大相撲

2023年入門者数と引退力士数

日本は人口減少、少子化に向かっている。政府の少
子化対策は有効性があるのか疑問がささやかれてい
る。今年もまた新たに相撲界の門をたたいた者、限
界を感じ去り行く者は絶えない。入門者数と引退力
士今年はどのようになったのか、調べてみた。それ
が以下である。

今年も入門者数より引退者数が上回る結果となった。
幕下以下には40歳を超える力士が何人かいる。彼ら
の十両昇進は考えられない。つまり、いつ引退して
もおかしくない予備軍がいることになる。

若貴のころは序二段が200枚くらいあった。4勝3
敗を繰り返してもなかなか出世しにくかった。いま
思うと考えられない時代だった。

今年引退した関取、元関取は以下である。
隠岐の海
鏡桜
逸ノ城
栃ノ心
石浦
千代の国
明瀬山
徳勝龍

<栃ノ心>

隠岐の海は引退相撲を終えた。栃ノ心は一月場所後
である。逸ノ城は来年2月にホテルでおこなう。た
だ、湊部屋関係者は来ないという話である。モンゴ
ル勢が参加するということである、と聞いている。

石浦は五月場所後に引退相撲をおこなうが、最後は
序二段だった。鏡桜は最後番付外で引退した。

入門者では落合(伯桜鵬)、大の里、安青錦、阿武
剋と付出組が目立つ。安青錦は前相撲-序ノ口スタ
ートである。元安美錦の安治川部屋でウクライナ出
身である。十一月場所7戦全勝で序ノ口優勝したこ
とは記憶に新しい。大の里はきたる一月場所入幕が
予想される。

<落合の幕下時代>

昨年は入門者数55人、引退者数88人だから両部門と
も規模は縮小したといえる。昨年五月場所から三段
目は90枚になった。こうした変化は今後再びおこり
えるのだろうか。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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