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三賞多数獲得者たち16

◆三賞獲得13回

土佐ノ海 殊7敢5技1
土佐ノ海は同志社大相撲部から大相撲入りをした力士である。学生
相撲では東に尾曽(武双山)西に山本(土佐ノ海)ありと言われた。
幕下4場所、十両4場所を経て平成7年七月場所に入幕した。ここ
から5年連続三賞を受賞している。

入幕した翌場所、敢闘賞を受賞した。さらにその翌場所の平成7年
十一月場所、殊勲賞と技能賞をダブル受賞している。殊勲賞は横綱
貴乃花・曙を倒しての結果だった。なお、この場所貴乃花と若乃花
の兄弟優勝決定戦がおこなわれた。

<土佐ノ海>

平成8年殊勲賞、平成9年殊勲賞と敢闘賞に輝いている。平成8年
の殊勲賞は11勝4敗の大関若乃花・武蔵丸を倒してモノにした。平
成9年の殊勲賞は横綱貴乃花・曙に勝ったことが評価された。十一
月場所一月場所と連続殊勲賞であった。

平成10年は2回の敢闘賞を獲得した。平成11年は殊勲賞2回と5回
目の敢闘賞を受賞した。敢闘賞はこれが最後であった。4回目の殊
勲賞は横綱曙に勝っての結果だった。5回目の殊勲賞は横綱武蔵丸
に勝ったことが評価された。

<土佐ノ海>

平成12年、13年は三賞の空白期であった。平成14年、15年に殊勲賞
を受賞した。6回目の殊勲賞は優勝大関千代大海に唯一の黒星をつ
けた値千金の1勝だった。7回目の殊勲賞は優勝大関栃東に勝って
獲得した。これが最後の三賞になった。31歳のときであった。

土佐ノ海は息の長い力士であった。平成16年から22年まで土俵を務
めている。もっとも平成17年から十両落ちが目立ち始めた。平成21
年五月場所からは十両生活に入った。平成23年一月場所は幕下に番
付を下げたが、場所前に引退した。38歳のときであった。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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