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場所の総括と番付
2022年三月場所私製番付
三月場所の私製番付を作成した。基準は以下 である。 1.番付は基本関脇以下を編成するため、 関脇以下の成績を基本とした 2.ただし、横綱・大関からの勝ち星は加算した その理由は、幕内は横綱・大関との対戦圏内 とそうでないクラスの2部構成だから... -
場所の総括と番付
大相撲 2022年初場所(令和4年一月場所)の結果|優勝は御嶽海、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和4年一月場所(2022年初場所)の幕内優勝は関脇 御嶽海、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の前頭六枚目 阿炎。 三賞は殊勲賞が阿炎(前頭六枚目・12勝3敗)、敢闘賞が琴ノ若(前頭十四枚... -
場所の総括と番付
2022年一月場所総評
★一月場所の特徴は 千秋楽を迎えて優勝争いをする力士が御嶽海・ 阿炎・照ノ富士・琴ノ若の4人となって話題 となった。これは近年にない盛り上がりと なった。その反面関取休場は先場所よりはる かに増えて10人に及んだ。このなかには部屋 ごと休場が2人... -
本場所レポート
■初 千秋楽巴戦回避!御嶽海が本割で勝って優勝
千秋楽は優勝色に彩られている。それも4人 が優勝圏内という最近にない展開となって いる。幕内前半に3敗同士の阿炎対琴ノ若戦 が組まれた。優勝への生き残りをかけての 一番である。相撲は熱戦となった。攻防激し く、勝負は簡単につかない激しい相撲と... -
本場所レポート
■初 14日目優勝戦線激変!御嶽海が単独トップへ
13日目を追えた時点で2敗同士の照ノ富士対 御嶽海の相星決戦かというムードがあった。 だがそんな流れを一変させたのが阿炎である。 急遽不調正代に代わって照ノ富士と対戦する ことになった。阿炎は先場所照ノ富士に善戦 したがあと一歩足りなかった。 ... -
本場所レポート
■初 13日目御嶽海2敗対決を制する
序ノ口、序二段、幕下の各段の優勝が決まっ た13日目。幕内の優勝争いは思いもかけぬ 三つ巴戦となった。その中で、2敗同士で 御嶽海対阿炎戦が組まれた。いわば星のつぶ し合いである。前日の敗戦を引きずっていな いか御嶽海。勢いにのり、調子をあげて... -
本場所レポート
■初 12日目優勝争いは急遽三つ巴に
終盤戦の12日目、優勝戦線に異常があった。 1敗でトップを走る御嶽海が阿武咲のあたっ ての引き技に土俵にばったり倒れた。あっと いう間の出来事だった。御嶽海の勝ちパター ンは微塵もなかった。自分の相撲を失っての 敗北だった。御嶽海のもろさがこの... -
本場所レポート
■初 11日目御嶽海・照ノ富士共に1敗死守
前日思わぬ1敗をきっしただけに、11日目は 負けられない御嶽海。連敗したら優勝も大関 もなくなるくらい印象が悪くなる。といって も対戦相手は勝てなくなった大関正代である。 4勝6敗と重症。それでも正代は気力をふり 絞って御嶽海と対戦した。この日... -
本場所レポート
■初 10日目御嶽海1敗!大関の行方は?
全勝御嶽海が思わぬ相手に思わぬ相撲で負け た。思わぬ相手というのは北勝富士である。 以前ほどの馬力はなくなっている。御嶽海 勝利へのパターンで北勝富士を土俵際へ追い 込むかと思った。だが、この日は相撲が違っ た。別の展開をみせた。立ち合い両力... -
本場所レポート
■初 9日目場所の行方
全勝御嶽海は2勝6敗の隠岐の海と対戦した。 それほど難しい対戦相手ではない。御嶽海の 勝利のパターンで隠岐の海を西土俵に追い 込み、寄り切った。1敗照ノ富士は北勝富士 と対戦した。北勝富士には以前ほどの立ち 合いの怖さや馬力がない。組みとめた... -
本場所レポート
■初 8日目全勝御嶽海1敗照ノ富士のマッチレース
この日最大の好取組は御嶽海対大栄翔戦で ある。大栄翔は押し相撲だけに御嶽海をくず すチャンスがある。大栄翔は果敢に突き押し で攻めたてた。御嶽海踏みとどまってこらえ、 大栄翔の引きにつけ入って押し出した。御嶽 海は初日から8連勝とした。これは... -
本場所レポート
■初 7日目勝利遠のく正代は重症
大関正代は7日目隠岐の海と対戦した。正代 ここまで3勝3敗と星が五分とはいえ、隠岐 の海は1勝5敗ともうひとつ調子がでていな いだけに、正代の勝利は堅いと思われた。 しかし、相撲は、隠岐の海が先に左四つ十分 になると上手が取れない正代はなす術... -
本場所レポート
■初 6日目波乱!玉鷲が照ノ富士を強襲
ここまで強固な守りでピンチをしのいできた 照ノ富士。6日目は玉鷲戦であった。予想 では、玉鷲は善戦しても勝利までは難しい のでは、と思われた。相撲は玉鷲の強烈な 突き上げを繰り出し、照ノ富士を後退させて 追い込むと突き落としの強襲に照ノ富士が... -
本場所レポート
■初 5日目盛り上がりに欠けた相撲
5日目は取組的にも相撲内容でももうひとつ 盛り上がりに欠けた日になった。その中で 阿炎ははつらつとした相撲を取っている。 手が伸び、前へ前へと出る相撲が続いている。 一段と強くなり、危なげがない。序盤戦を 5勝と快調である。休場した貴景勝に代... -
本場所レポート
■初 4日目照の恐るべき一撃に宇良ふっとぶ
貴景勝が4日目から休場した。これで大関に なって15場所中6場所休場である。負け越し は6場所に及ぶ。1度大関を落ち、復帰して から4度めのカド番になる。今回の休場は 休場率、負け越し率の数字をあげる結果に なった。ここに貴景勝の限界を見る思い... -
本場所レポート
■初 3日目照ノ富士が見せた攻め相撲の迫力
貴景勝は上位初挑戦の宇良と対戦した。貴景 勝は曲者相手のせいかよくみて押すが、宇良 まわり込んで突き合い。宇良右前褌から両 まわし取って頭をつける絶好の体勢をつくる。 宇良ひきつけて前に出る。しかし、貴景勝、 引きながら上からはたく。貴景勝重... -
本場所レポート
■初 2日目守備力ますます堅固な照ノ富士
若隆景は照ノ富士に1不戦勝があるだけで、 土俵上で勝ったことはない。若隆景としては 動いて照ノ富士のスキをついて攻めたいとこ ろである。相撲は、若隆景があたって照ノ 富士の腕をたぐってから右おっつけで攻め 込む。照ノ富士上体がおきかかるが、左... -
本場所レポート
■初 初日危機のなかで勝利を見出した照ノ富士
2022年の大相撲がスタートした。初日から 相撲仲間7人と出会った。初日驚いたことは 観客数であった。コロナ禍後の東京場所初日 2階イス席は最も入った。出だし好調の入り であった。 照ノ富士は初日早々いやな相手を迎えた。 九月場所で負け、十一月場... -
場所の総括と番付
2022年一月場所直前考
十一月場所、千秋楽は番付通りなら、照ノ 富士対正代なるところ、優勝争いを優先して 照ノ富士対貴景勝になった。しかし、2差 あったため、優勝は14日目全勝照ノ富士に 決定していた。千秋楽は照ノ富士が全勝優勝 できるかどうかに焦点が移っていた。とい... -
力士・人物
2022年1月横綱・大関に挑む13人のサムライ
横綱・大関3人体制によって挑戦者は13人に なった。上位に休場者がいない場合、横綱・ 大関との対戦圏内は前頭東5枚目の阿武咲 までである。 ここ1年横綱・大関と対戦してきた力士は 3人いる。御嶽海は上位常連というより関脇 以下最強である。2021年... -
力士・人物
期待しがたい両大関
十一月場所、横綱・大関3人体制のなかで 貴景勝は12勝3敗と好成績を残した。痛恨は 下位で勝ち込んできた阿炎に負けたことで ある。こういう弱さ、頼りなさがなくなら ないと横綱は遠いといわざるを得ない。 <貴景勝> 正代は横綱・大関3人体制にもか... -
力士・人物
若元春の出世街道
ご存知、大波3兄弟=若隆元、若元春、若隆 景の次男。母方の祖父は時津風(元双葉山) 部屋の若葉山であり、昭和26年に殊勲賞を 受賞している。父は、元幕下の若信夫という 相撲一家である。 福島県出身で地元の高校相撲部に在籍して いたが、2011年の東... -
記録と統計
幕内最強照ノ富士にスキはあるのか
十一月場所、照ノ富士は初の全勝優勝を達成 した。それは必ずしも万全という相撲内容 ではなかった。大栄翔には攻め込まれ、1本 足で残しての逆襲だった。また阿炎に攻め 込まれて踏みとどまった。そうかと思えば 明生の外掛けを掛け投げで跳ね返した。照... -
角界ニュース・論
2022年はどうなる! 出場停止・休場
2021年の出場停止・休場は以下となった。 横綱 6人 大関 4人 幕内 24人 十両 23人 このほかに大麻使用で貴源治が解雇になって いる。新型コロナウイルスで部屋ごと休場が あったとはいえ、数字は大きい。ただ、横綱 鶴竜・白鵬が引退したことで横綱... -
角界ニュース・論
2022年はどうなる! 大相撲人気
2021年は観客人数を制限してもなかなか満員 につながらない日々が続いた。掛け値なしに 入るのは14日目・千秋楽であった。特に平日 はガラガラであった。国技館の2階は埋まら ないし、地方は経費がかかるだけに深刻さは 増してくる。地方場所は生活に必要... -
角界ニュース・論
2022年はどうなる! 優勝
2021年、照ノ富士が4回優勝した。今年も そのくらいはいきそうである。なにしろ場所 前の優勝候補は照ノ富士以外あげにくいのが 実情である。となるとあと2回は誰になる のか。 <強者照ノ富士> 昨年はほかの2回は大栄翔と白鵬だった。 大栄翔は実力者... -
記録と統計
幕内力士の十両在位場所数|最短は遠藤ら2場所、最長は英乃海31場所【2022年】
2022年一月場所の幕内力士のうち、十両にいた場所数(通算)がいちばん短いのは遠藤・正代・御嶽海・北勝富士の2場所だった。いちばん長いのは英乃海の31場所で、2021年十一月場所の時点では幕内11場所より十両時代のほうが長かった。 田口 通廣が2021年12... -
記録と統計
2021年年間最多勝最終形
今年納めの十一月場所を終了したことで、 幕内力士の年間成績が確定した。年間最多勝 はすでに九月場所終了時点で照ノ富士が62勝 で決定していた。最終的に何勝にまでいくか が焦点であった。また、休場が多かった鶴竜、 白鵬の2横綱が引退した年でもあっ... -
場所の総括と番付
大相撲 2021年九州場所(令和3年十一月場所)の結果|優勝は照ノ富士、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和3年十一月場所(2021年九州場所)の幕内優勝は横綱 照ノ富士、成績は15勝0敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は12勝3敗の大関 貴景勝・前頭十五枚目 阿炎。 三賞は敢闘賞が隆の勝(前頭二枚目・11勝4敗)と阿... -
コラム・論考
年寄株を持つ現役力士と名跡の仕組み
年寄株(年寄名跡)とは、引退後に日本相撲協会へ親方として残るために必要な「株」のことです。名跡の数には限りがあり、昔から「高値の花」と呼ばれてきました。現役のうちに名跡を取得・保有しておく力士もいます。この記事では、現役力士の年寄株保有... -
力士・人物
天空海(あくあ)とは|読み方と四股名の由来、最高位前頭十枚目までの歩み
天空海は「あくあ」と読み、茨城県大洗町出身の立浪部屋の力士である。柔道から20歳で相撲に入り、2020年十一月場所で新入幕、最高位は前頭十枚目。2026年9月場所の番付では東幕下十四枚目にいる。 プロフィールといまの番付は日本相撲協会の力士プロフィ... -
記録と統計
横綱の引退年齢ランキング|常陸山以降の最年長は太刀山・常陸山の40歳、白鵬は36歳・千代の富士は35歳
常陸山以降の横綱で最も高齢まで務めたのは太刀山と常陸山の40歳。年6場所制では千代の富士が36歳直前まで取り、白鵬は令和3年九月場所に36歳で引退した。最も若く土俵を去ったのは双羽黒の24歳で、常陸山以降の東京横綱51人を田口が引退年齢の高い順に並... -
力士・人物
横綱が優勝から遠ざかった理由|北の湖・輪島ら7人の連続優勝なし場所数
横綱が優勝から遠ざかった理由は、故障や休場、引退までそのまま勝てなかった晩年など、人によって違う。田口はこの記事で北の富士・玉の海・琴櫻・輪島・北の湖・2代目若乃花・三重ノ海の7人を取り上げ、7人のうち最長は頚椎の疾患もあった2代目若乃花の1... -
記録と統計
記録からみた優勝決定戦
優勝決定戦は、本割(通常の取組)を終えて同じ星(勝ち数)で並んだ力士が、優勝者を決めるために千秋楽の結びの一番のあとに行う取組である。1947年(昭和22年)秋場所に始まった。それ以前は同成績なら番付上位者が優勝だった。2人なら一番勝負、3人以... -
力士・人物
クンロク大関とは|9勝6敗の意味と、15日制以降で一度も10勝できなかった大関
クンロク大関とは、9勝6敗(クンロク)の成績しかあげられない大関を揶揄した言葉である。田口は2019年の記事で、15日制以降に最高位が大関だった力士のうち、大関在位中に一度も10勝以上をあげられなかったのを松登・前の山・雅山・大受と、大関に復帰す... -
観戦と楽しみ方
白鵬杯とは|小中学生の学年別の世界大会、第1回2010年から国技館開催の歩み
白鵬杯は、白鵬が始めた小中学生の学年別の相撲の世界大会である。第1回は2010年で、2019年2月の第9回は国技館で開かれ、2020年の第10回には世界14か国から1113名の選手が参加した。2021年はコロナで中止、2022年は大田区総合体育館で開かれ、2023年に国技... -
角界ニュース・論
横綱審議委員会(横審)とは|メンバーと委員長、いつ開くか・内規・誕生の経緯
横綱審議委員会(横審)は、日本相撲協会が定款で置く諮問機関で、横綱の推薦など横綱に関する案件について協会の諮問に答え、自ら進言もする。委員は協会の外の有識者で、横綱の推挙は横審の答申か進言を受け、理事会の承認を経て番附編成会議で決まる(... -
観戦と楽しみ方
日本大相撲トーナメント第41回(2017年)|新横綱稀勢の里が優勝、国技館で初の土俵入り
日本大相撲トーナメントの第41回(2017年2月)は、横綱昇進を決めたばかりの稀勢の里が、決勝で貴ノ岩を破って優勝した。稀勢の里の横綱昇進で人気が加速し、チケットは売り切れ。国技館では初めてとなる稀勢の里の横綱土俵入りに、観客の目がくぎ付けにな...