大相撲

栃ノ心引退断髪披露大相撲レポート

2024年2月4日

天気予報に反し、霧雨のなか栃ノ心引退大相撲が施
行された。10時半開場だったが、両国へは9時40分
頃着いた。正門は入場を待って並んだ方々で栃ノ心
の様子はうかがえなかった。しばらくしてほかの場
所から見ると挨拶に立った栃ノ心の姿がうかがえた。

<挨拶に立つ栃ノ心>

10時半開場。エントレスには出羽一門の力士が立っ
ていた。交代制であった。獅司を近くで見られた。
早く並んだメリットである。

プログラムは特に目につくものはなかった。司会は
元NHKアナの緒方氏であった。断髪式は300人近
い方がハサミを入れるという。

一般に混じって朝青龍・臥牙丸がはさみをいれた。
幡竜山など一門のOBも断髪した。弟・父・義父な
ども参加した。ジョージアの先輩力士だった黒海の
姿があった。マス席にはジョージアの方々の姿がけ
っこう目についた。国旗を身にまとっていた。

<黒海が断髪式に参加>

栃ノ心は方向を変えることなく終始正面だった。ま
た女性の参加はなかった。

協会関係者は次の方々がはさみをいれた。
元両国の境川
元小城ノ花の出羽海
元武双山の藤島
照ノ富士
元白鵬の宮城野
元千代の国の佐ノ山
竜電
錦木
玉鷲
御嶽海
栃武蔵

<師匠と礼をする栃ノ心>

そして最後に師匠元栃乃和歌の春日野が止めばさみ
をいれた。二人は四方に礼をして断髪式は終了した。
夫人から花束が贈呈された。栃ノ心の挨拶が始まっ
た。日本とのかかわりあい、相撲人生、感謝が日本
語とジュージア語で語られた。今後は日本でジョー
ジアのワインの輸入に携わるという。栃ノ心に幸あ
れと思わずにはいられなかった。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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