三月場所(大阪場所)の会場はエディオンアリーナ大阪。日本相撲協会は観戦案内で「エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)」と旧称を併記している。所在地は〒556-0011 大阪市浪速区難波中3の4の36。協会が書いているアクセスは「JR・南海電鉄 難波駅下車 徒歩2分」「地下鉄 なんば駅下車」の2行だけである。令和9年の三月場所は3月14日(日)から3月28日(日)まで。会場の駐車場について、協会の大阪のアクセス欄には記載が無い(両国とIGアリーナには「駐車場はございません」と明記がある)。
出典: 日本相撲協会の三月場所(大阪)観戦案内 アクセス・三月場所 観戦案内・年間日程表(いずれも2026年9月17日確認)。席種の違いは相撲の座席ガイド、入場料は入場料改定の新旧料金表、買い方と発売日は大相撲チケットの取り方へ。

会場|エディオンアリーナ大阪と、旧称の大阪府立体育会館
同じ建物に呼び名が2つある。協会の観戦案内は会場名を「エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)」と並べて書き、会場のURLとして https://www.furitutaiikukaikan.ne.jp/ を挙げている。田口の記事や写真の説明では「大阪府立体育館」の表記も使われる。大阪場所・春場所・三月場所と呼び方が分かれるのと同じで、どれも同じ場所を指している。
| 項目 | 協会の観戦案内の記載 |
|---|---|
| 会場 | エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館) |
| 所在地 | 〒556-0011 大阪市浪速区難波中3の4の36 |
| 会場のURL | https://www.furitutaiikukaikan.ne.jp/ |
| アクセス | JR・南海電鉄 難波駅下車 徒歩2分/地下鉄 なんば駅下車 |
| 駐車場 | 記載なし |
| 電話番号 | 記載なし(東京のアクセス欄には03-3623-5111の記載がある) |

アクセス|4会場を協会の書き方どおりに並べる
本場所は年6回で、会場は4つ。協会は場所ごとに観戦案内のアクセス欄を用意しているが、書き方は会場によってかなり違う。大阪は駅と分数が2行、名古屋は駐車場と交通規制まで細かく、福岡はバスの系統番号だけが並ぶ。下の表は、その4ページに書かれていることをそのまま写したもので、当サイトが歩いて測った数字ではない。
| 場所 | 会場 | 所在地 | 協会が書いている最寄りと徒歩 | 駐車場の記載 |
|---|---|---|---|---|
| 一月・五月・九月(東京) | 両国国技館 | 東京都墨田区横網1の3の28 | JR総武線 両国駅西口 徒歩2分/都営大江戸線 両国駅 徒歩5分 | 「駐車場はございません。ご来場の際は公共交通機関をご利用下さい」 |
| 三月(大阪) | エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館) | 大阪市浪速区難波中3の4の36 | JR・南海電鉄 難波駅 徒歩2分/地下鉄 なんば駅(分数の記載なし) | 記載なし |
| 七月(名古屋) | IGアリーナ | 名古屋市北区名城1丁目2-22 | 名古屋市営地下鉄 名城線 名城公園駅 4番出口すぐ/鶴舞線 浄心駅から徒歩約20分 | 「IGアリーナには駐車場はございません」。車寄せなど車の乗降ができる場所も無いと明記 |
| 十一月(福岡) | 福岡国際センター | 福岡市博多区築港本町2の2 | 西鉄バスのみ(博多駅Fのりばから88番・99番、天神2Aのりばから80番・90番・25番) | 記載なし |
この表で大阪だけが素っ気ないのは、協会のページがそう書いているからで、行きにくいという意味ではない。難波は私鉄・JR・地下鉄が集まる駅で、協会が挙げているのはそのうち2経路である。地下鉄のなんば駅からの分数は書かれていないので、ここでも書かない。
福岡は出どころで案内が割れる。協会のアクセス欄は西鉄バスだけを載せているが、田口は九州場所の観戦ガイドで「交通は地下鉄呉服町駅が最も近い。ただし、会場までは少々歩く。だが、時間は計算できる」「バスはよほど知り尽くしている方に限る」と書いている(18645)。どちらが正しいという話ではなく、協会の案内と長年通っている人の勧めが違う、という事実として読んでほしい。
三月場所はいつ開かれるか|協会の年間日程表(令和8〜10年)
三月場所の日付は年で動く。協会は年間日程表で3年ぶんを先に出しているので、そこから三月場所の行だけを抜き出した。前売り開始日はチケットの取り方と年間スケジュールが正本なので、この表からは外している。
| 三月場所 | 会場 | 番付発表 | 初日 | 千秋楽 |
|---|---|---|---|---|
| 令和8年(2026年) | エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館) | 2月24日(火) | 3月8日(日) | 3月22日(日) |
| 令和9年(2027年) | 同上 | 3月1日(月) | 3月14日(日) | 3月28日(日) |
| 令和10年(2028年) | 同上 | 2月28日(月) | 3月12日(日) | 3月26日(日) |
令和9年の三月場所については、協会の観戦案内にも「三月場所/エディオンアリーナ大阪 令和9年3月14日(日)~3月28日(日)」と出ている。観戦案内は場所ごとに書き換わるページなので、この記事の日付は2026年9月17日に見た内容として読んでほしい。年をまたいだ日程の一覧は大相撲 年間スケジュールにまとめてある。
席のつくり|地方場所はマス席の延長にイス席がある
座席の数と収容人数は協会の観戦案内に無いので、ここでは書かない。代わりに、大阪に通ってきた田口が書き残している構造の話を引く。田口は2022年の記事で「地方場所は国技館と違い、マス席の延長がイス席なので見やすい」と書いている(2022年三月場所チケット事情・2022年2月20日)。田口が書いているのはこの一文までで、両国とどこがどう違うのかまでは書き分けていない。当サイトもそこから先は足さない。

席種の呼び名は固定ではない。同じ2022年の記事で田口は、正面と向こう正面のイスB・イスCがイスA・イスBになり、東西のイスAがイスCに変わり、会場の4隅にあったイスDが自由席と一緒になった、と席種の組み替えを記録している。つまり「大阪のイスA」が何年も同じ場所を指すとは限らない。買うときは、その場所の入場券情報で席図を見るのが確実である。
自由席については、さらに古い観察がある。2015年の三月場所で田口は、自由席が東西の両端4ブロックにあり、そのブロックの中に使用禁止の席がまとまってあることを書いている(大阪場所の自由席・2015年3月27日)。理由は席の造りにあって、自由席の前にマス席が組まれ、その鉄柵が目の前に来るからだという。田口は「他の会場ではけして見られない特徴」とし、そのうえで「すべて土俵が見えないかというとそうでもない。確かに子供には見えないが大人は一部を除いて土俵を見ることができる」と続けている。10年前の記述で、上のとおり席種はその後動いているので、いまの席割とは読み替えないでほしい。
なぜ三月は大阪なのか|1953年に三月場所が難波へ落ち着くまで
大阪で本場所が開かれる形は、最初から今の会場だったわけではない。田口は大阪場所の変遷1(2015年3月7日)と大阪場所の変遷2(2015年3月8日)で、開催地が転々とした経緯をたどっている。要点だけ並べると次のようになる。
| 年 | 大阪での開催地 | 田口が書き添えていること |
|---|---|---|
| 1927(昭和2)年3月 | 大阪市天王寺区上本町6丁目(約120メートル四方の小屋) | この年に東京・大阪の両協会が合併し、一月の春場所のあと、関西で本場所を2回開くことが決まった |
| 1929(昭和4)年3月 | 大阪市中之島(晴天11日間) | 前年からラジオ中継が始まり、この場所から仕切りの制限時間と仕切り線が設けられた |
| 1930(昭和5)年3月 | 大阪市中之島の医大跡(仮設小屋) | 勝負検査役が四本柱に座った最後の場所 |
| 1931(昭和6)年10月 | 大阪市中之島 玉江橋の高等工業学校跡地 | 戦前の大阪場所はここで最後になった |
| 1948(昭和23)年10月 | 大阪・福島の協会所有地に建てた仮設国技館 | 大阪の本場所は17年ぶり。東京の国技館が接収されていた時期にあたる |
| 1950(昭和25)年 | 阿部野の仮設国技館 | 福島は交通の便が悪く、移した |
| 1951(昭和26)年9月 | 難波(大阪府の体育館建設予定地)の仮設国技館 | 大阪府が難波に体育館を建てる計画を協会に持ちかけ、協会は建設に協力した |
| 1953(昭和28)年3月 | 大阪府立体育館 | 体育館の完成とともに本場所が開かれ、「3月・大阪府立体育館」という形が今に続いている |
難波の体育館は、大阪府の計画に協会が乗る形で建った。三月場所がこの一か所に落ち着いたのは1953年からで、それより前は大阪市内を10年単位で移動している。会場名にエディオンが付いたいまも、協会は観戦案内で「大阪府立体育会館」を括弧に残している。
入りの良し悪しも一定ではなかった。田口は大相撲冬の時代、大阪場所の人気度(2017年2月15日)で、八百長問題で前年の三月場所が中止になった翌年、2012年の大阪場所について日ごとの入場者数を並べ、数年後に15日間が満員札止めへ変わった落差を書いている。入場者数そのものは田口の記事で確かめてほしい。
大阪場所の会場についてよくある質問
Q. 大阪の相撲の会場はどこですか?
エディオンアリーナ大阪です。日本相撲協会は「エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)」と旧称を併記しています。所在地は大阪市浪速区難波中3の4の36です。
Q. エディオンアリーナ大阪への行き方は?
協会の観戦案内には「JR・南海電鉄 難波駅下車 徒歩2分」「地下鉄 なんば駅下車」の2行が書かれています。地下鉄からの徒歩分数は書かれていません。
Q. 会場に駐車場はありますか?
協会の大阪のアクセス欄には駐車場についての記載がありません。両国国技館とIGアリーナのページには「駐車場はございません」と明記されているので、書き方が違います。車で行くかどうかは会場公式サイトで確かめてください。
Q. 大阪場所(三月場所)の日程は?
令和9年は3月14日(日)から3月28日(日)までの15日間です(2026年9月17日時点の協会の観戦案内と年間日程表)。年ごとの日付は大相撲 年間スケジュールに。
Q. 大阪場所の枡席はいくらですか?
入場料は大相撲の入場料改定|東京・大阪の全席種 新旧料金表が正本です。この記事では金額を扱っていません。買い方と発売日は大相撲チケットの取り方へ。
Q. 大阪の席は両国と何が違いますか?
田口は「地方場所は国技館と違い、マス席の延長がイス席なので見やすい」と書いています(2022年2月20日)。席種の記号は場所ごとに組み替えられることがあるので、席図はその場所の入場券情報で確かめるのが確実です。席種そのものの違いは相撲の座席ガイドに。
Q. 大阪府立体育会館で相撲が始まったのはいつですか?
田口の記事によれば1953(昭和28)年3月で、体育館の完成に合わせて本場所が開かれ、以降「3月・大阪府立体育館」という形が続いています。それ以前は上本町・中之島・福島・阿部野と開催地が動いていました。
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