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コラム・論考
減少し始めた力士数
一月場所、突然三段目の枚数が80枚に変わった。三段目付け出しに碇潟が加わったので161人になったことになる。思えば三段目が100枚から90枚になったのは2022年五月場所からであった。三段目90枚は2年5場所しかもたなかったことになる。 それだけではない... -
力士・人物
豊昇龍とモンゴル5横綱を比較
横綱豊昇龍が誕生した。モンゴル出身では6人目である。ハワイからモンゴルへと言われて久しいが、ついに横綱は6人を数えるに至った。改めて豊昇龍を先輩5横綱と比較してみる。 ★横綱デビュー年齢豊昇龍は25歳で来たる三月場所の土俵に立つ。おじさんの... -
コラム・論考
3強のここ1年間の成績
2024年の年間最多勝は琴櫻だった。成績は66勝24敗だった。次点が1勝差で大の里だった。だが、1年間は一月場所から十一月場所に限定しない場合もある。昨年三月場所から今年の一月場所も1年間である。そこで、豊昇龍、琴櫻、大の里の3強の成績を調査し... -
記録と統計
横綱の1年間の休場数14傑 下|1位貴乃花90休・2位武蔵丸・3位稀勢の里
田口 通廣の「横綱の1年間の休場数14傑」で1位は貴乃花の90休(平成13年7月~14年5月)。2位は武蔵丸の80休、3位は稀勢の里の76休、4位は大乃国の75休、5位は照ノ富士の72休だった。 千代の山以降の横綱が対象で、休場には不戦敗を含む。出場停止とコロナ... -
力士・人物
写真で見る徳勝龍引退大相撲
正式名称 徳勝龍引退千田川襲名披露大相撲10時半開場11時半開演 <関係者を迎える徳勝龍> 以下プログラムに沿っていく触れ太鼓十両土俵入り十両取組徳勝龍最後の土俵入り <息子と最後の土俵入り> 髪結い実演相撲甚句ご挨拶 <会長代理がご挨拶> 断... -
力士・人物
横綱の土俵入りの型の名称
豊昇龍が明治神宮で土俵入りを初披露した。武蔵丸直伝である。よくこれを雲竜型、両手を伸ばしたまませり上がる型を不知火型と紹介する。だが、実際は雲竜、不知火がどんな土俵入りをしたかは伝わっていない。 <明治神宮奉納土俵入り> そもそもこれはい... -
力士・人物
照ノ富士の横綱成績
照ノ富士が一月場所中に引退した。これによって照ノ富士の横綱成績が確定した。照ノ富士の横綱成績はどのような数値になったか、検証してみる。 横綱在位 21場所横綱優勝 6回全勝優勝 1回横綱優勝率29%連続優勝 2場所(2回) 横綱優勝率は3場所... -
力士・人物
つくられた横綱
豊昇龍が横綱に昇進した。口上は「横綱の名を汚さぬよう気魄一閃の精神で精進します」だった。横綱昇進成績は3場所33勝、4場所42勝、5場所52勝である。1場所平均11勝、10,5勝、10,4勝である。これのどこが横綱に値するのか。いかにも強引で無理に押... -
場所の総括と番付
大相撲 2025年初場所(令和7年一月場所)の結果|優勝は豊昇龍、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和7年一月場所(2025年初場所)の幕内優勝は大関 豊昇龍、成績は12勝3敗。豊昇龍・王鵬・金峰山の3人が12勝3敗で並び、優勝決定戦を制した(決定戦の取組は下の優勝・三賞の節)。 三賞は敢闘賞が霧島(前頭筆頭・11勝4敗)と金峰山(前頭十四枚目・12勝... -
場所の総括と番付
2025年一月場所総評
★優勝争いについて 13日目を終えて5人が優勝圏内。まさに誰が優勝するかわからない情勢だった。千秋楽は優勝決定巴戦になってわきにわいた。近来まれにみる面白い展開であった。もう少しレベルが高かったらなおよかった。 <巴戦出場3力士> ★優勝した豊... -
場所の総括と番付
2025年三月場所私製番付
予想番付でなく私製番付である分けは合理性を追及したいからである。横綱・大関との対戦数は0から4とまちまちである。東関脇若元春は大関戦0という珍記録となった。宇良が1番、尊富士は2番だった。番付編成にあたり、横綱・大関戦を除いた。ただし、... -
本場所レポート
◆25初千秋楽 終わってみれば実力通り
石破総理が内閣総理大臣杯を渡すという日。午前中から数多くのSPが登場し、警戒や手荷物検査が行われた。缶類は厳禁とのこと。筆者も缶コーヒーを没収された。総理の来館は歓迎すべきか複雑な心境であった。 2敗金峰山か3敗王鵬か。優勝をかけた大一番の... -
本場所レポート
◆25初14日目 サバイバル戦!優勝圏内3人
優勝圏内同士の対戦が実現した。2敗単独トップ金峰山と3連敗10連勝の霧島が激突した。突きの金峰山か組み止めて霧島か。霧島が勝てば金峰山を3敗に引きずりこむことができる。 立ち合い突き合って霧島素早く右四つに組み止めた。霧島寄っていくが金峰山... -
本場所レポート
◆25初13日目 2敗金峰山3敗4人変化なし
2敗金峰山、3敗豊昇龍・霧島・王鵬・尊富士の5人が優勝圏内で迎えた13日目。この5人が直接戦うことがないだけに取組的には物足りない。 2敗金峰山は大関で7敗の琴櫻と結びで対戦した。大関有利といかないのが現状である。相撲は、金峰山が一気の突き... -
本場所レポート
◆25初12日目 優勝圏内に5人が乱立
優勝がからむ三番に注目した。1敗金峰山と3敗大関豊昇龍が激突した。金峰山のパワー相撲が豊昇龍に炸裂すると危ない。豊昇龍が金峰山のパワーを封じて十分の体勢をつくるか。豊昇龍は勝たないと大関の責任は果たせない。 両力士気合十分。勝負は一瞬で決... -
本場所レポート
◆25初11日目 一月場所の混迷!責任は大関にあり
1敗金峰山が大関大の里にぶつけられた。ところが相撲は、金峰山が突き上げて先に攻めた。そのまま一気に向こう正面に突き倒した。だが、天下の大関が幕内下位にやすやすと負ける。これではいけないが、現実である。新入幕尊富士に大関琴ノ若が負けたこと... -
本場所レポート
◆25初10日目 全勝金峰山、1敗千代翔馬に上位の壁
全勝金峰山を止められるか阿炎。役力士として止め役となった。金峰山は動けていて油断できない。勝負は立ち合い一瞬で決まった。阿炎突き起こすと金峰山はばったり手をついた。決まり手は突き落としであった。阿炎はしてやったりで結果を残した。 <阿炎立... -
本場所レポート
◆25初9日目 豊昇龍スキあり相撲で痛恨の連敗
豊昇龍が照ノ富士引退による繰り上げの平戸海と対戦した。相撲はつっかえ棒がはずれたように豊昇龍がばったり両手をついた。平戸海は体を開いての突き落としであった。豊昇龍は連敗で3敗となった。優勝争いはトップと3差になった。 <豊昇龍、平戸海の奇... -
本場所レポート
◆25初8日目 上位は混戦模様
好調と思われた豊昇龍がまさかの敗北をきっした。対戦相手は正代である。相撲は、突き合いとなったが、正代の逆襲に豊昇龍は向こう正面下に転落した。この一番で豊昇龍は思ったほど強くはなかったことがわかった。先場所ができすぎただけである。横綱など... -
本場所レポート
◆25初7日目 実力差が出た同期生対決
まだ前半だが、1敗豊昇龍対全勝王鵬の同期生対戦が実現した。勝負は、立ち合いから豊昇龍が激しく突き立て攻め立てた。王鵬は残すのがせいいっぱい。横から攻め、うしろについた豊昇龍が最後送り倒した。力強さ・スピード・集中力の勝利となった。 <同期... -
本場所レポート
◆25初6日目 歴史的汚点となった琴櫻対熱海富士戦
照ノ富士が引退した。休場したその日の出来事だった。午後10時のNHK番組中にテロップが流れた。ここまで予期していなかったため仰天した。今思うと成績が残せない場合は引退を考えていたことになる。 2勝2敗の成績を良しとしなかったことになる。そして... -
本場所レポート
◆25初5日目 3大関全敗の暗転の日
照ノ富士が休場した。正直これほどあっさり休場するとは思わなかった。確かに2勝2敗にはなった。出場に踏み切る以上それなりの決意があったはずである。それが休場とはずいぶん軽い決断である。この休場はよほどのことがない限り浮上できないモノになる... -
本場所レポート
◆25初4日目 豊昇龍豪快な突き落とし炸裂
この日は相撲を満喫できる日になった。宇良が高安相手に鮮やかに伝え反りを決めた。昨年の一月場所千秋楽、竜電にかけたことがあった。そのときよりスムーズにしかけ、見事に決めた。宇良ならではの反り技は観客を魅了した。 <宇良の伝え反り> 大栄翔対... -
本場所レポート
◆25初3日目 先場所優勝の琴櫻!早くも2敗
琴櫻は翔猿と対戦した。場所前こう見立てた。琴櫻は翔猿に6連勝中である。翔猿は動きで攪乱したいが、琴櫻は動じない。先場所翔猿は食い下がったが、琴櫻は慌てず引き落としている。落ちついてよく見て相撲を取れば勝利は固い。 現実の相撲は翔猿が食いつ... -
本場所レポート
◆25初2日目 照ノ富士苦労の中の1勝
初日1敗をきっした照ノ富士の対戦相手は隆の勝である。昨年七月場所本割で負け、優勝決定戦で勝利した相手である。前日隆の勝はあたって突き落としかもろざしねらいと記した。この日は後者であった。だが照ノ富士は簡単に許さず、右差し左上手を取る。隆... -
本場所レポート
◆25初 初日 注目の三番を分析
一月場所が始まった。なじみの顔とも再会である。国技館南門で、昨年佐渡ヶ嶽部屋で出合った知り合いとおち合った。懐かしさで話はつきず長話となった。7時から入り待ち、出待ちをしているとのことであった。時津風(元土佐豊)親方にサインを求めたりし... -
場所の総括と番付
2025年一月場所直前考
2場所全休した照ノ富士が出場する。だが、まだ安心はできない。負けが込むと途中休場に追い込まれる恐れがある。初日は若隆景戦、序盤は隆の勝、霧島、翔猿、豪ノ山あたりが予想される。これをのり切れるか否かで今場所の照ノ富士の運命が決まる。 <照ノ... -
力士・人物
横綱の1年間の休場数14傑 中
10位 北勝海66休(平成3年5月~4年3月)不戦敗を含め、66休は引退前の1年間で記録した。全休3場所、途中休場2場所であった。平成4年五月場所前引退している。北勝海の引退で横綱不在の時代が来た。 9位 北の湖67休(昭和57年11月~58年9月)怪... -
力士・人物
琴櫻の対戦相手別成績(下)|霧島・豊昇龍・大の里ら15人と2026年9月場所までの通算
2025年一月場所の前、琴櫻は霧島に4勝13敗、豊昇龍に9勝12敗と負け越し、熱海富士には7戦全勝だった。その後の本割を足した2026年九月場所までの通算は、霧島に9勝18敗、豊昇龍に12勝16敗、熱海富士に8勝5敗になる。 この記事は相撲記者・田口 通廣が2025... -
記録と統計
横綱の1年間の休場数14傑 上|一覧と14位〜11位(若乃花・大鵬・白鵬・栃ノ海)
田口 通廣が数えた「横綱の1年間の休場数」で最も多いのは、貴乃花の90休(平成13年7月~14年5月)。2位は武蔵丸の80休、3位は稀勢の里の76休で、14位の3代目若乃花でも59休ある。 対象は千代の山以降の横綱。1年間は一月場所から十一月場所とは限らず、... -
力士・人物
琴櫻の対戦相手別成績 上
先場所優勝の琴櫻に注目が集まっている。同時に琴櫻を見る周囲の目が違ってくる。一月場所の番付では休場者がいなければ前頭4枚目までが対戦圏内になる。対戦相手別に検証してみることにした。 10(××××〇〇)4正代大関時代の正代に初顔から5連勝して1... -
記録と統計
2025年はどうなる 年間最多勝
2024年の年間最多勝3傑は以下になった。琴櫻 66勝24敗大の里 65勝25敗豊昇龍 61勝26敗3休琴櫻は一月場所後に、大の里は九月場所後に大関に昇進した。この二人の争いで琴櫻が1勝差で制した。 <琴櫻> 勝ち星も66勝とあがってきた。2023年は霧島が6... -
記録と統計
横綱昇進!その成績|直前5場所の最高は貴乃花の66勝9敗、千代の山から照ノ富士まで33人
横綱審議委員会ができてからの横綱(千代の山〜照ノ富士の33人)で、昇進直前5場所の成績が最も良かったのは貴乃花の66勝9敗だった。輪島と千代の富士の63勝12敗、照ノ富士の62勝13敗が続く。その後に横綱になった大の里は58勝17敗、豊昇龍は52勝21敗2休で... -
角界ニュース・論
2025年はどうなる 優勝
2024年の優勝・次点は以下であった。次点は同点の場合は上位とした。優勝 次点照ノ富士 琴ノ若尊富士 豊昇龍大の里 琴櫻照ノ富士 隆の勝大の里 霧島琴櫻 豊昇龍 <大の里> 優勝がそのまま繰り返されるとは思えない。優勝は13勝以上... -
角界ニュース・論
年寄株の空きと定年が近い親方の一覧|未襲名の名跡と参与11人【2026年9月時点】
年寄株(年寄名跡)は、引退後に日本相撲協会へ親方として残るために必要な「株」で、全部で105ある。数に限りがあり、昔から「高値の花」と呼ばれてきた。この記事では、2025年に定年を迎える親方、伊勢ヶ濱・大嶽部屋の継承、一代年寄が事実上封印された... -
角界ニュース・論
2025年はどうなる 照ノ富士の引退はあるのか
昨年照ノ富士は2回優勝した。これだけ見れば十分である。大正15年スタートの公式優勝制度以降では14人目の10回以上の優勝を達成した。その反面休場が多い年でもあった。不戦敗を入れて53休場であった。 年齢は33歳になった。モンゴルの先輩横綱白鵬・鶴竜... -
相撲の歴史
2025年はどうなる 宮城野部屋の復活
事件は北青鵬の悪質な弟弟子への暴行から始まった。北青鵬は引退勧告で引退した。力士が暴行したらどうなるか、前例で分かっていたはずである。力士が相撲を辞めてできることはそうない。力士以上に稼げる職はそうない。誠に愚かな行為であったわけである... -
場所の総括と番付
大相撲 2024年九州場所(令和6年十一月場所)の結果|優勝は琴櫻、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和6年十一月場所(2024年九州場所)の幕内優勝は大関 琴櫻、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は13勝2敗の大関 豊昇龍。 三賞は殊勲賞が阿炎(前頭三枚目・11勝4敗)、敢闘賞が隆の勝(前頭六枚目・... -
観戦と楽しみ方
2025年土俵の目撃者カレンダー
▶ 最新版は土俵の目撃者カレンダー2026年版(2026年9月時点)。本場所の日程と番付発表日・前売り開始日は大相撲 年間スケジュール|2026〜2028年 本場所18場所の日程と会場にまとめている。 2025年土俵の目撃者カレンダーを作成しました。本場所の... -
記録と統計
2024年の幕内力士は何歳だったか|最年少 熱海富士22歳・最年長 玉鷲(2024年12月31日時点)
▶ 最新版(現役力士の年齢一覧)はこちらこの記事は2024年版のアーカイブです。いまの現役力士の年齢順は最新の2026年版をご覧ください。 2024年の幕内力士で最年少は熱海富士の22歳、最年長は玉鷲の40歳だった。次に若いのは大の里で、20代が21人... -
相撲の歴史
関取がいない相撲部屋は11部屋|2026年9月場所の一覧と横綱親方の部屋・独立の条件
関取(十両以上)がいない相撲部屋は、2026年九月場所の番付で11部屋ある。尾上・山響・式秀・朝日山・武蔵川・浅香山・湊・秀ノ山・芝田山・西岩・錦戸の各部屋で、横綱出身の親方の部屋では武蔵川(元武蔵丸)と芝田山(元大乃国)が当たる。部屋は全部... -
力士・人物
大関の優勝回数|最多は貴ノ花の5回、3代目若乃花・魁皇ら4回【田口調べ】
大関の地位で最も多く優勝したのは貴ノ花(のちの横綱貴乃花)の5回で、10場所のあいだに達成した。4回は玉錦・琴櫻・3代目若乃花・魁皇で、日馬富士も大関で2回優勝したあと大関のまま連続全勝優勝しており、大関での優勝は4回になる。最高位が大関のまま... -
記録と統計
幕下の年齢構成|最多は24歳の17人、最年少18歳・最年長37歳(2024年一月場所・元関取を除く)
2024年一月場所の幕下で最も多い年齢は24歳の17人だった。元関取を除く96人のうち、23歳までが42人(43.8%)、24〜29歳が41人(42.7%)、30歳以上が13人(13.5%)。最年少は18歳の若碇と安大翔、最年長は37歳の竜勢である。 田口 通廣が2024年2月に、一... -
コラム・論考
2024年2月年寄株事情
年寄株は現在105ある。これは昭和2年の東西合併により東京大相撲88と大阪大相撲17が合わさって現在にいたっている。関取が70人だからそれよりもずっと多いことになる。番付削減を実施した元双葉山の時津風理事長さえ年寄株削減には手がつけられなかった。... -
コラム・論考
2023年入門者数と引退力士数
▶ 2026年に引退した力士は、協会の発表をもとに「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(場所ごとに追記)。 ▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集... -
記録と統計
2023年の幕内力士は何歳だったか|最年少 北青鵬21歳・最年長 玉鷲38歳(2023年3月場所)
▶ 最新版(現役力士の年齢一覧)はこちらこの記事は2023年3月時点のアーカイブです。いまの現役力士の年齢順は最新の2026年版をご覧ください。 2023年3月場所の幕内力士で最年少は北青鵬の21歳、最年長は玉鷲の38歳だった。次に若いのは平戸海の22... -
相撲の歴史
花籠部屋はなぜ消えたのか|元大ノ海が興し初代若乃花・輪島を育てた名門
花籠部屋は、元大ノ海が二所ノ関一門の分家として興し、横綱初代若乃花・輪島と大関魁傑を育てた部屋である。1981年3月に輪島が部屋を継いだが、年寄名跡を借金の担保にしたことで協会を追われ、部屋の力士は元魁傑の放駒部屋へ移って、花籠部屋は消滅した... -
相撲の歴史
続・消えた横綱の部屋①|鏡山部屋(横綱柏戸)の創設から閉鎖まで
鏡山部屋は、横綱柏戸が伊勢ノ海(元先代柏戸)部屋から独立して興した部屋で、2021年7月に閉鎖が正式に決まり、51年の歴史を閉じた。柏戸が58歳で亡くなったあとは弟子の元多賀竜が継いだ。最後の新弟子は2004年三月場所で、2008年五月場所後には弟子が竜... -
観戦と楽しみ方
福祉大相撲とは|贈呈式・歌比べと撮影禁止、2023年の2つの変化と2025年のプログラム
福祉大相撲のメインは、福祉施設の代表への贈呈式である。贈呈式には協会から広報部長と力士会会長が参列し、ほかに歌比べもある。2023年は、その贈呈式がプログラムから消え、撮影がそれまでの歌比べだけから全面禁止に変わった。 ※相撲記者・田口 通廣が... -
記録と統計
横綱昇進の条件とは|横審の内規と綱取り、歴代32人の昇進前5場所の成績
横綱昇進の条件は、横綱審議委員会の内規が定める「大関で2場所連続優勝」が原則で、それに準ずる成績なら出席委員の3分の2以上の決議で推薦できる。大関がこの昇進をねらうことを綱取りと呼ぶ。千代の山から稀勢の里までの32人を昇進直前5場所の成績で並... -
コラム・論考
2022年入門者数と引退力士数
▶ 2026年に引退した力士は、協会の発表をもとに「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(場所ごとに追記)。 ▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集... -
コラム・論考
現代年寄株事情
年寄株は105ある。これは昭和2年の東西合併のとき東京方88、大阪方17が合わさって現在に至っている。この間一代年寄もあったが、現在は事実上なくなっているし、今後復活することもまずないと思われる。 最初に、なにかと必要性を問われる再雇用からみて... -
記録と統計
関脇優勝の記録|大正15年以降32例・28人、うち16人が横綱に(2022年時点)
関脇での優勝は、優勝制度が始まった大正15年以降、2022年三月場所の若隆景で32例目・28人目だった。その時点で、若隆景を除く27人のうち16人(57%)が横綱に、9人(33%)が最高位大関まで上がっていた。ただし関脇優勝がそのまま大関につながるとは限ら... -
力士・人物
王鵬の父親は貴闘力、祖父は横綱大鵬|納谷4兄弟の三男、王鵬の出世街道
王鵬(おうほう・大嶽部屋)の父親は関脇を務めた貴闘力、母方の祖父は第48代横綱の大鵬。相撲記者の田口 通廣は、王鵬を「大鵬の三女と貴闘力の間に生まれた納谷4兄弟の三男」と書いている。協会のしこ名履歴では王鵬も祖父の大鵬も、最初は本名の「納谷... -
コラム・論考
2021年入門者数と引退者数
▶ 2026年に引退した力士は、協会の発表をもとに「2026年に引退した力士一覧」にまとめている(場所ごとに追記)。 ▶ 2025年に引退した力士は「2025年の引退力士一覧」にまとめている(十両以上の7人と場所ごとの59人・協会の発表と田口の集... -
力士・人物
日本人横綱と日本出身横綱の違い|歴代67人の一覧と日本国籍を取得した5人【2026年最新】
「日本人横綱」と「日本出身横綱」は、指している範囲が違う。横綱75人のうち、日本相撲協会の記録で出身地が日本国内なのは67人。外国出身は8人(米国2・モンゴル6)で、そのうち5人(曙・武蔵丸・白鵬・鶴竜・照ノ富士)は日本国籍を取得している。国籍... -
コラム・論考
年寄株を持つ現役力士と名跡の仕組み
年寄株(年寄名跡)とは、引退後に日本相撲協会へ親方として残るために必要な「株」のことです。名跡の数には限りがあり、昔から「高値の花」と呼ばれてきました。現役のうちに名跡を取得・保有しておく力士もいます。この記事では、現役力士の年寄株保有... -
記録と統計
記録からみた優勝決定戦
優勝決定戦は、本割(通常の取組)を終えて同じ星(勝ち数)で並んだ力士が、優勝者を決めるために千秋楽の結びの一番のあとに行う取組である。1947年(昭和22年)秋場所に始まった。それ以前は同成績なら番付上位者が優勝だった。2人なら一番勝負、3人以... -
力士・人物
輪島大士とは|学生出身初の横綱、優勝14回と70歳で死去するまでの栄光と波乱
輪島大士は、学生出身で初めて横綱になった第54代横綱である。2年連続の学生横綱をひっさげて角界に入り、横綱昇進を15戦全勝優勝で決め、優勝は14回を数えた。2018年10月8日、70歳で亡くなった。 ※相撲記者・田口 通廣が亡くなった2日後の2018年10月10日... -
角界ニュース・論
横綱審議委員会(横審)とは|メンバーと委員長、いつ開くか・内規・誕生の経緯
横綱審議委員会(横審)は、日本相撲協会が定款で置く諮問機関で、横綱の推薦など横綱に関する案件について協会の諮問に答え、自ら進言もする。委員は協会の外の有識者で、横綱の推挙は横審の答申か進言を受け、理事会の承認を経て番附編成会議で決まる(... -
観戦と楽しみ方
日本大相撲トーナメント第41回(2017年)|新横綱稀勢の里が優勝、国技館で初の土俵入り
日本大相撲トーナメントの第41回(2017年2月)は、横綱昇進を決めたばかりの稀勢の里が、決勝で貴ノ岩を破って優勝した。稀勢の里の横綱昇進で人気が加速し、チケットは売り切れ。国技館では初めてとなる稀勢の里の横綱土俵入りに、観客の目がくぎ付けにな...