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本場所レポート
■初 9日目正代、立ち合いを制して1敗守る
貴景勝か正代か。9日目1敗同士の対戦が実現した。離れて貴景勝、組めば正代。格闘技は離れて戦うか、組んで戦うかのどちらかである。ところが相撲は両面をもっている特殊な格闘技である。地力は貴景勝、勢いにのる正代。今場所を左右する一番になるのは... -
コラム・論考
■2020年一月場所の行方
両横綱の休場で優勝争いは混沌としてきたが、それでもどうにか絞られてきた。現在1敗は貴景勝、正代、徳勝龍の3人になった。その貴景勝と正代が9日目に直接ぶつかる。この勝敗が大きく影響する。対戦成績は貴景勝の7勝2敗で現在7連勝中になる。三役... -
本場所レポート
■初 8日目恐るべき正代!朝乃山を粉砕
長足の進歩をとげた2敗朝乃山か。1敗で連敗は避けたい正代か。ただし、正代の6勝のうち4勝は前頭5枚目以下というのは昨日書いた。連続2ケタの勝利の関脇朝乃山のほうが立場は上である。この勝負朝乃山優勢に思えた。ところがこの日の正代は違った。... -
本場所レポート
■初 7日目6勝正代が試される上位との対戦
2敗同士の朝乃山対北勝富士。以前の朝乃山は突き押しのパワー系に弱かったが、今の朝乃山はかつての朝乃山ではない。ここ最近の朝乃山は立ち合いの鋭さ、圧力、速さが加わりスケールが大きくなった。相撲は北勝富士を圧倒して寄せ付けなかった。2敗とは... -
本場所レポート
■初 6日目混戦・波乱の中の苦戦者達
1勝4敗とカド番の豪栄道が玉鷲相手に前に出て下から押し上げて勝った。連日苦戦、こわごわ取っている相撲がある中で、今場所最もいい相撲だった。これがきっかけになるか。とにかく1日1番なのだから、白星を地道に積み重ねていくしかない。明日7日目... -
本場所レポート
■初 5日目 混乱・波乱の優勝がもたらしたモノ
予想通り鶴竜は休場した。3場所連続休場である。いくらなんでも4場所連続休場は許されない。横綱は休場しても地位は変わらない。これは特権である。しかし、横綱の責任を果たせないときは自らが決断を迫られる。権利があれば義務がある。特権だけを主張... -
本場所レポート
■初 4日目新旧交代の新に核なし
連敗白鵬が早々と休場した。負け方はもろかった。晩年とあって相撲はせいいっぱい。2敗から巻き返す実力も気力もなかった。休場はやむなし。2敗鶴竜は出場したからといって安泰とはいかない。相撲内容は「悪い」の一言である。重症である。結びの一番で... -
本場所レポート
■初 3日目 横綱・大関崩壊の危機
2日目で、横綱・大関から全勝が消えた日。立て直しをはかれる者はいるのか。と書いた。その答は意外にも早くやってきた。鶴竜の引きは負けを呼ぶ。北勝富士相手にそれを地でいった。単に2敗というより、相撲内容が悪すぎる。横綱の相撲ではない。現在2... -
本場所レポート
■初 2日目横綱・大関の負けぬ日はなし大相撲
横綱の負けぬ日はなし大相撲!十一月場所の白鵬対遠藤戦は流血の惨事となった。白鵬の肘かち上げが遠藤の鼻を直撃した結果起きた一番だった。遠藤はどう工夫し白鵬戦のリベンジを果たすのか。これがこの一番の最大の見所であった。<白鵬と遠藤の立ち合い... -
本場所レポート
■初 初日高安・豪栄道・鶴竜の敗戦が意味するモノ
10勝して大関復帰を目指す高安。勝ち越してカド番脱出をはかりたい豪栄道、横綱の面目を取り戻したい鶴竜。3者の思惑は違うが、勝たなければならないのは共通だった。ところが初日から黒星スタートと思いがけない展開に陥った。<玉鷲(押し出し)高安>... -
コラム・論考
大相撲初日前日見聞録
東京場所の初日前日は色々な行事が行われる。相撲ファンが当然集まる。そこでは様々な声が聞かれた。まず、石浦が出場停止にならなかったのは公平性からみると不公平である、という意見を聞いた。自ら出場停止にしてもいいのではという意見が聞かれた。今... -
力士・人物
2020年一月横綱・大関に挑む11人のサムライ
2横綱・2大関が出場する一月場所が始まらんとしている。休場は幕内上位の琴勇輝である。年明け稽古場で殴り合いをした石浦は、1ヶ月の報酬減額とけん責で、出場停止までは、いかなかった。昨年は横綱・大関の休場が目立った。今年の一月場所は2横綱2... -
記録と統計
一月場所・今年、記録は続く?
一月場所、16場所連続関脇小結連続在位記録を続けていた御嶽海の記録はストップした。しかし、まだ続いている記録がある。2020年一月場所及び今年は記録に変化があるのだろうか。★一月場所、琴奨菊、稀勢の里、栃ノ心、玉鷲と4年連続初優勝一月場所では20... -
力士・人物
大関豪栄道のカモと苦手
大関豪栄道は今度の一月場所で大関33場所目を迎える。昨年は大関がカド番から降格するケースが目立った。豪栄道は今度のカド番が9度目である。けっこうな数字である。先場所はケガで1勝もできずに休場に追い込まれた。フル出場による負け越しが5度、途... -
力士・人物
次の大関は誰か2017年版→2020年版
次の大関は誰か。実はこのテーマ、2017年時点では、次のように書いている。御嶽海、貴景勝、阿武咲、北勝富士が有力候補である。これに30歳は超えているが、若々しい相撲を取る玉鷲を入れた5人のなかから次の大関が、出る可能性が高いと思われる。<貴景... -
力士・人物
大栄翔の小結までの出世街道
一月場所番付、新たに小結になった力士が 大栄翔である。着実に力をつけていたが、 ついに小結まで到達した。昨年の十一月場所 は優勝白鵬に唯一の黒星を与え、殊勲賞に 輝いた。大栄翔はここまでどんな力士人生を 歩んできたのか。大栄翔の出世街道をみて... -
力士・人物
阿炎実力評価の変遷
阿炎は今年の一月場所で4場所連続小結在位である。大関から関脇に降格する力士にさえぎられて関脇昇進を阻まれているが、三役に定着してきた。上位と対戦しても遜色ない力を発揮してきたといえる。阿炎は入幕までに苦難があった。そのあたりは下記をクリ... -
角界ニュース・論
今年はどうなる!引退
昨年(2019年)は関取の引退が目立った。稀勢の里 32歳豪風 39歳安美錦 41歳嘉風 37歳これだけではない。他に引退勧告という特殊ケースの貴ノ富士がいる。幕下以下で引退を表明した元関取では天鎧鵬、出羽疾風、栃飛龍、大喜鵬、誉富士がい... -
コラム・論考
決まり手新分類6
決まり手を公式の並び順でひと通り見るなら、相撲の決まり手 一覧(全82手と非技5つ)に置いてある。この連載は、その手を分類し直して読んでいくものである。 足の裏以外を土俵につける技10分類のうち捻り技に目をむけていこう。■投げ技■足技■足取り技■捻... -
角界ニュース・論
今年はどうなる!横綱・大関リーグ戦
昨年(2019年)ほど横綱・大関リーグ戦が乏しかった年はなかった。不戦勝不戦敗を別にして、実際土俵でおこなわれた横綱・大関リーグ戦の番数は次のようになった。一月 3横綱3大関…1番三月 2横綱3大関…10番五月 2横綱3大関…2番七月 2横綱4大... -
角界ニュース・論
今年はどうなる!新関脇・新小結・新入幕
昨年(2019年)は新関脇に貴景勝、新小結に北勝富士、阿炎、竜電、朝乃山の5人がなった。今年の一月場所はすでに新関脇朝乃山、新小結大栄翔が決定している。昨年は関脇・小結はのべ26人である。それでいて新関脇・新小結が、5人ということはわずか19%... -
記録と統計
入幕から三役までの所要場所数番付(2020年一月場所)|最速は阿武咲の3場所、玉鷲は38場所
2020年一月場所の幕内力士で、新入幕から三役に上がるまでが最も早かったのは阿武咲の3場所、次いで白鵬と妙義龍の4場所だった。最も長くかかったのは玉鷲の38場所で、魁聖30場所・遠藤28場所・大栄翔26場所が続く。 相撲記者・田口 通廣が2020年一月場所... -
観戦と楽しみ方
2020年一月場所チケット事情
十一月場所のチケットは、即日完売は限られ、場所開始直前まで13日目以外の平日は販売されていた。だが、人口ナンバー1東京都、ナンバー2神奈川県、さらに福岡県より人口が多い埼玉県、千葉県を抱える東京場所はチケットの売り切れ速度が半端ではなかっ... -
場所の総括と番付
大相撲 2019年九州場所(令和元年十一月場所)の結果|優勝は白鵬、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和元年十一月場所(2019年九州場所)の幕内優勝は横綱 白鵬、成績は14勝1敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の小結 朝乃山・前頭十枚目 正代。 三賞は殊勲賞が大栄翔(前頭筆頭・8勝7敗)、敢闘賞が正... -
記録と統計
2019年 年間最多勝最終形
十一月場所を終了したことで今年1年間の成績が確定した。九月場所までは御嶽海と阿炎が45勝で最多勝に並んでいた。それを朝乃山が1差で追走していた。すべて関脇以下である。横綱・大関が、いかに休場が影響したかを物語っている。それでは、幕内1年間... -
記録と統計
記録からみた優勝決定戦
優勝決定戦は、本割(通常の取組)を終えて同じ星(勝ち数)で並んだ力士が、優勝者を決めるために千秋楽の結びの一番のあとに行う取組である。1947年(昭和22年)秋場所に始まった。それ以前は同成績なら番付上位者が優勝だった。2人なら一番勝負、3人以... -
力士・人物
クンロク大関とは|9勝6敗の意味と、15日制以降で一度も10勝できなかった大関
クンロク大関とは、9勝6敗(クンロク)の成績しかあげられない大関を揶揄した言葉である。田口は2019年の記事で、15日制以降に最高位が大関だった力士のうち、大関在位中に一度も10勝以上をあげられなかったのを松登・前の山・雅山・大受と、大関に復帰す... -
観戦と楽しみ方
白鵬杯とは|小中学生の学年別の世界大会、第1回2010年から国技館開催の歩み
白鵬杯は、白鵬が始めた小中学生の学年別の相撲の世界大会である。第1回は2010年で、2019年2月の第9回は国技館で開かれ、2020年の第10回には世界14か国から1113名の選手が参加した。2021年はコロナで中止、2022年は大田区総合体育館で開かれ、2023年に国技... -
記録と統計
横綱の連敗記録|ワーストは稀勢の里の10連敗(不戦敗含む)、常陸山以降54人
常陸山以降の横綱で、連敗記録のワーストは稀勢の里の10連敗である(田口の数え方で、不戦敗を含む)。平成30年(2018年)九月場所の千秋楽から、引退した平成31年(2019年)一月場所の4日目まで、不戦敗2つを含めて負け続けた。それまでのワーストは照國... -
角界ニュース・論
横綱審議委員会(横審)とは|メンバーと委員長、いつ開くか・内規・誕生の経緯
横綱審議委員会(横審)は、日本相撲協会が定款で置く諮問機関で、横綱の推薦など横綱に関する案件について協会の諮問に答え、自ら進言もする。委員は協会の外の有識者で、横綱の推挙は横審の答申か進言を受け、理事会の承認を経て番附編成会議で決まる(... -
観戦と楽しみ方
日本大相撲トーナメント第41回(2017年)|新横綱稀勢の里が優勝、国技館で初の土俵入り
日本大相撲トーナメントの第41回(2017年2月)は、横綱昇進を決めたばかりの稀勢の里が、決勝で貴ノ岩を破って優勝した。稀勢の里の横綱昇進で人気が加速し、チケットは売り切れ。国技館では初めてとなる稀勢の里の横綱土俵入りに、観客の目がくぎ付けにな... -
相撲の歴史
大相撲チケット受難時代
九月場所は15日間満員札止めという、これ以上ない盛況であった。単に満員札止めというのではない。チケットの売れ行きのスピードは一月場所、五月場所の東京場所をはるかに超えていた。場所が近づいてくるに従って、協会の売れ行き状況は、前半の平日にポ...