大相撲

■23初 10日目 急速に冷え込んだ優勝争い

2023年1月17日

豊昇龍が休場した。4敗目で優勝戦線から脱落であ
る。ただし、11日目は出場してくる。千秋楽の不戦
敗は別にすると、不戦敗のあとの出場はこれまで大
内山そして琴勇輝が2度やっている。この記録に豊
昇龍が加わることになった。

<豊昇龍>

1敗貴景勝は明生と対戦した。立ち合い明生は素早
く右まわしを取った。この相撲、明生かと思えた。
だが、貴景勝は小手投げで明生をしとめてしまった。
貴景勝らしからぬ相撲で1敗を死守した。

<貴景勝、小手投げで明生を退ける>

3敗同士で対戦した大栄翔対玉鷲戦は激しい突き合
いになった。両者譲らぬ攻防のなかで、最期突き落
とし的流れで玉鷲が勝利した。

<3敗同士の対戦は玉鷲が勝利>

上位は3敗が1敗貴景勝に次ぐ成績である。ほかに
幕内中位に阿武咲、下位に琴勝峰が2敗でいるが、
上位から遠ざかっている。両力士がどこまでやるか
は未知数である。上位を勝ち抜けるかは疑問である。

こうしてみると優勝争いは急速に冷え込んでしまっ
た。今後は誰が貴景勝を倒すかがテーマになってき
た。11日目は琴ノ若戦。今後は霧馬山、豊昇龍、阿
武咲か琴勝峰のどちらかそして若隆景との対戦にな
る。果たして打倒貴景勝を果たすのは誰になるのか。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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