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◆25初7日目 実力差が出た同期生対決
まだ前半だが、1敗豊昇龍対全勝王鵬の同期生対戦が実現した。勝負は、立ち合いから豊昇龍が激しく突き立て攻め立てた。王鵬は残すのがせいいっぱい。横から攻め、うしろについた豊昇龍が最後送り倒した。力強さ・スピード・集中力の勝利となった。 <同期... -
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2025年一月場所直前考
2場所全休した照ノ富士が出場する。だが、まだ安心はできない。負けが込むと途中休場に追い込まれる恐れがある。初日は若隆景戦、序盤は隆の勝、霧島、翔猿、豪ノ山あたりが予想される。これをのり切れるか否かで今場所の照ノ富士の運命が決まる。 <照ノ... -
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2024年大相撲10大ニュース2位・1位
◆2位 大の里入幕5場所後に大関昇進 新入幕大の里は驚異の新人であった。入幕5場所目に2回目の優勝を達成した。それが決め手になって大関昇進を決めた。2人の大関が8勝だっただけに新しい力が加わった。 5場所を要しての大関は年6場所制では大鵬... -
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2024年大相撲10大ニュース4位・3位
◆4位 琴ノ若が大関昇進 相撲一家の3代目である琴ノ若が一月場所後大関に昇進した。一月場所は照ノ富士と優勝を争った。優勝決定戦では及ばなかったが、好成績が続いた結果の大関だった。11勝-9勝-11勝-13勝だった。約26歳3カ月だった。新大関の三... -
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2024年大相撲10大ニュース6位・5位
◆6位 北の富士さん死去 大相撲解説者として25年以上テレビ桟敷のファンを楽しませてくれた北の富士さん。2023年三月場所から姿を見せなくなってしまったが、十一月場所中帰らぬ人になった。82歳であった。和服姿、背広姿がきまった方であった。話し方が... -
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2024年大相撲10大ニュース8位・7位
◆8位 貴景勝燃え尽き引退 大関だった貴景勝が九月場所で引退した。大関として振るわず関脇に降格していた。関脇で途中休場し、その途中で引退した。「燃え尽きた」と語った。まだ28歳だった。今年(2024年)の成績は15勝23敗35休であった。年寄湊川を襲... -
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2024年大相撲10大ニュース10位・9位
◆10位 琴櫻が祖父と同じ大関5場所目で初優勝 十一月場所、大関豊昇龍との相星決戦を制しての優勝だけに記憶に新しい。佐渡ヶ嶽(元琴ノ若)が師匠より親の顔を見せ喜んだ。また、14勝1敗の優勝は令和3年十一月場所照ノ富士が15戦全勝優勝して以来のハ... -
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2024年大相撲10大ニュース 前文
今年大相撲は過熱した年だった。どこの会場も満員御礼が続いた。十一月場所は28年ぶりの15日間満員御礼だった。そんな中土俵上、土俵外から様々な大相撲ニュースが飛び込んできた。予想外のニュースもあった。 そこで、相撲愛好家・相撲通のT氏・IK氏・... -
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明日のホープ
今年(2024年)は大の里が入幕した。三賞は8連続受賞した。それだけではない。関脇以下で2回優勝した。スピード出世し、入幕6場所後に大関に昇進した。大型ホープにわいた1年になった。 大の里に続く明日のホープは誰か。今年(2024年)関脇・小結に最... -
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かくありたい横綱
横綱という地位は大相撲にしかない。ほかの競技にはみられない特徴である。横綱はどういう存在か。常勝、安定性、どこからいっても大丈夫、そんな特別な存在である。 <優勝琴櫻> 十一月場所、大関琴櫻が優勝した。次の場所は横綱をかける場所になると... -
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永眠北の富士その力士・親方・解説者の一生5
大相撲を生で観戦できる人数は限られている。大多数はテレビで観戦である。それだけに大相撲中継の内容、特に解説者は大切になる。相撲理念、相撲哲学をもっている方は興味深い。あるいは体験した者でなければわからないことを伝えるのもいい。大相撲中継... -
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今年(2024年)の土俵から下
七月場所、照ノ富士が10回目の優勝を成し遂げた。これまで10回以上優勝した者は13人しかいない。双葉山、栃錦、初代若乃花、大鵬、北の富士、輪島、北の湖、千代の富士、曙、貴乃花、武蔵丸、朝青龍、白鵬である。常ノ花は公式優勝制度では8回である。照... -
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永眠北の富士その力士・親方・解説者の一生 2
出羽海(元出羽ノ花)から破門された九重(元千代の山)部屋は高砂一門に入った。高砂(元前田山)が九重を迎え入れたからである。昭和42年の三月場所、独立した九重部屋が初めて迎えた本場所であった。当時番付は、横綱が大鵬、佐田の山、柏戸、大関が北... -
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永眠北の富士その力士・親方・解説者の一生 1
近年解説者として姿を見せることがなくなった北の富士さん。十一月場所中、突如訃報が伝えられた。82歳の生涯であった。80歳以上生きた横綱としては6人目であった。力士・親方・解説者としての一生を改めて振り返ってみる。 北の富士は昭和39年一月場所入... -
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2024年十一月場所総評
★優勝争いについて 千秋楽結びの一番、1敗同士の大関が優勝を争うという最高潮で盛り上げた。正直先場所8勝の琴櫻、豊昇龍がここまでやるとは予測できなかった。大関はときには横綱以上の存在価値を示さなければならない。今場所はそれにふさわしい活躍... -
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◆24福岡2日目 最大の上位熱闘は宇良対霧島
思わず体が動くような熱戦が1日2,3番あればいいのだけれどと語っていた方、それは解説の神風さんでした。明快神風といわれ、わかりやすい解説と滑らかな舌の回転で聞きやすい声だった。大相撲を視聴者に広く知らしめた功績者であった。名調子で、打て... -
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◆2024年11月お知らせ 賢明な読者の皆様へ
土俵の目撃者を日々ご愛読いただき、誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために十一月場所を初日から千秋楽まで福岡国際センターで観戦します。福岡からこの目で見た大相撲、新たな情報をお届けします。 今年はホテル... -
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2024年十一月場所直前考
予想通り横綱照ノ富士が休場した。今年(2024年)4場所の休場となった。鶴竜も白鵬も晩年は休場が多かった。照ノ富士の終焉はそう遠くない。来年の夏が目安になるかもしれない。 新大関大の里は実力ナンバー1である。優勝してもおかしくない。ただ、大の... -
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写真で見る宇良技御免
重量級大相撲全盛期でも技の相撲を見ることはできる。その一人が宇良である。そこでここ3年、宇良が見せた技の相撲を写真で展開してみることにした。技は10を選出した。 <足取り 対龍の勝 2022年1月> <とったり 対御嶽海 2022年5月> <極め出し... -
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2024年5場所経過した関取休場事情
今年(2024年)も残すところ1場所となった。重量級大相撲が続くなか、各場所十両以上の関取の休場が目立った。十両以上の関取の休場ゼロはコロナ部屋ごと休場も加わって令和は皆無である。今年の関取休場事情をみていこう。 ◆一月場所 優勝照ノ富士幕内... -
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驚異の尊富士
尊富士が幕内に復帰した。それは九月場所13勝2敗で十両優勝したことが大きい。尊富士は十両通算3場所である。そのうちの1場所日は2間しか出場していない。フル出場した2場所はいずれも十両13勝優勝だから驚異の強さである。 <十両2回目の優勝> 28... -
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優勝物語 有終の美を飾れなかった主な優勝力士 中
引き続き優勝決定戦がなく、千秋楽黒星だった優勝力士をみていこう。 4回千秋楽有終の美を飾れなかった力士がいる。北の湖である。大関で1回、横綱で3回あった。大関昭和49年5月 13勝2敗 ●横綱輪島横綱昭和50年1月 12勝3敗 ●横綱輪島北の湖が輪... -
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三賞多数獲得者たち16
◆三賞獲得13回 土佐ノ海 殊7敢5技1土佐ノ海は同志社大相撲部から大相撲入りをした力士である。学生相撲では東に尾曽(武双山)西に山本(土佐ノ海)ありと言われた。幕下4場所、十両4場所を経て平成7年七月場所に入幕した。ここから5年連続三賞を... -
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最新相撲部屋関取事情
大相撲の仕組みは各相撲部屋の師匠が力士を育成して本場所に送り出すことである。目標は関取を誕生させることである。さらに幕内、小結・関脇。大関、横綱と強い力士を育てることである。現代の相撲部屋の関取事情はどうなっているのか。十一月場所予想さ... -
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2024年十一月場所チケット事情
十一月場所のチケットは九月場所7日目に発売された。つまり9月14日目10時である。以前は10月上旬発売であったが、今の早い発売日が定着した。今週の金曜で発売4週を迎える。発売状況は今どうなのか調べてみた。 初日、7日目、8日目、14日目、千秋楽、... -
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2024年10月幕内体重番付
現代は重量級大相撲の時代である。そのためうっちゃりや吊り出しはめったに見られなくなった。北玉時代は北の富士・玉の海は130キロ台だった。150キロの力士は巨漢であった。 さて、現代の幕内力士はどのくらい重いのか、調査してみた。対象は十一月場所予... -
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三賞多数獲得者たち10
◆三賞獲得11回 北勝海 殊3敢3技5八角理事長の現役時代である。昭和58年九月場所20歳で入幕した。四股名は保志(本名)であった。入幕した年から大関になるまで毎年三賞に輝いた。 <保志のブロマイド> 入幕して2場所目の十一月場所で敢闘賞を受賞し... -
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九月場所大相撲放送事情
九月場所といえば臨時国会が始まり、台風事情で大相撲放送に影響が出たりした。また、安部首相が突然辞任したことがあった。今回は自民党総裁選びで場所中に臨時国会は開催されなかった。台風は日本列島をそれ、中国、ベトナムに被害をもたらした。 そうい... -
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2024年九月場所総評
★優勝争いについて 優勝争いをしているかは14日目終えて優勝圏内にいるかである。残念ながら14日目で優勝が決まってしまった。混迷の時代では珍しいことである。結果論だが、霧島対大の里戦は千秋楽でもよかったのでは。 <賜杯を受ける大の里> ★優勝した... -
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◆24秋千秋楽 大の里有終の美を飾れず、課題残す
優勝が前日決まった千秋楽はどうしても緊張感が薄れる。そのため優勝大の里の対戦相手は番付上関脇の阿炎となった。阿炎はすでに負け越しており、優勝が千秋楽までもつれにもつれていたら優勝圏内の対戦相手になったと思われる。 しかし、逆に大きく負け越... -
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◆24秋初日 大の里紙一重で勝利をつかむ
暑さが続くなか、大相撲九月場所がスタートした。幕内の取組はまず、若武者同士の取組に注目した。大の里対熱海富士戦。小結から関脇を経験した大の里。これから三役へ挑む熱海富士。 相撲は大の里の右下手、熱海富士の左上手の力相撲となった。出る大の里... -
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相撲専門誌の行方
台風10号の影響によって各地で大雨が続いている。首都圏も油断ができないなか、相撲趣味の会例会に参加してきた。通常開催だと9月は場所中になるため、前倒し開催となった。そこで雑談として飛び出したのは相撲専門誌が年内で休刊になるかもしれないとい... -
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チケット受難時代
九月場所のチケットは発売開始後1時間20分で完売した。それだけではない。相撲仲間の話によるとファンクラブ先行予約とチケット大相撲の先行予約を申し込んだ。だが、ともにはずれたという。ファンクラグの予約はあまりに早く、予定が立ちにくい時期にス... -
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本物の強さは猛稽古で生まれる
大関は一人減り、また一人減り、とうとう二人になった。琴櫻、豊昇龍である。元大関は6人である。高安、朝乃山、御嶽海、正代、霧島、貴景勝である。残った大関は大関にふさわしい活躍をしているかというとそうは言いきれない。 琴櫻、豊昇龍ともに大関と... -
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2024年九月場所チケット事情
8月10日10時、九月場所チケットが発売開始された。五月場所は半日で完売した。だが、今回はそれをさらに上回った。相撲仲間からの情報によると11時20分頃完売したという。 大相撲人気の過熱は続いている。その要因に今までは誰が優勝するかわからない点。... -
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連勝記録考
レスリングに藤波朱里ありといわれていたが、国際試合を見るのは初めてであった。その試合内容は圧勝の連続であった。力強く勝ち上がった中国の選手には10-0勝ちした。決勝の世界ランキング1位の選手には10-0で見事オリンピック金メダルに輝いた。 こ... -
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地震で大相撲が揺れた日
2024根8月8日夕方、宮崎県日向灘で大地震が発生した。津波をともなうということで警戒が叫ばれた。この大地震が南海トラフ巨大地震に関連しているという見解で、さらに警戒と恐怖が重なりあった。 大相撲はこれまで八百長発覚とコロナウイルス蔓延で2度... -
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現代学生出身関取事情
学生出身が注目を浴びたのは豊山(前名内田)からである。12勝-12勝-13勝で大関に昇進した。優勝争いもあった。3場所連続三賞をダブル受賞した。佐田の山は「学生さんには負けませんよ」と闘志を燃やした。 学生出身は関取への確率が高く、新弟子として... -
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国際技相撲の将来
オリンピックの柔道男女混合団体戦は面白かった。特に決勝のフランス戦は階級が違う者が戦った。日本がいずれも階級が下の戦いであった。それでも女子は階級が下ながら2人が勝った。 柔よく剛を制す。小さい者が技を工夫して大きな者に勝つ。プロレスの神... -
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現代外国人関取事情
国技から国際技となった大相撲。本格的外国人はアメリカハワイ州の高見山であった。高見山が幕内に登場したとき外国人は彼一人であった。彼はまた外国人出身の親方として曙、高見盛らを育てた。 現在幕内力士は42人である。そのうち外国人出身力士は九月場... -
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2024年2月年寄株事情
年寄株は現在105ある。これは昭和2年の東西合併により東京大相撲88と大阪大相撲17が合わさって現在にいたっている。関取が70人だからそれよりもずっと多いことになる。番付削減を実施した元双葉山の時津風理事長さえ年寄株削減には手がつけられなかった。... -
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大関考 昭和・平成の名大関は清水川一人
これまで2回の検証で大関としての実績不足が証明 されたが、例外はないか。1932(昭和7)年5月場所 から1937(昭和12)年5月場所まで大関を務めた 清水川に着目してみる。玉錦時代、11日制(最終場所 のみ13日制)、系統別総当りのもとで戦った成績は ...
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