大相撲

■24初 初日 休場明け照ノ富士パワー勝ち

新しい年を迎えて初の大相撲が始まった。これまで
ラジオ放送席・向こう正面席は囲まれた箱のような
中であった。それが元に戻った。ラジオ放送席は花
道の反対側の対角線上に、向こう正面は桝席の一角
にあった。舞の海氏の顔が見えた。

<舞の海さん>

久々に関取休場者はゼロ。休場していた伯桜鵬は2
場所全休後幕下で矢後相手に1勝をあげた。初の幕
下で優勝した聖富士は敗れた。序ノ口から負け越し
なし、2023年36勝6敗の新十両尊富士は1勝をあげ
た。

照ノ富士は七月場所3日目以来の久々の出場となっ
た。休場あけだけに不安はどうしてもつきまとう。
稽古十分でないと自信につながらない。

初日の対戦相手は新小結の宇良である。食い下がっ
て長い相撲になると苦戦する。そんなイメージが頭
をよぎった。

<照ノ富士対宇良>

実際の相撲は予想を超えた。照ノ富士は宇良のかい
なを怪力でかかえしめあげた。体は離れたが宇良は
力がぬけた状態。そこを照ノ富士が押し出した。初
日はのりこえたもののまだ先は長い。

霧島は動きのいい相撲で若元春を引き落とした。堅
くなっても不思議ではない。初日は場所慣れしてい
ないなかで予想以上の相撲が取れた。あるいは先場
所の優勝が自信につながったともいえる。

<引き落としで若元春を破った霧島>

横綱・大関は全員勝ち、いいスタートを切った初日
であった。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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