大相撲

■24初7日目 照ノ富士、優勝争いから一歩後退

照ノ富士の対戦相手は正代である。正直豪ノ山・翔
猿ほどの期待はもちえなかった。だが、正代は思い
もかけない力を発揮することがある。これまで優勝
争う力士を倒したことがあった。

<正代もろざし>

正代は調子を上げてきた照ノ富士に対してもろ差し
にいった。一呼吸入れることなく攻めて寄り倒した。
これが大きかった。照ノ富士に落ち着く間を与えな
かった。

<正代一気に寄り倒し>

照ノ富士は2敗に後退した。優勝レベルが13勝なら
もう負けられない。12勝ならまだチャンスは残され
ている。これからは照ノ富士の真価が問われる。

前日1敗した琴ノ若は貴景勝休場で繰り上がった竜
電と対戦した。まったく竜電を寄せつけず、寄り切
った。同じく1敗の霧島は北勝富士とぶつかった。
激しい攻め合いが続き、左四つになった。こうなる
と霧島が圧倒して最後寄り切った。

幕内中位では朝乃山が全勝で突っ走っている。朝乃
山が優勝するためには1横綱2大関、琴ノ若戦は不
可欠である。取組編成で後手になって実現しないな
んてことがあってはならない。また3番しかない横
綱・大関リーグ戦をくずすことなく実現していただ
きたい。

<朝乃山>

幕内下位で1敗大の里が不浮上するかどうかは、周
りの力士次第である。混迷の時代、優勝争いはこれ
からが本番である。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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