大相撲

■初 8日目全勝御嶽海1敗照ノ富士のマッチレース

この日最大の好取組は御嶽海対大栄翔戦で
ある。大栄翔は押し相撲だけに御嶽海をくず
すチャンスがある。大栄翔は果敢に突き押し
で攻めたてた。御嶽海踏みとどまってこらえ、
大栄翔の引きにつけ入って押し出した。御嶽
海は初日から8連勝とした。これは初優勝
した2018年七月場所以来である。このとき
は初日から11連勝している。

<御嶽海、大栄翔をくだし8勝>

御嶽海は9日目隠岐の海戦。10日目以降は
照ノ富士、正代、隆の勝、北勝富士、阿武咲、
阿炎が予想される。御嶽海を倒す力士は出る
か。照ノ富士戦は場合によっては千秋楽結び
の一番になるかもしれない。

結びの一番照ノ富士対隠岐の海戦を前に帰る
お客さんを何人か目にした。この一番に対
する関心度を表しているのか。相撲は、左四
つ、照ノ富士右前みついいところを取った。
隠岐の海が右まきかえにいくが、照ノ富士は
引きつけて寄り切った。四つ相撲で照ノ富士
の攻略は難しい。

<照ノ富士盤石の寄りで隠岐の海から勝利>

この日目を見張ったのは豊昇龍対阿炎戦で
あった。豊昇龍の速攻はすばらしかった。
阿炎に何もさせなかった。おじの朝青龍は
スピードと集中で相撲を取った、それで時代
を築いた横綱になった。豊昇龍にその一部が
垣間見えた一番となった。

<豊昇龍速攻で阿炎をくだす>

宇良が隆の勝相手に流れるように鮮やかな
足取を決めた。意外な展開に観客はあっけに
取られた。宇良がこういう相撲を取った後で
御嶽海戦を迎えたら興味深かったが、残念
ながら初日に対戦済みであった。

<宇良足取りの奇襲>

御嶽海対照ノ富士の直接対決はどういう星で
ぶつかることになるのか。後半戦最大の見所
になる。

蕎麦屋によってから国技館にむかいました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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