AIが答える夢の対決10 貴乃花対白鵬

全盛期の貴乃花(第65代横綱)と白鵬(第69代横綱)が対戦した場
合、互角以上の名勝負となり、双方に高い勝機がある白熱した一番
になったと考えられます。両者は現役時代が重なっていたものの本
場所での対戦経験はありません(貴乃花が引退した2003年1月に白
鵬は幕下で、直接対決は実現しませんでした)。相撲関係者やファ
ンからは、全盛期の強さを比較して以下のような分析がなされてい
ます。

◆両者の強さと特徴

全盛期の主な強み・特徴 相撲スタイル
貴乃花
抜群の寄り、おっつけ、低い重心、精神力と「正統派の相撲」 四
つ相撲(左前褌や上手を取っての寄り・投げ)

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白鵬
圧倒的な技術の引き出しの多さ、立ち合いの変化・かち上げ・張り
手、脅威の持続力 万能型(四つも押しも攻守に隙がない)

貴乃花
貴乃花

◆対戦した場合の展開予想

立ち合いと序盤:
白鵬が立ち合いから得意のかち上げや張り手、変化などを交えて主
導権を握ろうとするのに対し、貴乃花は微動だにしない低い構えと
強烈なおっつけで正面から受け止め、簡単に土俵を割らない展開が
予想されます。

中盤以降の攻防:
貴乃花が左前褌を引いて寄り切る形を作れれば貴乃花のペースにな
りますが、白鵬もそこからの身体の柔らかさと巧みな前捌き、おっ
つけ返しで対応するため、一瞬の隙をついた投げの打ち合いや、持
久戦になる可能性が高いと言えます。

◆対戦した場合の「2つの結論」

対戦の展開については、主に以下の2つのパターン(見解)に集約
されます。

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  1. 貴乃花有利とする説(がっぷり四つなら貴乃花)

当時、曙や武蔵丸といった200kgを超える巨漢横綱たちと正面から
がっぷり四つに組み合い、強引に寄り切るほどの驚異的な体幹と腕
力を誇った全盛期の貴乃花は「人類最強」と評されることがありま
す。もし白鵬が受けて立つ形で四つに組んだ場合、貴乃花の強烈な
上手投げや寄り切りが白鵬の柔軟性を上回り、貴乃花が寄り切ると
いう見方です。

白鵬
白鵬
  1. 白鵬有利とする説(戦術と体格の利で白鵬)

歴代最多45回の優勝を誇る白鵬は、懐の深さと平成以降で最も進化
したといわれる万能型の技術を持っています。白鵬は貴乃花の得意
な体勢を徹底的に警戒し、立ち合いでの張り差しや鋭い踏み込みで
先手を取り、がっぷりに組むのを避ける戦術をとる可能性が高いで
す。貴乃花の強さを引き出させないまま、白鵬がタイミングの良い
投げや引き技、あるいは体格(身長で7cm上回る)を活かした攻め
で仕留めるという結論です。

二人の対戦はまさに「究極の矛盾(ほこたて)」であり、正面から
組み合えば貴乃花、立ち合いの駆け引きを含めた総合戦術なら白鵬
という形で、どちらの時代を重視するかによって結論が異なるのが
大相撲ファンの醍醐味となっています。

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この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

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