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観戦と楽しみ方
大相撲トーナメント観戦記
大相撲トーナメント大会が復活した。2020年以来である。昨年はコロナ部屋ごと休場騒ぎで中止せざるをえなかった。マス席は2人マスだった。2階席は50%台の入りに見えた。白鵬引退大相撲の後だけに影響が出ても不思議ではない。 <トーナメントの案内> ... -
観戦と楽しみ方
福祉大相撲とは|贈呈式・歌比べと撮影禁止、2023年の2つの変化と2025年のプログラム
福祉大相撲のメインは、福祉施設の代表への贈呈式である。贈呈式には協会から広報部長と力士会会長が参列し、ほかに歌比べもある。2023年は、その贈呈式がプログラムから消え、撮影がそれまでの歌比べだけから全面禁止に変わった。 ※相撲記者・田口 通廣が... -
コラム・論考
現役力士の優勝者からの勝利数
一月場所、阿武咲は一時トップに立ちながら最後連敗して優勝を逃した。その反面、実は阿武咲は現役力士では優勝にかかわる記録の持ち主である。それは優勝力士からの勝利数である。詳細にみていこう。 <阿武咲> 阿武咲が優勝力士に初めて勝利したのは平... -
力士・人物
モンゴル3横綱を比較
モンゴル出身の横綱は5人いる。朝青龍と白鵬は横綱中の大横綱である。比較したいのは日馬富士、鶴竜、照ノ富士である。この3横綱は横綱になった年齢が近い。日馬富士と鶴竜は28歳、照ノ富士は29歳であった。3横綱の年齢別実績を比較してみた。照ノ富士... -
コラム・論考
止まらない12勝優勝
一月場所は大関が優勝したが、成績は12勝3敗だった。この1年(2022年三月場所から2023年一月場所まで)6場所中5場所が12勝3敗優勝だった。若隆景が12勝優勝したのは昨年の三月場所だった。その後12勝優勝が目立っている。 <若隆景> 大正15年優勝制... -
力士・人物
照ノ富士 出場は大勝負のとき
1月30日、照ノ富士が奉納土俵入りをおこなった。非公開のようだった。すでに引退大相撲では横綱の土俵入りをしている。ただし、取組は休場した。三月場所の出場は明言しなかった、という。 <照ノ富士の土俵入り 白鵬引退大相撲にて> 照ノ富士がフル出... -
力士・人物
大関誕生様々
現代は一人大関である。しかし、御嶽海が大関になってから1年しかたっていない。大関の弱体化が一人大関を生んだ。今こそ大関が求められる時代はない。しかし、若隆景、豊昇龍、霧馬山、琴ノ若は決め手に欠けている。 <貴景勝> 大関は2場所連続負け越... -
力士・人物
豊響引退大相撲レポート
豊響山口県出身 境川(元両国)部屋 最高位前頭2枚目 幕内52場所敢闘賞3回 白鵬から金星1 その豊響が引退したのは2021年七月場所前であった。最後は幕下19場所を務めた。36歳であった。その豊響の引退大相撲がコロナの影響でのびのびになっていた... -
力士・人物
白鵬引退大相撲レポート
白鵬の引退大相撲は様変わりなカタチでスタートした。入場者は正門ではなく、南門からの入場だった。ここではチケットをみせる必要がなく、1階席と2階席で入り口が分かれていた。1階は1階で、2階は2階でもぎりがおこなわれた。2階から1階へはいけ... -
記録と統計
貴景勝をめぐるある記録
一月場所3回目の優勝を成し遂げた貴景勝。3場所連続平幕優勝でストップし、大関がようやく優勝した。大関といっても御嶽海去り、正代が大関の座を明け渡し、今は貴景勝一人である。孤軍奮闘のなかでの優勝だった。 <孤軍奮闘のなか優勝した貴景勝> 貴... -
記録と統計
横綱昇進の条件とは|横審の内規と綱取り、歴代32人の昇進前5場所の成績
横綱昇進の条件は、横綱審議委員会の内規が定める「大関で2場所連続優勝」が原則で、それに準ずる成績なら出席委員の3分の2以上の決議で推薦できる。大関がこの昇進をねらうことを綱取りと呼ぶ。千代の山から稀勢の里までの32人を昇進直前5場所の成績で並... -
力士・人物
写真で見る落合7番勝負
幕下15枚目格7戦全勝の落合の十両昇進が決定した。2000年、現行規定になってから1場所での昇進は初めてである。鳥取城北高校で高校横綱を2度獲得している。卒業後は社会人として実業団選手権を制している。宮城野(元白鵬)部屋所属 19歳 落合の一月場... -
力士・人物
貴景勝優勝あとの成績
一月場所、一人大関貴景勝は苦難のなか3回目の優勝を達成した。優勝は2年間空いてのことだから久々のことになった。昨年(2022年)は6場所優勝者が異なった。そこに大関の優勝はなかった。それだけに今度の優勝で責任が果たせて安堵したことだろう。 <... -
場所の総括と番付
大相撲 2023年初場所(令和5年一月場所)の結果|優勝は貴景勝、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和5年一月場所(2023年初場所)の幕内優勝は大関 貴景勝、成績は12勝3敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の小結 霧馬山・前頭十三枚目 琴勝峰。 三賞は敢闘賞が琴勝峰(前頭十三枚目・11勝4敗)、技能... -
場所の総括と番付
2023年一月場所総評&私製番付
★一月場所の優勝争いについて 千秋楽相星決戦となったが、貴景勝と琴勝峰では対戦相手に差があり過ぎた。琴勝峰は上位3番、そのうち三役はたった一番。琴勝峰が優勝なら権威なき優勝だった。途中優勝のトップに立った阿武咲にしても上位4番であった。 そ... -
本場所レポート
■23初 千秋楽 意外なカタチで貴景勝が優勝
前日見どころとしてあげた朝乃山は北青鵬に勝って14勝1敗とし、幕内復帰を決定づけた。十両と幕下の入れ替え戦は下記になった。●十両10照強5勝9敗-幕下1玉正鳳3勝3敗○〇十両12貴健斗6勝8敗-幕下5塚原5勝1敗●玉正鳳の十両昇進は濃厚である. 千... -
本場所レポート
■23初 14日目 思いがけない方向にいった優勝争い
優勝の行方はますます混迷を深めてきた。 今場所初の三役戦となった3敗阿武咲。9勝4敗小結霧馬山と対戦した。貴景勝を別にすると三役で最も成績がいい。勝負はあたって霧馬山が左から突き落とした。一瞬の勝負だった。 <阿武咲、霧馬山に敗れ4敗> 阿... -
力士・人物
23初 13日目 貴景勝対阿武咲!決戦を斬る
2敗トップの阿武咲を3敗の大関貴景勝が追うという、何とも奇妙な図式になった。そのからくりは阿武咲が前頭5枚以下との対戦が11番あるということだ。貴景勝の2関脇(若隆景・豊昇龍)4小結(霧馬山・琴ノ若・明生・若元春)ほか大栄翔・玉鷲・阿炎・... -
本場所レポート
■23初 12日目 貴景勝の破綻は権威なき平幕優勝へ繋がる?
貴景勝は自分の押し相撲が取れず、霧馬山に左を差され、すくい投げで土俵にはった。霧馬山を押せなかった。連敗である。一時は1敗で単独トップに立ったが、ここにきて急速に調子を落とした。 <貴景勝、霧馬山に敗れ3敗> ただ、突然調子を落としたわけ... -
本場所レポート
■23初 11日目 幕内は上位クラスとそれ以下は所詮別もの
1敗貴景勝は琴ノ若と対戦した。分のいい相手である。押し勝ったのは琴ノ若。押し戻す貴景勝。探り合いから琴ノ若が思い切って出て土俵下に豪快に押し倒した。「押せなくなったときの貴景勝は危ない」という貴景勝の法則の典型的な一番となった。 <貴景勝... -
本場所レポート
■23初 10日目 急速に冷え込んだ優勝争い
豊昇龍が休場した。4敗目で優勝戦線から脱落である。ただし、11日目は出場してくる。千秋楽の不戦敗は別にすると、不戦敗のあとの出場はこれまで大内山そして琴勇輝が2度やっている。この記録に豊昇龍が加わることになった。 <豊昇龍> 1敗貴景勝は明... -
本場所レポート
■23初 9日目 波乱ではなく上位は紙一重の実力差
優勝を争うと見られた2敗豊昇龍と同じく2敗の大栄翔がそろって敗れた。 2敗豊昇龍は若元春と対戦した。立ち合いから激しく攻め合い。若元春は左を差して出るところを豊昇龍が強引な小手投げにいってつぶされた。明らかに豊昇龍が先に落ちた。 <豊昇龍... -
本場所レポート
■23初 8日目 場所の行方
8日目を迎えれば優勝のカタチが見えてくるとこれまで書いてきた。 1敗貴景勝は錦富士と対戦した。貴景勝は押すしかないが、思いがけず錦富士が突き離しで対抗。両者激しい応酬。そのなかから錦富士がまさり出るが、貴景勝まわり込んで対抗。最後正面土俵... -
本場所レポート
■23初 7日目 満員御礼の中の激闘と大熱戦
落合が幕下で勝ち越しを決め、十両で朝乃山が7連勝した7日目。今場所4度目の満員御礼となった。人が多いと感じたのは抽選会場に長い列ができていたことからもわかった。 1敗大栄翔は2勝4敗の佐田の海と対戦した。翔猿とは同部屋のため対戦がなく、繰... -
本場所レポート
■23初 6日目 苦手相手に明暗を分けた貴景勝・豊昇龍
幕下15枚目格付出で注目の落合が老練明瀬山と対戦した。四つに組んでどうなるかと思った瞬間、落合のあざやかな内掛けが決まった。すかっとする切れ味だった。落合の強さをみせつけられた。これで3勝である。 平日前半の6日目、思いもよらず満員御礼とな... -
本場所レポート
■23初 5日目 豊昇龍、大栄翔の突きに苦杯
押し相撲は怖い。4勝豊昇龍対1敗大栄翔は、豊昇龍が立ち合い勝って踏み込んだ。だが、大栄翔の逆襲の強烈な突き押しで一気に白房下土俵に豊昇龍を突き倒した。豊昇龍は立ち合い二の矢がなかった。逆に大栄翔は立ち合い負けしたが、体勢はくずれず、すぐ... -
本場所レポート
■23初 4日目 豊昇龍、快調玉鷲を撃破
朝乃山が對馬洋を寄り切って4連勝と快調である。四つ相撲ではまず、朝乃山のモノである。ここまで貴健斗、千代栄、白鷹山と番付の近い力士が対戦相手である。5日目も魁勝である。朝乃山に全勝優勝を期待する方がいるが、先はまだ長い。なお、全勝優勝は... -
本場所レポート
■23初 3日目うっすらと明暗が見えかかった土俵
初日、2日目祝日と満員御礼が出たが、さすが3日目はそうはいかなかった。体温測定もカメラを見る方式が復活した。ガラポンのはずれは大相撲カレンダーだが、初日・2日目はミニサイズ。だが3日目は大型版一枚刷りカレンダーに変わった。konisikiの国技... -
本場所レポート
■23初 2日目 貴景勝の横綱は最初からない
貴景勝が今場所の成績しだいで横綱の可能性があるという声に驚かされた。横綱は品格・力量抜群の推薦基準第1項がある。貴景勝のどこにこれが当てはまるのか。かすりもしない。横綱の重みを数字あわせに終始するのは御免こうむる。 <貴景勝、翔猿に不覚>... -
本場所レポート
■23初 初日 注目の三番勝負を分析
新しい年に初の本場所を迎え、大相撲が帰ってきた。木戸に親方が立った。コロナ禍のなか、これまでは協会が委託した外部の方であった。体温測定もカメラを見つめる方法からおでこにあてる簡易測定に変わった。館内放送では特に飲食に関する内容はなかった... -
場所の総括と番付
2023年一月場所直前考
一月場所は場所としては最も早い8日に始まる。正月が入り、落ち着く間もなく場所に突入することになる。もっとも元出羽ノ花の武蔵川理事長はよく松の内興行をやったものである。 活気があり、盛り上がっているかとなると話は別である。照ノ富士は休場であ... -
記録と統計
関脇連続在位記録 下
引き続き関脇の連続在位記録をみていこう。 若ノ花・長谷川の8連続関脇在位記録を破った力士が出た。逆鉾である。ご存じ井筒3兄弟の次男坊である。昭和62年十一月場所から平成元年三月場所までの9場所連続関脇在位である。殊勲3回、技能1回受賞してい... -
記録と統計
関脇連続在位記録 上
目立たない記録であるが、若隆景がきたる一月場所で6場所連続関脇在位となった。1年間関脇を維持するのは大変な偉業である。しかも今は1横綱1大関で手薄なため、この記録は伸びる可能性を秘めている。 <若隆景> 大関に昇進したら自動的に消滅するが... -
力士・人物
違和感ある一月場所番付の関脇の位置
一月場所番付は東関脇若隆景、西関脇豊昇龍となった。前場所の成績は以下であった。東関脇 若隆景8勝7敗西関脇 豊昇龍11勝4敗豊昇龍のほうが成績がいい。それにも関わらず若隆景が上位に位置した。 <若隆景> 横綱・大関だって成績順で順位が決まる... -
角界ニュース・論
2023年はどうなる 大相撲人気
サッカーのワールドカップは日本中を熱狂させた。しかるに大相撲人気はコロナの影響があってなかなか戻ってこない。コロナのニュースは以前ほどではないが、感染者はこの冬増加している。 昨年の七月場所は部屋ごと休場が多発して休場力士だらけになった。... -
記録と統計
2023年はどうなる 年間最多勝のレベルは上がるのか
2022年の年間最多勝は、若隆景が57勝で獲得した。といっても1場所平均9.5勝と数字的には低レベルであった。それでも若隆景に責任はない。若隆景は関脇である。 <若隆景> 横綱・大関が休場がちと弱体化による結果である。要するに横綱は満足に出場できず... -
角界ニュース・論
2023年はどうなる 優勝
昨年(2022年)は6場所優勝者が違った。この記録は継続中である。なおかつ3場所連続平幕優勝中である。昭和47年は6場所で記録はストップした。平成3年は前後1場所を加え、8場所優勝者が異なった。 <十一月場所優勝の阿炎> 昭和47年後は琴櫻が横綱... -
コラム・論考
2022年入門者数と引退力士数
▶ 2026年に引退した力士は、協会の発表をもとに「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(場所ごとに追記)。 ▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集... -
場所の総括と番付
大相撲 2022年九州場所(令和4年十一月場所)の結果|優勝は阿炎、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和4年十一月場所(2022年九州場所)の幕内優勝は前頭九枚目 阿炎、成績は12勝3敗。貴景勝・高安・阿炎の3人が12勝3敗で並び、優勝決定戦を制した(決定戦の取組は下の優勝・三賞の節)。 三賞は殊勲賞が高安(前頭筆頭・12勝3敗)、敢闘賞が阿炎(前頭九... -
記録と統計
双葉山の対戦成績 第4回|笠置山・出羽湊・両國ら横綱時代の好敵手
双葉山は横綱時代の好敵手のうち、笠置山に17勝0敗、出羽湊に15勝0敗、相模川に10勝、綾昇に11勝3敗、両國(瓊ノ浦)に9勝2敗だった。69連勝は瓊ノ浦戦から始まり、笠置山と出羽湊は一度も双葉山に土をつけられなかった。 ※双葉山の対戦成績シリーズ第4回... -
力士・人物
若隆景(本名 大波渥)の兄弟は若元春・若隆元|大波三兄弟の年齢と歩み
若隆景(わかたかかげ・荒汐部屋)は大波三兄弟の三男で、兄は次男の若元春と長男の若隆元。3人とも本名は大波で、日本相撲協会の力士プロフィールでは若隆景が大波 渥(四股名の表記は「若隆景 渥」)、若元春が大波 港、若隆元が大波 渡。母方の祖父は元... -
コラム・論考
現代年寄株事情
年寄株は105ある。これは昭和2年の東西合併のとき東京方88、大阪方17が合わさって現在に至っている。この間一代年寄もあったが、現在は事実上なくなっているし、今後復活することもまずないと思われる。 最初に、なにかと必要性を問われる再雇用からみて... -
相撲の歴史
初代若乃花の二子山部屋|2代目若乃花・隆の里・貴ノ花ら関取と一代で消えた理由
初代若乃花の二子山部屋は、元初代若乃花が花籠(元大ノ海)部屋から独立して興し、横綱2代目若乃花・隆の里、大関貴ノ花・若嶋津をはじめ大勢の関取を育てた部屋である。平成5年(1993年)一月場所後、65歳の定年にともない弟子と二子山の株を実弟の元貴... -
力士・人物
王鵬の父親は貴闘力、祖父は横綱大鵬|納谷4兄弟の三男、王鵬の出世街道
王鵬(おうほう・大嶽部屋)の父親は関脇を務めた貴闘力、母方の祖父は第48代横綱の大鵬。相撲記者の田口 通廣は、王鵬を「大鵬の三女と貴闘力の間に生まれた納谷4兄弟の三男」と書いている。協会のしこ名履歴では王鵬も祖父の大鵬も、最初は本名の「納谷... -
力士・人物
横綱昇進 最速ランキング|新入幕から大鵬11場所・稀勢の里は73場所
新入幕から横綱昇進までが最も短いのは、第75代横綱 大の里の9場所。田口が2021年に作った番付で最速だった大鵬の11場所より2場所少ない。その大鵬に、双羽黒の12場所、朝青龍の13場所が続く。逆に最も時間がかかったのは稀勢の里の73場所(12年以上)で、... -
記録と統計
大関在位の最短2場所・最長32場所|大関から横綱まで何場所か、東京横綱50人
横綱になるまでの大関在位は、最短が2場所(双葉山・栃木山・照國)、最長が32場所(琴櫻・武蔵丸)。番付の真ん中は白鵬・柏戸らの7場所で、田口は横綱を目指す力士にとって「この7場所がひとつの目安になる」と見ている。 ※対象は、実質的に横綱が地位... -
力士・人物
最年少大関ランキング|歴代最年少は20歳の貴ノ花・大鵬・北の湖
15日制(昭和24年以降)の新大関78人のうち、最も若く大関になったのは20歳の2代目貴ノ花です。大鵬・北の湖も20歳、白鵬・柏戸と、2026年一月場所に新大関になった安青錦が21歳で続きます。22歳以下で大関に昇進した18人のうち11人が横綱まで昇進しており... -
コラム・論考
四股名あれこれ ~の山|「~の山」の幕内力士一覧、横綱は秀の山・千代の山・佐田の山の3人
「~の山」の四股名で横綱になったのは、秀の山・千代の山・佐田の山の3人である。~山の四股名は多いが、~の山となると限られ、江戸は秀ノ山・小野山・秀の山、明治は佐野山・芳ノ山、大正は高ノ山・吉野山、昭和戦前は富ノ山だけだった。~の山が目立っ... -
コラム・論考
北の富士さんの解説|77歳の2019年、放送席に人が集まった名解説者と後継の行方
北の富士さんは第52代横綱で、NHKの大相撲中継の解説者を55歳から80歳まで務めた。77歳だった2019年十一月場所には、福岡の放送席にその姿を見ようと人が集まった。聞きやすく端的に指摘する語り口で好評だったが、2023年三月場所から解説席に姿を見せなく... -
記録と統計
記録からみた優勝決定戦
優勝決定戦は、本割(通常の取組)を終えて同じ星(勝ち数)で並んだ力士が、優勝者を決めるために千秋楽の結びの一番のあとに行う取組である。1947年(昭和22年)秋場所に始まった。それ以前は同成績なら番付上位者が優勝だった。2人なら一番勝負、3人以... -
力士・人物
クンロク大関とは|9勝6敗の意味と、15日制以降で一度も10勝できなかった大関
クンロク大関とは、9勝6敗(クンロク)の成績しかあげられない大関を揶揄した言葉である。田口は2019年の記事で、15日制以降に最高位が大関だった力士のうち、大関在位中に一度も10勝以上をあげられなかったのを松登・前の山・雅山・大受と、大関に復帰す... -
観戦と楽しみ方
白鵬杯とは|小中学生の学年別の世界大会、第1回2010年から国技館開催の歩み
白鵬杯は、白鵬が始めた小中学生の学年別の相撲の世界大会である。第1回は2010年で、2019年2月の第9回は国技館で開かれ、2020年の第10回には世界14か国から1113名の選手が参加した。2021年はコロナで中止、2022年は大田区総合体育館で開かれ、2023年に国技... -
角界ニュース・論
横綱審議委員会(横審)とは|メンバーと委員長、いつ開くか・内規・誕生の経緯
横綱審議委員会(横審)は、日本相撲協会が定款で置く諮問機関で、横綱の推薦など横綱に関する案件について協会の諮問に答え、自ら進言もする。委員は協会の外の有識者で、横綱の推挙は横審の答申か進言を受け、理事会の承認を経て番附編成会議で決まる(... -
相撲の歴史
四股名あれこれ 春日野部屋編
春日野部屋の四股名で誰しも思い浮かべるのは、四股名の頭に「栃」の字がつくことであろう。あるいは一昔前のファンなら、栃錦-栃ノ海-栃東と続く小兵名人の系譜であろうか。春日野部屋の力士の四股名に「栃」がつくのは、出羽海部屋から独立した大正の... -
観戦と楽しみ方
日本大相撲トーナメント第41回(2017年)|新横綱稀勢の里が優勝、国技館で初の土俵入り
日本大相撲トーナメントの第41回(2017年2月)は、横綱昇進を決めたばかりの稀勢の里が、決勝で貴ノ岩を破って優勝した。稀勢の里の横綱昇進で人気が加速し、チケットは売り切れ。国技館では初めてとなる稀勢の里の横綱土俵入りに、観客の目がくぎ付けにな...