名古屋場所2026は、7月12日(初日)から26日(千秋楽)までの15日間、名古屋のIGアリーナで開かれた。優勝は関脇・安青錦(12勝3敗)で、大関・霧島、関脇・熱海富士との3人の優勝決定戦を制した。年6回ある本場所のうち夏の一番で、各幕内力士が一日に一番ずつ、15日間戦う。観戦券は公式の「チケット大相撲」で売り出され、自宅ではNHKの中継で全取組を追える。番付は6月29日に発表され、横綱は豊昇龍と大の里、大関は霧島と琴桜が上位を固める。
※日程・会場・番付・結果は日本相撲協会の公式発表と記録に基づく。
名古屋場所は、大相撲の一年を構成する六つの本場所のうち、七月にあたる。番付に直接かかわる場所はこの六場所だけで、東京(一月・五月・九月)に三場所、大阪(三月)・名古屋(七月)・福岡(十一月)に一場所ずつ置かれている。名古屋はそのなかでいちばん新しい。六場所制がそろった1958年に正式な本場所になり、日本相撲協会と中日新聞が共同で開いている。真夏のさなかに組まれるため、土俵の上の戦いに暑さとの戦いが重なるのも、この場所ならではの色である。
名古屋場所2026の結果|優勝は関脇・安青錦
名古屋場所2026は7月26日に千秋楽を迎え、関脇・安青錦が12勝3敗で優勝した。千秋楽の本割で安青錦が熱海富士に敗れ、大関・霧島も勝ったため、3人が12勝3敗で並んだ。3人の優勝決定戦(巴戦)は熱海富士が霧島を押し出したあと、安青錦が熱海富士、霧島の順にどちらも寄り切って制した。
| 賞 | 力士 | 番付 | 成績 |
|---|---|---|---|
| 幕内優勝 | 安青錦 | 西関脇 | 12勝3敗 |
| 殊勲賞 | 藤ノ川 | 東前頭筆頭 | 8勝7敗 |
| 敢闘賞 | 熱海富士 | 東関脇 | 12勝3敗 |
| 敢闘賞 | 琴栄峰 | 東前頭七枚目 | 11勝4敗 |
| 敢闘賞 | 高安 | 西前頭七枚目 | 11勝4敗 |
| 技能賞 | 安青錦 | 西関脇 | 12勝3敗 |
横綱は大の里が9勝6敗、豊昇龍は14日目から休場して7勝7敗1休だった。大関は霧島が12勝3敗、琴桜が8勝7敗。関脇・若隆景は15日間を全休した。
金星は4個で、どれも6日目までに出た。前頭筆頭の藤ノ川が2日目に大の里、3日目に豊昇龍を破り、4日目に豪ノ山が大の里、6日目に伯乃富士が豊昇龍から挙げた。
※成績・優勝決定戦・金星は、日本相撲協会「過去の成績・番付」の星取表と取組結果(幕内)による(2026年9月27日確認)。
幕内42人の全成績と、田口 通廣が初日から千秋楽まで書いた観戦記の一覧は2026年名古屋場所(令和8年七月場所)の結果にまとめている。千秋楽の詳報は◆名千秋楽 巴戦制した安青錦が3回目の優勝、場所全体の見方は2026年七月場所総評にある。
▶ 田口 通廣の日ごとの詳報:初日/2日目/3日目/4日目/5日目/6日目/7日目/中日/9日目/10日目/11日目/12日目/13日目/14日目/千秋楽
日程|7月12日初日・26日千秋楽の15日間
2026年の名古屋場所は7月12日に初日を迎え、26日の千秋楽まで15日間つづく。ほかの本場所と同じく、日曜に始まり日曜に終わる。折り返しの中日は7月19日。幕内力士は一日に一番、15日間で15番を取り、8勝(勝ち越し)に届くかどうかが番付を上げるか下げるかの境目になる。下の表に主な節目をまとめた。
| 節目 | 日付(2026年) |
|---|---|
| 初日 | 7月12日(日) |
| 中日(8日目) | 7月19日(日) |
| 千秋楽 | 7月26日(日) |
2026年の全6場所(初場所〜九州場所)の日程と会場は、大相撲2026年 本場所 日程一覧にまとめた。次の場所(秋場所)は秋場所2026 完全ガイド、年6場所目の九州場所は大相撲九州場所2026 完全ガイドにまとめている。
会場|IGアリーナとアクセス
会場は2025年から変わった。長らく使われてきた市の古い体育館を離れ、名城公園のそばにできた新しいIGアリーナに移っている。建物は一万五千人を超える規模だが、大相撲では下の階に升席と椅子席を置き、上の段は使わない。そのぶん土俵と客席の距離が近い。最寄りは名城公園駅で、駅とアリーナは地下通路でつながっている。七月の名古屋は暑い。陽射しの下を歩く区間が短くてすむのは、観戦に行くうえでありがたい。
チケット|完売
観戦券は公式の「チケット」は五月場所中に発売され、すでに完売している。
席の種類や買い方、発売日の仕組みは「大相撲チケットの取り方」にまとめている。次の秋場所2026(9月13日〜27日・両国国技館)を狙うなら、発売日を早めに押さえておきたい。
観戦とテレビ中継|一日の流れとNHK
一日の取組は、ゆるやかに盛り上がっていくように組まれている。朝は下の番付の取組から始まり、客席もまばらだ。午後に進むにつれて顔ぶれの格が上がり、席が埋まり、最後に幕内が一日を締める。横綱や大関の相撲を目当てにするなら、土俵入りと結びの一番が控える夕方を狙うとよい。会場に行けなくても、自宅ならNHKの中継で全取組を追える。席が売り切れたときや、日本にいないときの、お金のかからない選択肢になる。
番付と注目力士|2026年6月29日発表の三役
名古屋場所2026の新番付は、日本相撲協会が6月29日に発表した。三役は横綱二人・大関二人・関脇四人・小結二人で組まれている。下の表に東西を並べる。
| 地位 | 東 | 西 |
|---|---|---|
| 横綱 | 豊昇龍 | 大の里 |
| 大関 | 霧島 | 琴桜 |
| 関脇 | 熱海富士/若隆景 | 琴勝峰/安青錦 |
| 小結 | 義ノ富士 | 王鵬 |
東の大関霧島が二度目の綱とりに挑み、先場所カド番だった安青錦は負け越して大関から関脇へ落ちた。小結には熊本出身の義ノ富士が新入幕から所要六場所で新三役入りし、もう一枚は王鵬が返り咲いた。新入幕は一意(西前頭十五枚目・木瀬)と大青山(東前頭十六枚目・荒汐)の二人で、尊富士と阿武剋が再入幕している。三役の顔ぶれと注目の昇降、新入幕と見どころは名古屋場所2026 番付(確定)読み解きでくわしく追った。番付の予想と読み方は2026年七月場所 私製番付に、優勝争いの構図は七月場所 待ったなしの両横綱にまとめてある。力士を別の角度から知りたいときは、現役力士の年齢一覧(2026最新)、横綱の体重一覧、全勝優勝した力士の一覧もあわせて読める。所属や系統をたどるなら相撲部屋と一門の系統まとめ、注目の現役主力は注目力士まとめが入口になる。
名古屋場所2026 よくある質問
Q. 名古屋場所2026で優勝したのはだれですか?
関脇の安青錦です。12勝3敗で大関・霧島、関脇・熱海富士と並び、3人の優勝決定戦を制しました。三賞と幕内の全成績は2026年名古屋場所の結果にまとめています。
Q. 名古屋場所2026の日程は?
7月12日が初日、26日が千秋楽の15日間です。中日は7月19日。ほかの本場所と同じく、日曜に始まり日曜に終わります。
Q. 会場はどこですか?
名城公園のそばにあるIGアリーナです。2025年から、それまでの市の体育館に代わって使われています。最寄りは名城公園駅で、駅とアリーナは地下通路でつながっています。
Q. チケットはどこで買えますか?
すでに完売です。
Q. テレビで見られますか?
NHKが中継します。会場に行けないときや、席が売り切れたときの、お金のかからない選択肢になります。
Q. 名古屋場所2026の三役はだれですか?
6月29日発表の新番付では、横綱が東・豊昇龍/西・大の里、大関が東・霧島/西・琴桜、関脇が熱海富士・若隆景・琴勝峰・安青錦の四人、小結が東・義ノ富士(新三役)/西・王鵬です。新入幕は一意と大青山。番付(確定)読み解きでくわしく扱っています。
Q. 名古屋場所はいつから本場所になったのですか?
六場所制がそろった1958年からです。六つの本場所のなかではいちばん新しく、日本相撲協会と中日新聞が共同で開いています。
▶ 名古屋場所2026 関連:私製番付/両横綱の展望 | 過去の七月場所:2025年総評/2025年番付を読み解く/2025年直前考 | 力士データ:年齢一覧/体重一覧/全勝優勝一覧
▶ 名古屋場所をもっと深く:会場 IGアリーナの観戦ガイド/名古屋場所の優勝力士一覧