大相撲

■初 初日危機のなかで勝利を見出した照ノ富士

2022年1月9日

2022年の大相撲がスタートした。初日から
相撲仲間7人と出会った。初日驚いたことは
観客数であった。コロナ禍後の東京場所初日
2階イス席は最も入った。出だし好調の入り
であった。

照ノ富士は初日早々いやな相手を迎えた。
九月場所で負け、十一月場所で大苦戦した
大栄翔である。押してくる相手だけに負けず
に踏み込んで捕まえたいところである。しか
し、実際の相撲は予想外の展開となった。

<大栄翔と照ノ富士の攻防>

大栄翔、もろ手突きで思い切ってあたる。
さらに押しあげて照ノ富士の上体を起こしに
かかる。照の冨士土俵際から押し戻し、攻防。
そのなかから大栄翔いなしも照ノ富士ついて
いく。激しい攻め合いから大栄翔、はず押し。
照ノ富士正面回り込むもピンチ。しかし、次
の瞬間、大栄翔がばったり前に落ちた。

<照ノ富士、危機のなかの勝利>

照ノ富士は大苦戦、危機のなかで勝利を見出
した。攻め込んだ大栄翔は見事、耐え忍んだ
照ノ富士も見事。見ごたえ十分の一番となっ
た。「大栄翔惜しかった、もう一歩だった」
という声が近くのマスから聞こえてきた。

貴景勝は若隆景を一気に押し込んだ。まわり
こむ若隆景についていって正面土俵押し出し
た。初日の相撲内容は文句なし。幸先いい
出だしとなった。

<貴景勝、若隆景に快勝>

正代は一気に寄って出て霧馬山を追い込む。
しかし、霧馬山もろざしになって逆襲。だが、
西土俵足が出てしまって、正代はなんとか
勝った。霧馬山はもったいない相撲となった。

<正代、霧馬山に辛勝>

横綱・大関3人体制の面々は白星の中身に
差はあるものの、結果オーライの初日となっ
た。

12時から観戦しました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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