大阪場所のチケットが1日、いや数時間で
15日間分が売り切れた。驚異的なことである。
ただし、注釈がつく。ネットダフ屋・にわか
ネットダフ屋が、買い占めていることが考え
られるからだ。それにしても明治神宮の稀勢
の里の横綱の土俵入りに1万8000人も集まる
のだから、人気は本物である。思えば一月
場所は15日間満員札止めであったし、昨年は
十一月場所以外の5場所は15日間満員御礼で
あった。
<H24年三月 白鵬22回目の優勝>
この相撲人気に3月の休みが月末に決まる
職種の方にとっては、いささか計算違いで
あろう。相撲人気はいつまで続くのだろうか。
大相撲を撮影するカメラマンは「東京オリン
ピックまで続く」と言う。だとすると3年
以上続くことになる。
大相撲冬の時代はどんな入りだったのか。
平成24年の大阪場所で検証してみよう。平成
24年の大阪場所はどんな位置づけか。実は、
前年の平成23年の大阪場所が八百長発覚問題
で中止に追い込まれた。そのため2年ぶりに
開催された場所である。入場者数は以下である。
初日 7000人
2日目4500人
3日目4300人
4日目5500人
5日目5500人
6日目5600人
7日目6900人
8日目6500人
9日目6300人
10日目7000人
11日目5900人
12日目6000人
13日目6100人
14日目6100人
千秋楽7400人
<H24三月 優勝白鵬から勝利の稀勢の里>
なお、10日目は祝日である。この場所、白鵬
が22回目の優勝を達成している。前場所優勝
した把瑠都は10勝で終わっている。日馬富士
はまだ、大関で、鶴竜は関脇であった。平成
24年の大阪場所の数字が、今年すべて満員
札止めの数字に変わるのである。よく回復
したものである。時代は様変わりしていると
しかいいようがない。だが、冬の時代を支え
てきた相撲ファンは、過熱人気にいささか
うんざりしている。同時に、当時を懐かしく
思うのであった。
<H24三月豪栄道 千秋楽
打ち上げパーティで>
税務署に電話しました。
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