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場所の総括と番付
大相撲 2021年初場所(令和3年一月場所)の結果|優勝は大栄翔、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和3年一月場所(2021年初場所)の幕内優勝は前頭筆頭 大栄翔、成績は13勝2敗。同じ成績で並ぶ力士はいなかったので、優勝決定戦は行われていない。次点は11勝4敗の大関 朝乃山・関脇 照ノ富士・大関 正代。 三賞は殊勲賞が大栄翔(前頭筆頭・13勝2敗)、... -
場所の総括と番付
2021年一月場所総評
★多数の休場者がでたが 協会発表によると以下である。 ・幕内 全休7人、途中休場1人 ・十両 全休9人、途中休場2人 ・幕下以下 初日から休場81人 途中休場19人 途中出場7人 新型コロナウイルス陽性者は少数だが、濃厚 接触者として部屋単位で休場にな... -
本場所レポート
■一月千秋楽 大栄翔13勝2敗で初優勝
昨日から降った雨はやむことなく、降り続い ていた。迎えた雨の千秋楽。やはり千秋楽は 特別な日である。進行がいつもより早い。 協会ご挨拶がある。各段の優勝決定戦がある。 各段の表彰がある。そしてこれより三役が ある。幕内優勝力士の表彰がある。 ... -
本場所レポート
■一月14日目 照ノ富士執念の正代戦勝利
優勝を賭けた2番 2敗大栄翔の平幕8番勝負、7番手は玉鷲 である。玉鷲は5勝8敗と負け越してはいる が、要注意の相手である。ただ上位に定着 していた頃のパワーはやや失われている。 大栄翔あたって突き起こし、果敢に攻めて 追い込む。ここで大栄翔... -
本場所レポート
■一月13日目紙一重の勝利!つきまくる正代相撲再び
13日目は通常各段の優勝争いが行われる。 今場所は休場力士が多いだけに幕下は2人の 6戦全勝が出るかわからなかった。三段目の 全勝者を破ったことで幕下に6戦全勝力士が 2人でることになった。一人は濱豊。もう 一人は将豊竜である。将豊竜は弓取りで... -
本場所レポート
■一月12日目 対照ノ富士戦工夫なき朝乃山が4連敗
2敗の大栄翔の平幕8番勝負、5番手は明生 である。7枚目でここまで8勝3敗と好成績 をあげている。左四つ寄りの相撲。きびきび した取り口で時には速攻を見せる。大栄翔に とって油断はできない相手である。 <大栄翔、明生に辛勝1> 相撲は大栄翔が... -
本場所レポート
■一月11日目 正代、きわどい相撲・負け相撲を制する
1敗の大栄翔の平幕8番勝負、4番手は阿武 咲である。阿武咲はここまで6勝4敗。関脇 照ノ富士・隆の勝、大関貴景勝に勝っている。 相撲は大栄翔のあたってからの突き押しが 決まり、阿武咲は後退。勝利は大栄翔のもの かと思った。だが、次の瞬間、阿武... -
本場所レポート
■一月10日目 貴景勝休場のなかの熱戦2番
貴景勝が10日目から休場した。前日まで無残 な2勝7敗。相撲内容は相手を押し込めず、 破壊力なき相撲が続いていた。押し込めず、 もたもたしているうちに相手の技をくうと いう負けるパターンが目立った。この休場は いかにも負けたからという印象が強い... -
本場所レポート
■一月9日目 大栄翔1敗!優勝戦線に変化あり
大栄翔平幕8番勝負、2番手は宝富士である。 大関貴景勝・朝乃山に勝っているだけに好調 とみていい。相撲はこう展開した。大栄翔は あたっての突き押し。だが宝富士は踏み込ん で後退しない。大栄翔果敢に攻めたてるも 宝富士ゆったりまわり込んでまわり... -
本場所レポート
■一月8日目 2021年一月場所の行方
大栄翔の平幕8番勝負が始まった。最初の 対戦相手は輝である。大栄翔にとっては押し やすい対戦相手である。ところが、相撲は 思わぬ展開となった。大栄翔があたって押し 込まんとするが、輝が突き押しで攻めたて 大栄翔は後退。正面土俵をまわりこんで青... -
本場所レポート
■一月7日目 大栄翔が隆の勝戦に見せた強さの証明
7日目、6戦全勝大栄翔の対戦相手は関脇で 4勝2敗の隆の勝である。ここ3場所上位で 勝ち越し、定着してきた新しき実力者である。 その実力者を相手に大栄翔は破壊力、出足を 伴うスピードが加わって、あっという間に 一直線でもっていった。この一番を... -
本場所レポート
■一月6日目 大栄翔!三役相手の快進撃
大栄翔の突き押し相撲はますますさえわたり、 快調に白星を重ねてきた。6日目は関脇照ノ 富士が対戦相手である。先場所千秋楽本割 では押し相撲の貴景勝を捉え、あびせ倒し ことがあった。それだけに照ノ富士がどの ようにつかまえるか、大栄翔がつかまえ... -
本場所レポート
■一月5日目 中盤戦へ、対大関戦の課題
4連敗中の貴景勝が同じく4連敗の琴勝峰 相手に押してからの突き落としで1勝した。 押し切った相撲ではなかった。だが、相撲は まず1勝して流れを変えることを思えばよし としなければならなかった。国技館内はほっ とした空気が流れた。 <貴景勝(突... -
本場所レポート
■一月4日目 黒星の連鎖断ち切れぬ貴景勝
貴景勝の迷走が続いている。4日目の対戦 相手は宝富士である。奇襲があるわけでは なく、比較的要注意の要素が少ない力士で ある。だが、相撲は宝富士を押し切れない。 まわり込まれ、腕をたぐられる。そのとき 宝富士にまわしを取られ、上手投げを決め ... -
本場所レポート
■一月3日目 3勝6敗!これが大関の実力か
杉山桂四郎氏はかつて大関を受難の中間管理 職に例えた。下位からは突上げられ、横綱 からは頭をおさえられる存在だった。しかし、 横綱は休場中。頭をおさえられる存在では ない。出場したとしても番付上の横綱でしか ない。それでも下位からは突上げられ... -
本場所レポート
■一月2日目 貴景勝が示した品格力量度
年6場所制が始まるとき、元栃木山の春日野 はこう言った「先場所の優勝者が今場所の 優勝候補になる」と。年2場所のときは実力 が番付以上になることがあった。だが6場所 では間隔が短くなるので急激な実力アップは 望めず、先の発言になった。 <貴景... -
本場所レポート
■一月初日 弱り目に祟り目の大相撲
5人陽性だが、濃厚接触者として部屋全体が 休場扱いになったため、関取16人、力士65人 休場という異例の場所となった。この数字 だけでも驚きである。スポーツニッポン、 サンケイスポーツ、スポーツ報知が一面で 展開したほどである、そのなかで2021年の... -
場所の総括と番付
一月場所開始直前考
感染白鵬に続き鶴竜の休場が決定した。来場 所引退をかけるというが、本来なら一月場所 に引退する立場であった。今の鶴竜に横綱 の力はない。横綱は横綱の力がなくなった とき、引退しか道はない。休場でも横綱の 特別待遇は受けられることになる。鶴竜に... -
力士・人物
2021年1月横綱・大関に挑む10人のサムライ
1都3県の非常事態宣言のなか、一月場所が 始まる。取組編成は通常初日の2日前だが、 今回は前日になる。感染した白鵬の休場は 決定的である。鶴竜はまだ判明していない。 しかし、稽古十分とはいえない。退院したが、 クラスターが発生した荒汐部屋の若... -
力士・人物
貴景勝15番勝負2
貴景勝の壁になると語っていた白鵬。だが、 新型コロナウイルスに感染した白鵬の休場は 決定的なので、貴景勝15番勝負では触れない。 なお、ほかの宮城野部屋の力士は陰性だが、 濃厚接触者として出場をどうするかは現時点 では決まっていない。 貴景勝4... -
コラム・論考
苦難のなかの大相撲
ここへきて白鵬の新型コロナウイルス感染で 休場が決定的になってきた。3日に嗅覚が 異常になり、4日にPCR検査を受けたら 判明したという。横綱の感染はショッキング なできごとであり、影響は大きい。石浦や 炎鵬はじめ宮城野(元竹葉山)部屋の他の... -
力士・人物
朝乃山の優勝の可能性
朝乃山が始動している。北の富士さんから 指摘されていた合同稽古に参加した。貴景勝 と激しい三番稽古をし、白鵬の胸を借りた。 横綱を目指すという。昨年(2020年)はつい に1回も優勝がなかった。 <2020年七月場所 照ノ富士に寄り切られる> 朝乃山が... -
力士・人物
貴景勝15番勝負1
先場所優勝した貴景勝の綱取りが注目されて いる。九月場所は12勝で優勝次点であった ことが弾みをつけている。しかし、現代は 年6場所である。3場所で決めて問題はない のだろうか。玉の海梅吉氏は5場所を提案 していた。5場所となると貴景勝は 7勝... -
記録と統計
2021年はどうなる!年間最多勝
2020年の年間最多勝は貴景勝に決まった。 成績は5場所で51勝だった。1場所平均10.2 勝だった。年間最多勝としては物足りない 成績である。それはなにも2020年に限った ことではない。ここ6年間、2015年以降は 勝率8割である72勝をきっているのだ。72勝... -
角界ニュース・論
2021年はどうなる!休場
2020年5場所の休場は以下になった。 横綱8人 大関3人 幕内16人 十両6人 幕内と十両には出場停止になった阿炎が含ま れている。部屋でクラスターが発生して全員 休場となったケースが十両で2人いる。休場 ではないが、大関が1人、十両が3人引退 して... -
角界ニュース・論
2021年はどうなる!赤字
日本相撲協会の2020年度の赤字は55億円なる 見通しだという。年度というからには2020年 4月から2021年3月までである。無観客開催 となった2020年三月場所は入っていないわけ である。その原因はいうまでもなく、新型 コロナウイルスの影響である。五月場... -
力士・人物
服部桜改め勝南桜|序ノ口で89連敗のあと104連敗、生涯3勝238敗8休で令和三年九月場所に引退
服部桜(のちの勝南桜)は式秀部屋の力士で、2015年十一月場所に序ノ口に付いてから30場所でわずか3勝、序ノ口で89連敗の記録を持っていた(田口の2020年12月の記事)。協会の星取表を1番ずつ数えると、2019年一月場所の白星のあと令和3年七月場所まで104... -
観戦と楽しみ方
2021年一月場所チケット状況
2021年一月場所のチケットが一般発売されて 約10日が経過した。今回の変更点は 以下である。 1.発売日が予定通り12月5日である 2.特定のコンビニ発売が可能になった(コ ンビニによって取り扱ってない席あり) 3.チケットの半券の裏に名前・電話番... -
場所の総括と番付
大相撲 2020年十一月場所(令和2年十一月場所)の結果|優勝は貴景勝、三賞・幕内の全成績と田口の15日間の観戦記
令和2年十一月場所(2020年十一月場所)の幕内優勝は大関 貴景勝、成績は13勝2敗。千秋楽の本割では照ノ富士が浴せ倒しで勝ったが、13勝2敗で並んで行われた優勝決定戦を押し出しで制した。 三賞は敢闘賞が千代の国(前頭十四枚目・10勝5敗)と志摩ノ海(... -
力士・人物
天空海(あくあ)とは|読み方と四股名の由来、最高位前頭十枚目までの歩み
天空海は「あくあ」と読み、茨城県大洗町出身の立浪部屋の力士である。柔道から20歳で相撲に入り、2020年十一月場所で新入幕、最高位は前頭十枚目。2026年9月場所の番付では東幕下十四枚目にいる。 プロフィールといまの番付は日本相撲協会の力士プロフィ... -
記録と統計
記録からみた優勝決定戦
優勝決定戦は、本割(通常の取組)を終えて同じ星(勝ち数)で並んだ力士が、優勝者を決めるために千秋楽の結びの一番のあとに行う取組である。1947年(昭和22年)秋場所に始まった。それ以前は同成績なら番付上位者が優勝だった。2人なら一番勝負、3人以... -
観戦と楽しみ方
白鵬杯とは|小中学生の学年別の世界大会、第1回2010年から国技館開催の歩み
白鵬杯は、白鵬が始めた小中学生の学年別の相撲の世界大会である。第1回は2010年で、2019年2月の第9回は国技館で開かれ、2020年の第10回には世界14か国から1113名の選手が参加した。2021年はコロナで中止、2022年は大田区総合体育館で開かれ、2023年に国技... -
記録と統計
横綱の連敗記録|ワーストは稀勢の里の10連敗(不戦敗含む)、常陸山以降54人
常陸山以降の横綱で、連敗記録のワーストは稀勢の里の10連敗である(田口の数え方で、不戦敗を含む)。平成30年(2018年)九月場所の千秋楽から、引退した平成31年(2019年)一月場所の4日目まで、不戦敗2つを含めて負け続けた。それまでのワーストは照國...