大相撲

■初 10日目御嶽海1敗!大関の行方は?

全勝御嶽海が思わぬ相手に思わぬ相撲で負け
た。思わぬ相手というのは北勝富士である。
以前ほどの馬力はなくなっている。御嶽海
勝利へのパターンで北勝富士を土俵際へ追い
込むかと思った。だが、この日は相撲が違っ
た。別の展開をみせた。立ち合い両力士あた
り合うも北勝富士のほうが、角度がよくおっ
つけて出る。すると御嶽海が引いて負けを
呼んでしまった。

<御嶽海と北勝富士の立ち合い>

御嶽海の勝ち相撲はスキがなく、完璧に近か
った。負けるときは意外な面をみせてしまう
ものかもしれない。しかし、敗戦を引きずっ
ているわけにはいかない。まだ優勝争いの
トップである。大関を考えれば再び勝ち続け
なければならない。1敗した後の照ノ富士の
ように。11日目は調子をおとしている大関
正代戦である。

<御嶽海、北勝富士に敗れ1敗>

1敗で御嶽海の大関昇進はどうなるのか。
もともと一月場所は大関取りの場所ではなか
った。大関になるためには2ケタ勝利がコン
スタントにあげられなければならない。御嶽
海は今場所2ケタ勝利しても2場所連続に
すぎない。優勝した場合はどうか。照ノ富士
に勝っての優勝なら大関昇進ムードになる
可能性はでてくる。

御嶽海の敗戦を目の当たりにした照ノ富士。
対戦相手は一歩まちがえるとピンチに陥る
危険性がある阿武咲。しかし、相撲は、照ノ
富士が阿武咲をつかまえた時点で勝負あった。
照ノ富士は1敗を守った。ところが11日目の
対戦相手が千代翔馬なのである。まるでわく
わく感がわかない取組である。なぜ勝ち進ん
でいる阿炎、若手の豊昇龍でないのか。取組
編成のまずさがまた出てしまった。

<照ノ富士、阿武咲に完勝>

照ノ富士が優勝すると新横綱から3連覇と
いう記録になる。3連覇自体が大変な記録で
ある。ここ6場所中5場所優勝という偉業に
なる。7回目の優勝となると2ケタ優勝も
みえてくる。照ノ富士の優勝は記録とともに
ある。

一月場所は初優勝が続いてきた。だが、今回
だけはそれはなさそうである。

帰りの電車で眠くなりました。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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