大相撲

■一月13日目紙一重の勝利!つきまくる正代相撲再び

13日目は通常各段の優勝争いが行われる。
今場所は休場力士が多いだけに幕下は2人の
6戦全勝が出るかわからなかった。三段目の
全勝者を破ったことで幕下に6戦全勝力士が
2人でることになった。一人は濱豊。もう
一人は将豊竜である。将豊竜は弓取りでおな
じみである。ところがこの2人は同じ時津風
部屋所属のため、直接戦うことはない。濱豊
は5勝1敗の竜勢と将豊竜は5勝1敗の錦富
士と対戦することになった。

<竜勢(突き落とし)濱豊>

特に将豊竜は幕下8枚目であるから、7勝
なら十両決定となる。まず、濱豊が鏡山(
元多賀竜)の息子竜勢と対戦した。ところが
突き落としで負けてしまったのである。こう
なったら将豊竜に期待するしかない。ところ
がその将豊竜が元十両の錦富士の送り投げに
屈したことで幕下に全勝がいなくなってしま
った。

<錦富士(送り投げ)将豊竜>

こうして6勝1敗の力士が千秋楽優勝決定戦
を久々におこなうことになった。出場者は
以下9人である。
錦富士
将豊竜
竜勢


濱豊
二本柳
琴翼
深海山
優勝賞金50万円を獲得するのは誰になるのか。
長い優勝決定戦になりそうである。

2敗の大栄翔の平幕8番勝負、6番手は竜電
である。竜電はここまで4勝8敗と負け越し
が決定している。大栄翔にとって戦いやすい
相手である。実際相撲は大栄翔の突き押しが
炸裂して竜電を一直線に押し出した。14日目
は玉鷲と対戦する。

正代は関脇隆の勝と対戦した。相撲は、正代
が踏み込んで圧倒したが、引いて呼び込んで
しまい、隆の勝が一気に出た。正代 はたき
込み、徳俵右足1 本で残した。軍配は正代に
あがったが、物言い。隆の勝の手つきが 早か
った。正代はきわどい相撲をまたもものに
した。つきまくっているとしか言いようが
ない。14日目は関脇照ノ富士である。

<正代、隆の勝に辛勝>

幕内優勝は2敗で大栄翔と正代が並んで、
残り2日間に挑むことになる。

寝不足です。
興味深いテーマをこれからもお届けします

 

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  • この記事を書いた人

denkouriki

無類の相撲好き。きっかけは昭和42年、九重(元千代の山)が分家独立を許さない不文律の出羽海部屋から破門独立したことです。そのさい、千代の山を慕ってついていった大関北の富士がその直後の場所で初優勝した。こんな劇的なドラマを見せられたことが、大相撲から離れなくなりました。視点は監察委員を八百長Gメン、燃える要素があると強い北の富士を循環気質と呼んだ杉山桂四郎氏に。土俵の心は玉の海梅吉氏に、問題点を探るのは三宅充氏に、そして相撲の本質、真髄は小坂秀二氏に学んできました。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。

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