並んだ方々で栃ノ心の様子はうかがえなかった。しばらくしてほかの場所から見ると挨拶に立った栃ノ心の姿がうかがえた。 <挨... -
大相撲
連続写真で見る宇良の伝え反り
一月場所千秋楽は優勝争いをしている照ノ富士と琴ノ若に注目が集まっていた。当然といえば当然であった。そんなかで驚きの相撲があった。宇良が竜電に決めた伝え反りであった。 伝え反りとはどんな技か。連続写真で分解してみた。 -
大相撲
記録でみた横綱対関脇の優勝決定戦
さる一月場所の優勝は横綱照ノ富士対関脇琴ノ若の優勝決定戦で行われた。照ノ富士が優勝して幕を閉じた。横綱と関脇二人だけで優勝が争われたケースは14回目であった。優勝決定戦が始まったのは昭和22年年6月からである。約5年半に1回横綱対関脇二人の... -
大相撲
佐渡ヶ嶽部屋代々
佐渡ヶ嶽部屋から大関琴ノ若が誕生した。これで佐渡ヶ嶽部屋はこれまで1横綱6大関を生み出してきたことになる。横綱琴櫻、大関琴ヶ濱・琴風・琴欧洲・琴光喜・琴奨菊・琴ノ若である。ここまでくれば名門である。佐渡ヶ嶽部屋はいつ誕生し、どういう流れ... -
大相撲
新大関琴ノ若論
1月31日、琴ノ若の大関が正式に決定した。協会から元琴欧洲の鳴戸と元大寿山の花籠が使者として立った。伝達式で琴ノ若は「大関の名に恥じぬよう感謝の気持ちをもって相撲道に精進してまいります」と口上を力強く述べた。なお、琴櫻の改名は1場所しっか... -
大相撲
2024年一月場所総評
★優勝争いについて 12日目を終了した時点で横綱・大関3人が2敗、関脇琴ノ若が1敗という近来稀にみる展開だった。しかも4人は13日目以降直接対決するのだから最高潮で最終盤を迎えた。 <優勝照ノ富士> ★優勝した照ノ富士に関して 3場所連続休場後だ... -
大相撲
2024年三月場所私製番付
幕内力士は横綱・大関との対戦圏内とそうでない2部制である。だが、一月場所は複雑な様相を見せている。関脇大栄は横綱照ノ富士との対戦がなぜかなかった。また照ノ富士と同部屋の熱海富士・翠富士は当然対戦しない。金峰山・玉鷲・隆の勝は1番だけ横綱... -
大相撲
■24初千秋楽 照、琴を制して復活優勝
2敗琴ノ若対翔猿琴ノ若は落ち着いて翔猿の動きを封じた。上手を取って首をおさえての上手投げを決めた。琴ノ若の勝因は上手をがっちりつかんで翔猿を動けなくした点である。これで3敗霧島の優勝は完全になくなった。 <琴ノ若落ちついて翔猿を倒す> 2... -
大相撲
■24初14日目2敗で千秋楽にコマを進めた照・琴
この日思いがけないニュースを国技館で聞いた。豊昇龍が休場したというのである。その結果対戦相手の照ノ富士は不戦勝となった。照ノ富士にとっては一呼吸おく1日となった。 <豊昇龍休場で照ノ富士が不戦勝> 2敗同士の霧島対琴ノ若が14日目のメインに... -
大相撲
■24初13日目 2大決戦を斬る
1敗単独トップ琴ノ若はついに横綱戦を迎えた。これまで0勝5敗と1度も勝っていない。四つ身になる可能性は高い。そのとき琴ノ若はどれだけ有利になるかがポイントになる。相手に上手を与えない体勢もその一つである。 相撲は、琴ノ若がもろざし狙いにい... -
大相撲
■24初12日目 4強勝ち抜きリーグ戦に突入
前日瞬間で相撲を終えた阿武咲。この日は1敗琴ノ若と対戦した。今度こそ激しい攻防が期待された。だが、立ち合い一瞬のはたきで決まった。阿武咲の足が流れた。これでは相撲にならなかった。 <一瞬の勝負となった琴ノ若対阿武咲> 2敗豊昇龍は前頭12枚... -
大相撲
■24初11日目 優勝!上位4人の争い
単独1敗の琴ノ若は王鵬と対戦した。だが琴ノ若の対戦相手としては役不足であった。上位との実績が不足である。上位を脅かす要素がさほどない。相撲は、琴ノ若が安心して取って押し出しで決めた。 2敗霧島は大栄翔と激突した。かつて優勝決定戦で優勝を争... -
大相撲
■24初10日目 2024年一月場所の行方
この日優勝に直結する取組が二番あった。まず、1敗同士の琴ノ若と新入幕大の里戦である。大の里は、体があるし、勢いもある。しかし、相撲はこう展開した。琴ノ若がもろざしで一気に寄った。大の里は万事休すだった。琴ノ若に一日の長があった。 <琴ノ若... -
大相撲
■24初9日目 霧島、薄氷の勝利で2敗死守
初日は関取休場ゼロでスタートした。だが8日目までで高安・貴景勝・北青鵬・碧山と休場してきた。高安は再休場である。9日目新たに朝乃山・北勝富士・琴恵光が休場した。合計7人。これだけで取組は3番減少する。 2敗霧島は正代と対戦した。立ち合いあ... -
大相撲
■24初8日目 霧島、翔猿に痛恨の2敗
満員御礼は外国人客に支えられている。ただし、土日は外国人のお客さんが減る傾向がある。今場所8回目の満員御礼のなか、土俵はどう動いたか。 霧島がまさかの2敗になった。翔猿との突き押しの攻め合いから霧島が引いた。翔猿はつけいって押し出した。 ... -
大相撲
■24初7日目 照ノ富士、優勝争いから一歩後退
照ノ富士の対戦相手は正代である。正直豪ノ山・翔猿ほどの期待はもちえなかった。だが、正代は思いもかけない力を発揮することがある。これまで優勝争う力士を倒したことがあった。 <正代もろざし> 正代は調子を上げてきた照ノ富士に対してもろ差しにい... -
大相撲
■24初6日目 上位全勝消え、混戦模様
琴ノ若に土がつき、上位の全勝が消えた。若元春が先に攻め、いなして押し出した。琴ノ若はうまく攻められた。若元春は横綱・大関戦を終え、2勝2敗の結果を残した。難敵であるのは間違いない。 <琴ノ若、若元春に敗れ1敗> 琴ノ若、上位単独トップは簡... -
大相撲
■24初5日目 豪ノ山完勝!豊昇龍完敗の日
先場所豪ノ山戦で立ち渋った豊昇龍。今場所再び豪ノ山と激突した。どんな相撲になるか注目したが、相撲は豪ノ山の目のさめるような速攻。豊昇龍は残す間もなく西土俵を割った。 <豪ノ山速攻で豊昇龍を破る> 先場所、豊昇龍が立ち渋ったことで、かえって... -
大相撲
■24初4日目 翠富士十八番肩透かしで霧島1敗
快調に白星を重ねてきた霧島。対戦相手はまだ初日が出てない小兵翠富士。熱海富士戦、もろざしで快勝した霧島。 だがこの一番は、翠富士がもろざしで霧島を攻めた。これで後手を踏んだ霧島。きめていくが攻めきれない。動きのなかで翠富士が十八番の肩透か... -
大相撲
■24初3日目 逆転相撲の醍醐味
3日目は逆転相撲の醍醐味の日だった。 豊昇龍は宇良と対戦した。宇良は左下手深く、豊昇龍の腰に食らいついた。万事休すか豊昇龍と思った瞬間、はなったすくい投げで宇良がふっとんでしまった。まさに大逆転の相撲だった。逆転の醍醐味であった。 <食ら... -
大相撲
■24初2日目 照ノ富士暗転の1敗
照ノ富士が早くも土がついた。対戦戦相手は若元春である。 <長い攻防となった照ノ富士対若元春> 2022年七月場所、両力士の対戦で相撲史に残るハプニングが起こった。相撲は、若元春が左四つ、照ノ富士に上手を与えない絶好の体勢を築いた。若元春は攻め... -
大相撲
■24初 初日 休場明け照ノ富士パワー勝ち
新しい年を迎えて初の大相撲が始まった。これまでラジオ放送席・向こう正面席は囲まれた箱のような中であった。それが元に戻った。ラジオ放送席は花道の反対側の対角線上に、向こう正面は桝席の一角にあった。舞の海氏の顔が見えた。 <舞の海さん> 久々... -
大相撲
2024年一月場所直前考
一月場所はよくも悪くも霧島に焦点があたる。先場所の優勝により今場所優勝すれば横綱の道が開けるとの見方が支配的である。霧島もチャンスととらえ、意欲を感じさせている。現在27歳だが4月に28歳になる。横綱年齢としてはぎりぎりである。北の富士は、... -
大相撲
横綱三役の対戦成績
近年、小結以上のリーグ戦がくずれている。さる十一月場所では霧島対豊昇龍の大関同士の一番及び若元春対琴ノ若の関脇同士の一番が実現しなかった。こうしたことが常態化した責任は審判部にある。反省がなければ改善はない。 一月場所の横綱三役の対戦成績... -
大相撲
大の里は第2の輪島になれるか
2年連続アマ横綱になった大の里が入幕を果たした。幕下10枚目格でスタートしてわずか4場所の快挙となった。日体大出身である。十両2場所通過は輪島の4場所を超えた。 <大の里> 学生出身の横綱は輪島一人である。輪島が横綱になったのは昭和48年五月... -
大相撲
横綱直前5場所の成績を分析
横綱昇進基準5場所論はNHK解説者だった玉の海梅吉氏が提唱したものである。年6場所制で2場所判断はあまりにも短過ぎる。一時の勢いだけでは判断を誤る。それは3場所も同様である。横綱は常勝が求められ、横綱はけして落ちないう地位である。それだ... -
大相撲
大相撲人気を読み解く
一月場所のチケットが2023年内で完売御礼となった。チケットの売れ行きスピード、残りわずかな席の傾向・移り変わりから完売になるのは時間の問題だった。一月場所は日程の都合で成人の日からはずれている。それでも影響がなかったことになる。 九月場所も... -
大相撲
琴ノ若の強敵
琴ノ若は7場所連続小結・関脇在位中である。三役に定着している。ここ3場所は11勝-9勝-11勝である。2ケタ勝てるようになってきた。大関候補として浮上してきた。琴ノ若の強敵は誰か。琴ノ若はそれを突破できるか。 <琴ノ若> 0(××●×××)5照ノ富... -
大相撲
尊富士の十両挑戦
尊富士が幕下西筆頭の難しい地位で6勝1敗の堂々たる成績で十両入りした。付出を別にすれば序ノ口から負け越しなしで十両入りした。これは大変な偉業である。白鵬、朝青龍、貴乃花も達成できていない。初代若乃花は序ノ口で負け越している。 <尊富士> ... -
大相撲
横綱の好成績率
横綱の責任勝ち星は12勝である。11勝を何場所続けても横綱にはなれない。横綱は12勝以上の成績がどれくらいあげられたのか。優勝した場所はもちろんそうでない場所も含めて調査してみた。 対象は横綱審議委員会以降の横綱、千代の山以降とした。なお、初代... -
大相撲
鶴竜始動!音羽山部屋誕生
鶴竜が引退したのは2021年三月場所中だった。休場が続いていたが、その途中での引退だった。それからは鶴竜親方として協会に残った。横綱は5年間年寄株がなくても親方でいられる特権がある。 鶴竜親方として約2年9カ月、音羽山の株を入手した。それだけ... -
大相撲
霧島に立ちふさがる8人衆
良くも悪くも一月場所に焦点が集まる力士が霧島である。そこで対戦圏内で負け越している対戦相手・五分の相手は誰か。霧島に立ちふさがる8人衆を分析してみた。 <霧島> 0(××●×××)10照ノ富士霧島が一度も勝てない相手が照ノ富士である。四つに組んだ... -
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今年はどうなる 横綱・大関は誕生するか
昨年末、「2場所連続優勝は幻想」を記した。2場所連続優勝イコール力量抜群とはいかない。従って6勝-9勝-13勝優勝の霧島が次の場所で横綱をかける場所には本来なら、ならない。 <十一月場所優勝の霧島> ただ、情勢は霧島に有利に働いている。横綱照... -
大相撲
今年はどうなる 年間最多勝
2023年、霧島が年間最多勝を獲得した。大関直前の3場所が34勝11敗。大関3場所は28勝15敗2休であった。トータル62勝であった。 <年間最多勝の表彰を受ける霧島> これは2022年の若隆景の58勝よりは上である。しかし、年間最多勝としては低レベルである... -
大相撲
今年はどうなる 大関同士の優勝争いはあるか
昨年は新大関が2人誕生した。横綱照ノ富士の休場は続いている。それでいて大関同士が優勝を争う場面はなかった。それどころか霧島も豊昇龍も大関になって弱くなったと思えたほどだった。霧島は大関負け越し、9勝6敗のあと優勝して1場所だけ面目を保っ...