大相撲

■初 7日目勝利遠のく正代は重症

大関正代は7日目隠岐の海と対戦した。正代
ここまで3勝3敗と星が五分とはいえ、隠岐
の海は1勝5敗ともうひとつ調子がでていな
いだけに、正代の勝利は堅いと思われた。
しかし、相撲は、隠岐の海が先に左四つ十分
になると上手が取れない正代はなす術なく
土俵を割った。

<隠岐の海に敗れ正代4敗目>

これで3勝4敗となった。今場所正代より
番付が上は1人しかいない。これで負け越す
ようだと珍記録になりかねない。今の正代
から気力、闘士がまるで伝わってこない。
場所中でも汗にまみれ、出直すつもりで取り
組まないと勝利は遠くなる。

照ノ富士は曲者遠藤と対戦した。遠藤は左四
つ頭をつけていい体勢をつくった。しかし、
照ノ富士は体を寄せて寄り切ってしまった。
戦いが長引いて遠藤に揺さぶられる前に勝負
に出たのが勝因となった。前日の敗戦の影響
はなさそうである。

<遠藤を退けた照ノ富士>

全勝御嶽海は1敗玉鷲と対戦した。玉鷲は
正代、照ノ富士を撃破している力士である。
それだけにこの一番が最も興味ある取組で
あった。しかし、相撲は、御嶽海が前に出て
圧倒する勝利の方程式で玉鷲を退けてしまっ
た。御嶽海を倒すのは誰か。そちらも焦点に
なってきた。

<御嶽海、玉鷲を圧倒>

阿炎は突いて出て阿武咲を追い込む。しかし、
阿武咲はこれをはずして、阿炎を突き落と
した。阿炎はついに1敗となった。しかし、
自分の相撲を取ろうとした結果であって評価
を下げる負け方ではなかった。

<阿炎、阿武咲に敗れる>

全勝御嶽海、1敗照ノ富士・阿炎となった。

プリンターの調子が思わしくありません。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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