大相撲

■24初14日目2敗で千秋楽にコマを進めた照・琴

この日思いがけないニュースを国技館で聞いた。豊
昇龍が休場したというのである。その結果対戦相手
の照ノ富士は不戦勝となった。照ノ富士にとっては
一呼吸おく1日となった。

<豊昇龍休場で照ノ富士が不戦勝>

2敗同士の霧島対琴ノ若が14日目のメインになった。
霧島が敗れれば横綱はない。琴ノ若敗れれば大関昇
進は微妙になる。サバイバルマッチ勝つのはどちら
か。

2度呼吸が合わず3度目に立った。互いによく見て
の牽制的突き合い。霧島いなされ、そこを琴ノ若が
寄り切った。

<霧島の体勢をくずした琴ノ若>

霧島に前日のような勝利への執念がみられなかった。
熱戦にはほど遠かった。霧島のもろさが気になった。

<霧島を寄り切った琴ノ若>

これで照ノ富士と琴ノ若が2敗で並んだ。琴ノ若の
千秋楽の対戦相手は翔猿になった。マス席の相撲仲
間では朝乃山が有力だった。琴ノ若の勢いでは翔猿
に勝つ可能性が高そうである。

照ノ富士は霧島と対戦する。霧島はこれまで照ノ富
士に勝ったことは1度もない。横綱の可能性が薄く
なった霧島は気力充実といきにくい。

照ノ富士と琴ノ若が優勝決定戦で激突する可能性が
高い。千秋楽栄光を手にする者は誰になるか。その
答はまもなくでる。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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