◆26秋4日目 一人横綱・ヤング大関受難の日

秋雨はいつまでもやまず、首都圏・国技館に降り注ぐ。4日目は終
日雨だった。若い衆はビニール傘をさしていた。3人で一つの傘に
入っている姿が目にはいった。中には傘もささずに国技館を去る者
が見受けられた。雨の中幕内上位はどう展開したか。

大の里は高安と対戦した。そのため大の里横綱土俵入りの太刀持ち
を返上した。今日の森永賞であるが、正直興味は特にわかなかった。
そんな思いとは別に相撲は意外な展開をみせた。高安が思いきって
あたって突き押しで攻めると、大の里ははたきの連続。最後は自分
でバランスをくずし、土俵の外に飛び出した。高安の攻めはすばら
しかったが、大の里の自滅的相撲が気になった一番となった。

大の里の連続はたき
大の里の連続はたき

大の里はまだ完全に自分の相撲を取り切れていない。禁物のはたき
が出るようでは横綱相撲にほど遠い。稽古は何を重点にしてきたの
か。大の里の前途は必ずしも明るくない。

スポンサーリンク

安青錦は伯乃富士と対戦した。伯乃富士の出足鋭く一気にもってい
く相撲は驚異である。その驚異が安青錦戦に出た。安青錦も左下手
を取ったが、伯乃富士休まず攻めて向こう正面押し出した。安青錦
が飛び出すのと伯乃富士の甲がついたのが微妙であった。行司が迷
った末伯乃富士にうちわをあげ、物言いはつかなかった。

伯乃富士対安青錦
伯乃富士対安青錦

一人横綱とヤング大関の敗戦は何を意味するか。絶対強者の不在で
ある。それだけに優勝ラインは12勝もあり得る。13勝以上なら上出
来である。ここ5場所はすべて12勝優勝である。白鵬がいた頃が懐
かしい。

前日不覚を取った霧島は琴栄峰と組まれた。霧島は琴栄峰の中に入
り、万全の相撲を取った。決まり手は寄り切りであった。連敗は避
けられた。上位初進出の琴栄峰にとっては勉強の場所になりそうで
ある。

4日目を終えて三役以上の全勝は注目していない琴櫻だけになった。
皮肉な結果となった。

スポンサーリンク

ブログランキング

当サイトはブログランキングに参加しております。記事をよんでいただいたら、以下バナーをクリックいただくと、ランキングに反映されます、1日1クリックよろしくおねがいします
にほんブログ村 格闘技ブログ 相撲・大相撲へ
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

少年漫画雑誌、日経関連の編集者を経て独立。現在は大相撲を専門に取材するライター。ほぼ毎場所、自ら土俵際で撮影している。にほんブログ村 相撲・大相撲カテゴリでランキング1位。

目次