初日は関取休場ゼロでスタートした。だが8日目ま
でで高安・貴景勝・北青鵬・碧山と休場してきた。
高安は再休場である。9日目新たに朝乃山・北勝富
士・琴恵光が休場した。合計7人。これだけで取組
は3番減少する。
2敗霧島は正代と対戦した。立ち合いあたって攻め
合い。霧島が前にでるとき体が割れ、正代が出るの
と霧島が飛び出すのが微妙になった。行司のうちわ
は正代だが、物言いがついた。協議の結果、霧島の
勝ちになった。決まり手は押し出しであった。
霧島は薄氷を踏む勝利になった。霧島は横綱相撲で
はない。盤石の強さの域まで到達していない。まず、
強靭な強さを身につけることである。横綱はそれか
らの話である。
照ノ富士は上位に同部屋の熱海富士・翠富士がいる
ため錦木戦が組まれた。錦木は油断ならない相手で
ある。照ノ富士は錦木の両腕を万力で極めにかかっ
た。一度体が離れたが、右四つ万全の態勢でねばる
錦木を寄り切った。
1敗大の里は明生と対戦した。明生の動きについて
いき寄り切った。今の大の里は勢いにのっている。
動きもいい。10日目、琴ノ若戦が楽しみである。
9日目を終えて1敗琴ノ若・阿武咲・大の里となっ
た。これを2敗の照ノ富士・霧島・豊昇龍が追う展
開になった。