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異例づくしの大相撲トーナメント

日本大相撲トーナメント第49回大会は異例づくしとなった。フジテ
レビで生中継されるはずが中止となった。スポンサーがつかなかっ
たと想像したが、その通りの国技館会場であった。それでも大会は
開催された。優勝賞金、各力士への支払いが生じるのに決行した。

<トーナメント勝ち上がり記録>

原因は、フジテレビが女性トラブルをおこしたタレントを起用し続
けたことが問題となっているのだ。それもコンプライアンスの部署
にあげることなく、一部の取締役だけが握っていた。そのため、フ
ジテレビはスポンサー離れが止まらなくなっている。

大会恒例のOB戦はなかった。親方同士の対戦は名物になっていたが、
あったのは綱締め実演であった。

<高安と若元春の決勝戦>

十両トーナメントは巴戦で決着する。竜電が大翔鵬、英乃海を撃破
して十両優勝を決めた。

幕内は、新横綱豊昇龍が2回戦から登場したが、2勝した後高安に
敗れた。大の里は1勝したが玉鷲に敗れた。もっとも本場所と違っ
て巡業の類なので本気度が薄れる。

<さびしい表彰>

幕内は高安と若元春の決勝となって高安が優勝した。ただ、表彰は
賞状と優勝金だけであった。いつもの大会ならカップや、電化製品
などの副賞が何点かいただけた。最後まで異例づくしであった。

来年はどうなるのか気になった。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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