大相撲

2024年2月大相撲ショート

一月場所、琴ノ若は大関を狙う場所とは誰も思って
いなかった。ところが、あれよあれよという間に勝
ち進んで、大関に駆け上がった。8勝-11勝できた
正代は13勝優勝で大関に昇進した。これも琴ノ若の
ケースに近かった。豪栄道は12勝-8勝で大関とは
無縁な成績だった。ところが翌場所12勝で大関に昇
進してしまった。

<豪栄道>

さる一月場所、照ノ富士は通算9回目の優勝を達成
した。次の目標は10回の優勝だという。ところが10
回以上の優勝はわずか13人しかいない。ほとんど大
横綱である。なお、優勝制度は大正15年に公式に始
まった。従って常ノ花はこの中にはいらない。

双葉山 12回
栃錦  10回
若乃花 10回
大鵬  32回
北の富士10回
輪島  14回
北の湖 24回
千代の富士31回
曙   11回
貴乃花 22回
武蔵丸 12回
朝青龍 25回
白鵬  45回

<照ノ富士9回めの優勝>

栃ノ心の引退断髪式が今週の日曜に施行された。栃
ノ心のすごさをあげるとしたら2つある。まず、幕
下以下、十両で負け越しなしで入幕したことである。
学生出身でもないのに快挙である。

もう一つはケガで幕下に番付を落としたときである。
そこから幕下十両で4場所連続優勝したことである。
元小結とはいえ十両で15戦全勝優勝している。まさ
にミラクル、こんな例はほかにない。

<栃ノ心>

一月場所から木村庄之助が登場した。先代の木村庄
之助は2015年三月場所までだった。約8年10カ月の
空白を経ての登場だった。ただし、今度の庄之助は
9月で定年である。花道論の庄之助誕生だった。

<一月場所のポスターに掲載された庄之助と次郎>

なお、一月場所より次郎が立て呼び出しになった。
これ約4年ぶりである。拓郎以来になる。次郎は呼
び上げるより、土俵づくりがうまいとのことである。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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