若隆景は照ノ富士に1不戦勝があるだけで、
土俵上で勝ったことはない。若隆景としては
動いて照ノ富士のスキをついて攻めたいとこ
ろである。相撲は、若隆景があたって照ノ
富士の腕をたぐってから右おっつけで攻め
込む。照ノ富士上体がおきかかるが、左から
抱え込んで強烈な小手投げでねじり倒して
しまった。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/01/220110二日目幕内-1182-e1641817559906.jpg)
若隆景はよく攻めたが、照ノ富士は少しも
あわてなかった。照ノ富士を倒そうとあの手
この手でくるが、照ノ富士の守備力はます
ます堅固なものになってきている。ただ、
相手の攻めを受け止めるだけでなく、先手を
取って攻め込む照ノ富士も必要である。
貴景勝は明生を押して出たが、西土俵で体を
かわされ、突き落とされた。痛い1敗をきっ
した。取りこぼしといえば取りこぼしなの
だが、明生には先場所も負けている。今場所
はリベンジのはずがだが、そういかないとこ
ろが貴景勝の貴景勝たるゆえんか。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/01/220110二日目幕内-1006-e1641817583999.jpg)
宇良は上位初挑戦である。2日目は大関正代
と対戦した。相撲は、正代出足鋭く宇良の
たぐりをものともせず、一気に出て正面土俵
になだれこんだ。戦い後宇良の足取りがおぼ
つかなく心配したが、足ではなく後頭部を
打ったようである。
![](https://dohyounomokugekisya.net/wp-content/uploads/2022/01/220110二日目幕内-1066-e1641817604490.jpg)
御嶽海、隆の勝が大関を目指すが、今場所は
まず2ケタ勝つことである。連続2ケタ勝っ
て初めて大関を狙えるのである。御嶽海2勝、
隆の勝1勝1敗のスタートとなった。
戦いはこれからである。
祝日ですが、初日より観客は少なくなっていました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。