大相撲

尊富士の十両挑戦

尊富士が幕下西筆頭の難しい地位で6勝1敗の堂々
たる成績で十両入りした。付出を別にすれば序ノ口
から負け越しなしで十両入りした。これは大変な偉
業である。白鵬、朝青龍、貴乃花も達成できていな
い。初代若乃花は序ノ口で負け越している。

<尊富士>

現役では下記の力士が序ノ口から負け越しなしで十
両入りを達成している。
尊富士 7場所
熱海富士 7場所 十両負け越し
北青鵬 7場所 十両負け越し
宇良 6場所 十両負け越し
北勝富士 7場所 十両2場所
正代 8場所 十両2場所

5人中3人が十両で負け越しを経験している。尊富
士は果たして十両を勝ち越しで突破できるか。さる
十一月場所、尊富士は十両力士千代栄、日翔志に勝
っている。千代栄は十両尻で負け越しながら現状維
持となった。日翔志は大敗して幕下落ちとなった。
だからあまり参考にはならない。

<2023年11月 欧勝海戦>

正代は新十両の場所11勝4敗の好成績をあげている。
北勝富士も10勝5敗と2ケタ勝利している。尊富士
も続きたいところだが、どうころぶかは何ともいえ
ない。十両には元幕内が14人いる。約半分である。
彼らは作戦的な相撲を取ってくるかもしれない。

尊富士は相撲少年であり、高校は鳥取城北高校、大
学は日本大学に進学した。143キロで突き押しを得
意とする24歳である。これまでと違い十両では15日
間の戦いになる。一月場所、尊富士の相撲が熱く注
目される。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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