大相撲

■24初2日目 照ノ富士暗転の1敗

照ノ富士が早くも土がついた。対戦戦相手は若元春
である。

<長い攻防となった照ノ富士対若元春>

2022年七月場所、両力士の対戦で相撲史に残るハプ
ニングが起こった。相撲は、若元春が左四つ、照ノ
富士に上手を与えない絶好の体勢を築いた。若元春
は攻め込むが、照ノ富士がしのぐ。こうした攻防で
長い相撲になった。

激しい展開で、若元春のまわしの結び目がほどけた。
ここで伊之助はまわし待ったをした。照ノ富士は力
を抜いた。そこを若元春が東土俵に寄り切った。物
言いがついて長い協議になった。その結果まわし待
ったの状態から再開となった。

2日目の相撲は若元春が食い下がり、照ノ富士が防
戦の展開となった。若元春が寄るが、照ノ富士こら
えて長い相撲になった。しかし、若元春は以前の若
元春ではなかった。照ノ富士の上体をおこして最後
は赤房下土俵で寄り切った。

<若元春、照ノ富士から勝利>

早々と1敗となった照ノ富士は大丈夫なのか。今の
照ノ富士に必要なものは白星である。それが1勝1
敗では不安であり、展開によっては追いつめられる。
そのときはまたしても休場するのか、引退の道もあ
るのか。

3日目は阿炎戦である。この一番が明暗をわける分
岐点になりそうである。

<霧島、高安に快勝>

霧島は先場所負けている高安と対戦した。相撲は、
霧島の果敢な攻めで一方的な相撲で押し出した。霧
島は堅さを少しも見せず、自分の力を思い切りよく
発揮している。

3大関はそろって連勝スタートとなった。

 

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denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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