五月場所は多くの休場力士を出した。
豊昇龍 右ハムストリングス損傷
大の里 左肩腱板損傷
琴櫻 腰椎捻挫
安青錦 左足小指骨折と左足関節捻挫・靱帯損傷
高安 右内転筋損傷
朝紅龍 右膝前十字靱帯損傷
朝乃山 左足リスフラン靱帯損傷
6月13日と14日パリ公演がある。日本相撲協会の100周年と日本の
歴史に根ざした1500年の伝統を祝う特別なイベントである。
朝乃山は休場のようだが、あとの力士は出場かもしれない。ケガが
短期間のものもあるのでいちがいにいえないが、問題は七月場所で
結果を出せるのか、ということである。現代は特別に暑い夏である。
ケガを万全に直して体調面の調整でベストにもっていかなければな
らない。そうでなければ勝てない。

特に横綱・大関は結果を出さなければならない。関脇落ちの安青錦
だって同様である。パリ公演はともすれば旅行気分になりかねない。
稽古の谷間になりかねない。いいわけはいっさいできないのが七月
場所である。
初代若乃花の猛稽古はすさまじかった。若乃花の稽古を見たらその
あとどんな稽古を見ても驚かなかったという。大鵬は5大関を相手
に稽古した。5大関は佐田の山、栃ノ海、栃光、豊山、北葉山であ
る。相手を次々にかえても最後まで負けなかった。

2場所連続休場の大の里はもう休場はできない。4場所優勝から遠
ざかっている。本来なら相撲に集中できる環境が望ましい。豊昇龍
は横綱優勝なしが当たり前になってきた。8場所横綱優勝がない。
両横綱は七月場所待ったなしである。