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現代外国人関取事情

国技から国際技となった大相撲。本格的外国人はア
メリカハワイ州の高見山であった。高見山が幕内に
登場したとき外国人は彼一人であった。彼はまた外
国人出身の親方として曙、高見盛らを育てた。

現在幕内力士は42人である。そのうち外国人出身力
士は九月場所予想番付で9人である。19%である。
約5人に1人である。

<新入幕が予想される阿武剋>

中心はモンゴル出身勢力である。横綱照ノ富士、大
関豊昇龍はじめ6人いる。元大関霧島、ベテラン玉
鷲、新しい力欧勝馬・阿武剋である。特に阿武剋は
飛躍の楽しみがある。ほかにカザフスタンの金浦山、
ロシアの狼雅がいる。

十両はどうか。7人いる。十両は定員28人である。
25%である。幕内より比重が大きい。

モンゴルは元幕内の千代翔馬・大翔鵬・水戸龍がい
る。ほかに玉正鳳がいる。ヨーロッパからはブルガ
リアの元幕内碧山、ウクライナの獅司がいる。獅司
は七月場所惜しくも優勝をのがしている。

<新十両を決めた大青山>

新十両昇進を決めたのが中国内モンゴル自治区出身
の大青山である。6勝0敗7番相撲で3回負けたが、
七月場所で幕下優勝を決めた。

幕下には出羽ノ龍、朝白龍、琴挙龍など関取予備軍
がいる。彼らの出世争いが楽しみである。

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この記事を書いた人

無類の相撲好き。本場所は地方場所を含めて年間半分くらい観戦しています。大相撲に農閑期はなく、随時執筆していきます。興味深く読んでいただければ幸いです。お問い合わせなどあれば管理をお願いしてる masaguramさんまでX(Twitter)ください。

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