現在6場所連続12勝優勝である。15日制が定着したのは昭和24年夏
場所からである。それまで12勝優勝がこれほど長く続いたことはな
い。今までは3場所連続が最高だった。2度あるがいずれも令和で
あった。なお、11勝は優勝ではなく、単なる1位にすぎないのでカ
ウントにはいれてない。12勝優勝はどうもスキあり優勝の感が否め
ない。それが続いている。
十一月場所の見所は6場所連続12勝優勝をストップできるか否かで
ある。第一人者である大の里なら記録を止められる可能性がある。
ひっかかるのは、大の里は6回優勝しているが、そのうち3回が12
勝優勝なのである。大の里にもまだまだスキがあるのだ。

豊昇龍はどうか。横綱優勝なしが10場所続いている。苦しんでいる。
それ以前、2回優勝しているが、いずれも12勝優勝だった。ただ、
横綱時代13勝したことが2度ある。13勝以上の優勝は、体調が万全
ならという条件つきになる。
横綱を目指す安青錦はどうか。3回優勝しているが、すべて12勝優
勝である。すべて優勝決定戦及び優勝決定巴戦を制している。年齢
は22歳とまだ若い。あとは現状を打破する力である。特に打倒大の
里は重要課題である。13勝以上の優勝は2条件を満たすことから始
めなければならない。

大関琴櫻は存在感を示せずにいる。優勝したのは2年前である。期
待はほとんどもてないが、突然変異で13勝以上で優勝ずるかもしれ
ない。
霧島は今年3場所連続12勝で安定した成績を残した。13勝以上の優
勝を期待するなら大の里に次ぐ存在である。かつ今度優勝したら4
回目で現役では大の里に続いて単独2位になる。年間最多勝候補で
もあり、優勝できたら年間再優勝力士賞も視野に入ってくる。霧島
への期待は大きい。