大相撲

■24初11日目 優勝!上位4人の争い

2024年1月24日

単独1敗の琴ノ若は王鵬と対戦した。だが琴ノ若の
対戦相手としては役不足であった。上位との実績が
不足である。上位を脅かす要素がさほどない。相撲
は、琴ノ若が安心して取って押し出しで決めた。

2敗霧島は大栄翔と激突した。かつて優勝決定戦で
優勝を争った両者である。霧島は大栄翔の突き押し
にまっこうから反撃し、最後は突き出した。11日目
の霧島は強さを発揮した。相手得意の突き押しで退
けた。

<霧島、強さをみせた大栄翔戦>

2敗同士の対戦豊昇龍と大の里が対戦した。新入幕
の大関挑戦である。立ち合い両者ぶつかって左四つ。
大の里出るも豊昇龍の下手投げ一閃で勝負が決まっ
た。

<豊昇龍、大の里を下手投げ>

同じく2敗同士の照ノ富士と阿武咲が組まれた。こ
の一番は激しい動きのなかの攻め合いになると見立
てた。だが、実際の相撲は意外な結果となった。立
ち合い照ノ富士がたぐって上手をとって寄り切った。
一瞬の勝負だった。

<照ノ富士、阿武咲に万全の勝利>

この結果1敗琴ノ若、2敗照ノ富士・霧島・豊昇龍
となった。優勝はこの4人から出そうな流れになっ
てきた。4人の直接対決で決まりそうである。霧島・
豊昇龍・琴ノ若は照ノ富士に1度も勝てないでいる。
このあたりがポイントになるかもしれない。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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