大相撲

■24初6日目 上位全勝消え、混戦模様

2024年1月19日

琴ノ若に土がつき、上位の全勝が消えた。若元春が
先に攻め、いなして押し出した。琴ノ若はうまく攻
められた。若元春は横綱・大関戦を終え、2勝2敗
の結果を残した。難敵であるのは間違いない。

<琴ノ若、若元春に敗れ1敗>

琴ノ若、上位単独トップは簡単な道のりではなかっ
た。現在は混迷の時代である。優勝のチャンスは誰
にでもある。ここから立立て直せるか否かで琴ノ若
のこれからが決まる。

6日目、一番面白かった相撲は結びの一番照ノ富士
対翔猿である。翔猿の動きか照ノ富士の万力か。翔
猿あたっていなし、足技まで繰り出す。激しい動き
の中、照ノ富士残して出て小手投げ。そのまま正面
土俵に押し出した。見ごたえ十分の一番であった。

<翔猿を退けた照ノ富士>

豊昇龍は阿炎のもろ手突きからの引き落としにあっ
さり手をついた。もろいといえばもろい。もろすぎ
る。豊昇龍は自分が一番力の出せる相撲を見出だす
ことである。今のままではこの先に展望が開けない。

<豊昇龍、阿炎に敗れ連敗>

霧島は先場所負けている豪ノ山相手に立ち合いすぐ
に右上手を取った。これで勝負あった。ただ、ここ
までの相撲は盤石の域まではいっていない。横綱相
撲のレベルともいえない。といっても今はひたすら
ベストを尽くすほかない。

上位の全勝は消えた。まさに混迷の時代である。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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