大相撲

2023年はどうなる 大相撲人気

サッカーのワールドカップは日本中を熱狂させた。
しかるに大相撲人気はコロナの影響があってなかな
か戻ってこない。コロナのニュースは以前ほどでは
ないが、感染者はこの冬増加している。

昨年の七月場所は部屋ごと休場が多発して休場力士
だらけになった。そこに大関陣の弱体化、照ノ富士
の休場が重なり人気に影を落としている。

<照ノ富士>

コロナ初期と様相は変化した。入場13時が通常にな
った。地方場所は全席使用になった。ただ、地方場
所は人口が首都圏ほどでないため、苦戦の日が目立
つ。国技館は正面・向こう正面マスCが2人マス、
東西はマスB・マスCが二人マスである。国技館が
全席使用になるかどうか微妙で読みにくい。

戦前は双葉山人気であった。双葉山は国民的英雄で
あった。戦後は花田3代と言われている。初代若乃
花、22歳差の弟貴ノ花。その息子若貴兄弟の人気で
支えてきた。

<貴ノ花>

今、こうした超花形力士は望めない。まず、混迷の
時代に終止符を打つ力士の出現が望まれる。そして
1横綱1大関を一刻も早く解消することである。今
のままでは番付の権威はあってないような状態であ
る。

大切なことは相撲内容である。思わず体が動く熱戦
はフアンを魅了する。相撲がわかる、わからないで
はない。いいものは誰をも引き付ける。相撲という
競技は立ち合い次第で一方的になりやすい。そうな
らないためには猛稽古しかない。

<一月場所の案内>

きたる一月場所は熱戦を期待したい。かつて元双葉
山の時津風理事長は蔵前国技館に暖房設備がない時
代に言った。「熱戦であったまってくれ」と。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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