1月30日、照ノ富士が奉納土俵入りをおこなった。
非公開のようだった。すでに引退大相撲では横綱の
土俵入りをしている。ただし、取組は休場した。三
月場所の出場は明言しなかった、という。
照ノ富士がフル出場したのは昨年の七月場所である。
昨年の照ノ富士は万全の強さは失われたまま休場に
入った印象が強い。昨年五月場所の優勝はスキあり
優勝の12勝3敗だった。
今度照ノ富士が出場してくるときは大勝負になるの
では。途中休場はもう許されない。11勝、悪くても
10勝が求められる。出場するためにはひざのリハリ
ビと稽古で自信を取り戻すことが必要である。
照ノ富士が横綱になってから苦戦している力士が以
下である。
玉鷲 2勝4敗
大栄翔3勝4敗
阿炎 2勝2敗
明生 2勝2敗
翔猿 1勝1敗
彼らとの対戦は試練の勝負になる。
照ノ富士は31歳である。モンゴル横綱は日馬富士、
白鵬、鶴竜と力士生命は長かった。これが照ノ富士
にあてはまるかは何ともいえない。休場が多くなる
とどうしても追いつめられる。
照ノ富士は横綱になったこと。優勝7回は予想以上
の大健闘であった。気候が暖かくなる場所を目指し、
万全の体調で臨んでいい。