大相撲

2021年はどうなる!服部桜改め勝南桜

2020年12月28日

コロナ禍で入場が13時になったため、服部桜
の相撲を見る機会がなくなったのが、今年
(2020年)であった。服部桜は2015年十一月
場所序ノ口に位置してから30場所を経過した
が、その間わずか3勝しかしていない力士で
ある。原則1場所7番しかない序ノ口で89連
敗という不名誉かつ不滅?の記録をもつ最弱
力士である。

<服部桜>

2020年は5場所で0勝37敗の成績で、再び
連敗を記録中である。17歳で入門した服部桜
は現在22歳になった。相撲仲間とは服部桜が
勝つ瞬間を生で見たい、と言いながらその
機会に出くわしていない。森麗は何度か見て
いるし、勝ち越したときにも目の当たりに
したことはある。

5年経過するとある程度体ができ、技も身に
ついてくるのだが、そうはいかないのが服部
桜なのである。通常全敗となると番付が下が
り、対戦相手がだいたい弱くなっていく。
そうすると、ついつい勝ってしまうのが当然
であった。まして幕下以下は7番なのだから、
そうそう連敗の数字が大きくなることは考え
られなかった。これが連敗に対する認識で
あった。

<2019年11月 寺尾翔(右)戦>

それが覆される日が平成になって訪れた。
この法則は序ノ口力士にはあてはまらない。
まず負けると番付が下がり、弱い相手になる、
という前提が崩れるのである。服部桜は30場
所ずっと序ノ口なのである。

2021年一月場所で服部桜は勝南桜と改名した。
出身地の湘南にちなみ、勝イメージを持たせ
た四股名と推測できる。2021年、勝南桜に
勝利の日はくるのだろうか。といっても現状
のままでは生で見ることができないのが、
なんとも歯がゆい。

ビックカメラにいってきます。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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