大相撲

■24初千秋楽 照、琴を制して復活優勝

2敗琴ノ若対翔猿
琴ノ若は落ち着いて翔猿の動きを封じた。上手を取
って首をおさえての上手投げを決めた。琴ノ若の勝
因は上手をがっちりつかんで翔猿を動けなくした点
である。これで3敗霧島の優勝は完全になくなった。

<琴ノ若落ちついて翔猿を倒す>

2敗照ノ富士対霧島
霧島は照ノ富士に勝ったことは1度もない。照ノ富
士の10勝である。相撲は照ノ富士のパワーとスピー
ドがさく裂。左上手右かいなをかえして一気に霧島
を土俵外にもっていった。照ノ富士の驚異の強さが
光った一番だった。

<照ノ富士強し!霧島ふっとぶ>

この結果筆者の前日の予想通り、照ノ富士と琴ノ若
の優勝決定戦となった。優勝決定戦はどうなるか。
照ノ富士が1日2番取るのはひざへの負担が大きい
という見方がある。反面、前日は不戦勝で相撲を取
っておらず、一呼吸つけたという見方もある。筆者
はやり横綱のメンツと実力がモノをいう気がした。

優勝決定戦
2敗で再び激突した照ノ富士対琴ノ若はこう展開し
た。琴ノ若もろざし。しかし、照ノ富士小手投げか
ら右ざし。前に攻める。左もさして正面土俵怒涛の
寄りで寄り倒した。照ノ富士の復活優勝は通算9回
目の優勝となった。

<照ノ富士、再び琴ノ若を制す>

一月場所、栄光に輝いたのは照ノ富士であった。連
敗があるようなら途中休場を心配させるほど不安要
素はあった。それを跳ね返して予想以上の奮闘。琴
ノ若も予想以上に健闘した。混迷の時代は最大の実
力者優勝をもたらした。

一月場所は話題豊富な中終わりを迎えた。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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