大相撲

■23初 初日 注目の三番勝負を分析

新しい年に初の本場所を迎え、大相撲が帰ってきた。
木戸に親方が立った。コロナ禍のなか、これまでは
協会が委託した外部の方であった。体温測定もカメ
ラを見つめる方法からおでこにあてる簡易測定に変
わった。館内放送では特に飲食に関する内容はなか
った。

そんな中で始まった大相撲。まず、先場所優勝の阿
炎から。対戦相手は新小結の琴ノ若である。相撲は、
突き上げて先手を取った阿炎が、いなして体勢を崩
した琴ノ若をそのまま突き出した。阿炎は元気いっ
ぱいの相撲で幸先いいスタートを切った。

<阿炎、琴ノ「若を圧倒>

霧馬山対玉鷲は微妙な体勢、微妙な勝負展開になっ
た。うちわは玉鷲にあがった。物言いがついて長い
協議になった。館内からみた目は玉鷲の足が先に出
たのはわかった。

<微妙な勝負となった霧馬山対玉鷲>

結局玉鷲の足が出るのと霧馬山の足が返るのが同時
で取り直しとなった。取り直しの一番は霧馬山が玉
鷲のふところに入り、霧馬山の勝ちと思った瞬間、
玉鷲がまわり込んでの突き落としで勝負をモノにし
た。

<」撮り直しを制した玉鷲>

今場所は常に結びの一番となる貴景勝。横綱休場の
結果である。唯一の大関とあって責任は重い。対戦
相手は新小結で中日スポーツ年間新人賞を受賞した
若元春。両者立ち合いから激突。激しい突き合いか
ら貴景勝がいなし。体勢が崩れた若元春を押し出し
た。

<貴景勝、若元春を押し出す>

混迷の時代は初日を見ただけではまだまだ見通せな
い。読めない大相撲を日々国技館で見守っていくし
かない。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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