大相撲

苦難のなかの大相撲

ここへきて白鵬の新型コロナウイルス感染で
休場が決定的になってきた。3日に嗅覚が
異常になり、4日にPCR検査を受けたら
判明したという。横綱の感染はショッキング
なできごとであり、影響は大きい。石浦や
炎鵬はじめ宮城野(元竹葉山)部屋の他の
力士は大丈夫なのか、気になる。

<サンケイスポーツの記事>

白鵬感染以前に、荒汐部屋ではクラスターが
発生している。相撲部屋としては4番目に
なる。また感染していた荒汐(元蒼国来)
部屋の若隆景が退院した。一月場所の休場は
部屋単位になる可能性がある。湊(元湊富士)
親方も感染したが、退院している。相撲部屋
は外出を控え、注意しているのだろうが、
なかなかおさまらない。

感染者拡大によって近く施行される1都3県
の緊急事態宣言。いまのところ感染に注意
して人数を制限してのイベントは中止の対象
になっていない。大相撲は現時点では開催に
向っている。これが変更となると激変する。
日本相撲協会の2020年度の赤字は55億円の
見通しだという。一月場所が無観客、ある
いは中止になると相撲協会の赤字はさらに
拡大する一方になる。今年1年の見通しが
たちにくい現状では危機に陥りかねない。

<スポーツ報知の記事>

ここへきてチケットが6日17時で販売終了
となる。チケットは15日間まだ購入できる
状態である。当然当日の指定席発売もなく
なる。鶴竜の出場が微妙と報道したメディア
が出てきている。大相撲に明るい材料は見え
てこない。入場制限して一月場所を開催でき
たとしてもかなり緊張感が伴う本場所になり
そうである。

感染が下火になるのは相当の期間が必要の
ようです。
興味深いテーマをこれからもお届けします。

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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