大相撲

■24初8日目 霧島、翔猿に痛恨の2敗

満員御礼は外国人客に支えられている。ただし、土
日は外国人のお客さんが減る傾向がある。今場所8
回目の満員御礼のなか、土俵はどう動いたか。

霧島がまさかの2敗になった。翔猿との突き押しの
攻め合いから霧島が引いた。翔猿はつけいって押し
出した。

<霧島、翔猿に敗れ2敗>

霧島の根負けである。2敗の意味は重くのしかかる。
もう負けられない瀬戸際まで追い込まれた。先場所
は4勝2敗から9連勝した。だが、今場所は霧島を
見る周囲の目は違う。

竜電は照ノ富士を脅かす要素が少ない。だが、相撲
は思いもよらない展開となった。竜電左前まわしを
取って食い下がる体勢をつくった。

<照ノ富士に食い下がる竜電>

照ノ富士の右と竜電の左の攻め合い。照ノ富士左を
深く差し、竜電の体が起きた。そのまま寄ようやく
寄り切った。照ノ富士の辛抱勝ちであった。

<照ノ富士、竜電に辛抱勝ち>

全勝朝乃山はいい攻めをみせたが、玉鷲に逆転をく
って1敗になった。幕内下位では阿武咲・大の里が
1敗である。上位の1敗は琴ノ若だけになった。9
日目は朝乃山と阿武咲が対戦する。優勝争いはいよ
いよ後半にはいっていく。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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