大相撲

今年はどうなる 大関同士の優勝争いはあるか

昨年は新大関が2人誕生した。横綱照ノ富士の休場
は続いている。それでいて大関同士が優勝を争う場
面はなかった。それどころか霧島も豊昇龍も大関に
なって弱くなったと思えたほどだった。霧島は大関
負け越し、9勝6敗のあと優勝して1場所だけ面目
を保った。

<霧島>

大関同士の優勝争いは2021年五月場所までさかのぼ
る。照ノ富士と貴景勝が優勝決定戦で争ったのが最
後である。当時は4大関であった。この時横綱白鵬
は全休であった。

照ノ富士は休場が多く、今度出場するときは進退を
かける場所になる。そうなると協会の看板である大
関が横綱以上の存在価値を発揮しなければならない。
さらにいえば大関は特別待遇を受けているのだから
その責任は重い。

<豊昇龍>

それでいて2場所連続負け越ししない限り下には落
ちない。これは関脇以下より甘い。この規定が大関
を弱くしている。規定に甘えるうちは8勝しての休
場や1ケタ勝利が多くになる。

貴景勝と霧島は13勝が最高で14勝が壁となっている。
貴景勝は年に1回は休場する法則がある。豊昇龍は
自信のある相撲が取れていない。

<貴景勝>

大関同士の優勝争いは実現するのか。大関の真価が
問われる。

 

当サイトはブログランキングに参加しています、どうか応援をお願いいたします!

【ブログランキング】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック


【日本ブログ村】で、土俵の目撃者を応援して頂けるかたは↓をクリック
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
にほんブログ村
  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

-大相撲

Copyright© 土俵の目撃者(毎日更新) , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.