大相撲

豊響引退大相撲レポート

豊響
山口県出身 境川(元両国)部屋 
最高位前頭2枚目 幕内52場所
敢闘賞3回 白鵬から金星1 

その豊響が引退したのは2021年七月場所前であった。
最後は幕下19場所を務めた。36歳であった。その豊
響の引退大相撲がコロナの影響でのびのびになって
いた。引退から1年半以上かかってようやく今日1
月29日に実現した。

<エントランス前の豊響>

豊響の引退大相撲は非常にオーソドックスであった。
次がプログラムである。
ふれ太鼓
幕下決勝正五番勝負
相撲甚句
十両土俵入り
豊響最後の取組 長男・次男と対戦
十両取組
髪結い実演
ご挨拶
断髪式
花束贈呈
中入り土俵入り
櫓太鼓打ち分け
幕内取組
山科御礼の挨拶

ただ、メインの断髪式は400人がはさみをいれると
いう大規模なモノになった。そのなかには元力士の
舞の海、豊ノ島の姿があった。協会関係者では元栃
乃和歌の春日野、元小城乃花の出羽海はじめ一門の
親方衆がはさみをいれた。一門外では元豊真将の立
田川と元琴奨菊の秀ノ山の姿があった。2人の力士
が続いた。照ノ富士と御嶽海である。

<豊ノ島がはさみ>

肉親では豊響母、二人の息子が参加した。最後に境
川部屋の親方・力士がはさみをいれた。元岩木山の
関ノ戸、元寶千山の振分、元佐田の富士の出来山の
順であった。部屋の関取對馬洋、平戸海、妙義龍、
佐田の海が続いた。最後に師匠の元両国の境川が髷
を切り離した。そして挨拶述べた。師弟は四方に一
礼をして断髪式は終了した。

<豊響と境川>

家族から花束が贈呈された。一番最後に整髪した豊
響が土俵に登場し、挨拶した。引退大相撲はすべて
終了した。16時35分であった。

<整髪姿で挨拶する豊響>

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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