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コラム・論考
2026年版幕下の四股名
2026年一月場所番付に基づき四股名を調査した。対象は元関取を加え、十両昇進を決めた3人を除く117人である。幕下はある程度体も技術もできてくる。四股名はどのようなものか。 ★下の名前で出ています 関取では明生が下の名前である。引退した北勝富士は... -
コラム・論考
現代大相撲学生出身事情
現代の大相撲は学生出身抜きでは語れない。ここでいう学生出身は相撲部に所属し、なおかつ卒業した者をいう。また、専門誌の三月場所予想番付の関取以上を対象とした。学生出身の第1号横綱は輪島であった。輪島は日本大学在学中に大相撲に入門した。とい... -
相撲の歴史
現代相撲部屋の系統6
昭和50年3月28日、元佐賀ノ花の二所ノ関が急性白血病で亡くなった。57歳の若さであった。後継者候補は元大関大麒麟の押尾川であった。尾川と遺族側との譲渡条件が話し合われた。ところが、話し合いは金額差から難航した。8000万円(当時価格)の差ともい... -
相撲の歴史
現代相撲部屋の系統5
二所ノ関の系統は現在14部屋に及んでいる。二所一門の繁栄はいかにもたされたのか。 二所ノ関部屋の祖は2代目海山である。その弟子玉錦が一大で二所ノ関部屋を大きくしようとしていた。小部屋の悲哀に泣いた玉錦は弟子集め、その育成に熱心に取り組んだ。... -
記録と統計
隆の里対千代の富士の相星4大決戦
隆の里と千代の富士の幕内初対戦は昭和53年の一月場所だった。ともに平幕下位で、このときは寄り切りで隆の里が勝利した。関脇以下同士での対戦は4勝4敗である。隆の里が関脇以下、千代の富士が大関の時隆の里の1勝2敗である。隆の里が関脇以下、千代... -
記録と統計
隆の里対千代の富士の相星4大決戦 前段階
千代の富士の現役は栄光に包まれていた。千代の富士の栄光は数々あるが、誰の目にもはっきり映るのは31回の優勝・5連覇と53連勝であろう。といっても順風満帆な相撲人生ではなかった。 千代の富士の新入幕は昭和50年九月場所であった。大関貴ノ花が決定戦... -
力士・人物
失速する大の里
一月場所の大の里は自分の相撲が取れていなかった。十一月場所の負傷の影響を引きずっている様子だった。3連敗して休場が危ぶまれたが、出場を続けた。成績は10勝5敗だった。なんとか10勝にまとめた、という印象だった。 例外があった。大の里が自分の相... -
相撲の歴史
現代相撲部屋の系統4
高砂部屋の分家をみていこう。 歴史的に古いのは井筒部屋であった。この部屋は現在ない。明治の横綱初代西ノ海ー2代西ノ海ー先代星甲と続いた。昭和19年、先代星甲の井筒が他界した。先代鶴ヶ嶺(最高位前2)は二枚監察(親方と現役を兼ねるシステム=現... -
相撲の歴史
現代相撲部屋の系統3
高砂部屋の系統について触れていこう。 高砂部屋の始まりは風雲児高砂浦五郎からである。明治11年5月、高砂は高砂部屋をおこした。主な弟子に横綱免許を許された初代西ノ海、さらに小錦が免許を許された。明治33年3月一代の風雲児は波乱の生涯を終えた。... -
記録と統計
ある記録からみた安青錦の可能性
一月場所、安青錦が優勝した。新大関優勝であると同時に新関脇・新大関での連続優勝となった。これは双葉山以来のことである。もっとも双葉山は69連勝の途上であった。安青錦は双葉山と比較されることに恐縮していた。 賜杯 安青錦には別の記録がある。そ... -
コラム・論考
現在の番付と5年前の番付を比較
10年一昔というが、その中間である5年前はどうか。今から5年前というと2021年の一月場所にあたる。大栄翔が前頭筆頭で初優勝し、翠富士が新入幕を果たした場所である。横綱は白鵬と鶴竜だが、全休している。両横綱とも晩年で引退は近かった。5年前の番... -
力士・人物
関脇優勝誕生の背景11
北の湖が浮上したとき。それは昭和49年一月場所である。北の湖は若い(20歳)というだけで、これまで優勝争いをしたことがなかった。10勝が最高成績だった。この場所の優勝候補は連続優勝していた横綱輪島であった。 輪島 ほかに横綱は北の富士・琴櫻がい... -
相撲の歴史
現代相撲部屋の系統2
出羽海部屋は明治の角聖常陸山が大きくした部屋である。横綱常陸山の師匠が常陸山虎吉(最高位前1)である。入間川(元松嶋)部屋に入門し、後に出羽ノ海を四股名とした。ドブ虎とあだ名されるほど酒好きだった。出羽海部屋は元常陸山ー元横綱常陸山ー元... -
相撲の歴史
現代相撲部屋の系統1
現在相撲部屋は45ある。三月場所前に定年を迎える元隆三杉の常磐山部屋は、すでに弟子の元貴景勝が継承し、湊川部屋に改称している。この部屋は元舛田山の千賀ノ浦が春日野(元栃乃和歌)部屋から独立した部屋である。元舛田山の千賀ノ浦の定年にともない... -
記録と統計
写真で見る史上最強の新弟子旭富士
一月場所は最初の取組から見る機会が多かった。史上最強の新弟子旭富士の相撲が見たかったからである。久々に通勤電車に乗った。電車が遅れ過ぎていたため、秋葉原からタクシーで駆けつけたこともあった。カメラが捉えた旭富士を紹介してみよう。 初日 天... -
力士・人物
横綱の土俵入りの真実
横綱は現在豊昇龍・大の里と東西にそろっている。横綱の土俵入りはともにせり上がるとき、右手を伸ばし左手を体にそえる型である。これを雲竜型と紹介するメディアがあった。一方引退した照ノ富士の土俵入りはせり上がるとき、両手を広げる型である。こち... -
コラム・論考
大相撲マネー事情
★関取の収入源はどのくらいあるのですか。 月給、力士褒賞金、優勝・三賞賞金、懸賞金(幕内だけ)、巡業手当(非公表)などがあります。 月給及び年収は以下です。横綱300万円 年収3600万円大関250万円 年収3000万円関脇・小結180万円 年収2160万円平... -
力士・人物
続安青錦あの日あの時
一月場所、連続優勝を達成した安青錦の人気はますます急上昇している。新関脇新大関優勝は双葉山以来89年ぶりである。スピード出世、8場所連続2ケタ勝利と話題が尽きない青年大関である。改めて続安青錦あの日あの時をお届けしたい。 新序出世披露(右) ... -
力士・人物
照ノ富士引退大相撲レポート
照ノ富士引退大相撲レポートをお届けする。正式には「照ノ富士引退伊勢ヶ濱襲名披露大相撲」である。開場10:00、開演11:00であった。9:30には国技館に着いたが、長い列ができていた。今回1階席と2階席を別々に並ばせていた。2階席のお客は2階から入... -
観戦と楽しみ方
2026年一月場所放送事情
大相撲ファンはテレビ桟敷で楽しむ方が圧倒的に多い。それだけに大相撲放送の役割・影響力は大きい。総合放送、BS102、BS4Kで見ることができる。 一月場所は大相撲中継の天敵国会中継がほとんどない。通常国会は13日目からである。普通なら論戦の場... -
記録と統計
ピンチを超えて記録を伸ばした大の里
去る一月場所、横綱大の里は8日目から3連敗した。これで6勝4敗となった。勝った相撲も大の里らしさが見られなかった。大の里が休場してもおかしくない状況だった。だが、大の里は休場せずになんとか10勝5敗にまとめた。 大の里 大の里が休場せずに勝... -
コラム・論考
この1年の新3強
この1年というのは2025年三月場所から2026年一月場所までである。この6場所新3強豊昇龍・大の里・安青錦はどういう成績・実績をあげたか。豊昇龍にとっては横綱1年間に相当する。残念ながら優勝はまだない。優勝同点が2回ある。優勝は大の里3回、安... -
場所の総括と番付
2026年一月場所総評
★優勝争いについて 誰が優勝するかわからないという点では面白かった。安青錦と熱海富士が最後まで優勝圏内にいたことが大きかった。そこに横綱が加わらないのが物足りなかった。4敗で優勝と思うなかれ。4敗は優勝圏内ではない。大関琴櫻にも責任は当然... -
場所の総括と番付
2026年三月場所私製番付
これは予想番付ではない。私製番付である。私製番付にする理由は合理性を追求したいからである。幕内は横綱・大関と対戦する力士とそうでない力士の2種類いる。それを一緒に扱うことは不合理極まりない。 安青錦優勝 番付は関脇以下を編成するものである... -
本場所レポート
◆26初千秋楽 安青錦首投げ一閃で連続優勝
安青錦か熱海富士か。両力士3敗で迎えた千秋楽。場所前全く予想できなかった展開である。安青錦は王鵬・霧島・大の里に敗れ、熱海富士は大栄翔・玉鷲・安青錦に敗れている。また熱海富士は、大関琴櫻との対戦はない。 千秋楽は独特の雰囲気で流れる。協会... -
本場所レポート
◆26初十四日目 大の里の強烈パワーが安青錦を粉砕
2敗安青錦の横綱第2戦は大の里戦である。対戦成績は安青錦の3連敗中である。大の里のパワーにもっていかれて手も足もでない。ただ、今場所の大の里は本調子ではない。そこに安青錦がつけ込むスキがあるのでは。 だが、そんな予想は木っ端微塵にふっとん... -
本場所レポート
◆26初十三日目 2敗安青錦横綱豊昇龍を撃破
各段の優勝が決まる13日目。序ノ口では史上最強の新弟子旭富士が若根大原を寄り倒しで破り、7勝をあげた。序ノ口では同じ伊勢ヶ濱(元照ノ富士)部屋の蒼富士が7勝で千秋楽優勝決定戦になる。幕下では炎鵬と延原が6勝同士でぶつかった。炎鵬は勝てば十... -
本場所レポート
◆26初十二日目 サバイバルマッチの中安青錦が単独トップ
サバイバルマッチが始まった。まず2敗の阿炎が大関琴櫻と対戦した。琴櫻の役目はストッパーである。その点何とも読み切れないのが琴櫻である。相撲は両力士当たっていきなり右四つがっぷり。琴櫻十分になって寄り立て最後つり出した。阿炎は何もできなか... -
本場所レポート
◆26初十一日目 大の里のパワー相撲ようやく復活
総武線に遅れが発生した。35分遅れが45分遅れとアナウンスされた。電車が来ても乗れるとは限らないとも知らされた。何時何分に着くのか。今電車はどこを走っているかは伝えなかった。秋葉原からタクシーで国技館にたどり着いた。 時間に余裕をもっていたの... -
本場所レポート
◆26初十日目 大の里試練の3連敗
本日は9時45分頃国技館に着いた。先に来ていた相撲仲間と大の里休場の情報がないかネットを見ていた。全く自分の相撲が取れずここ2日間力なく敗れ連敗中である。万全からはほど遠い状態である。12時半を過ぎても大の里の休場情報はなかった。大の里は出... -
本場所レポート
◆26初九日目 横綱崩壊の日
本日史上最強の新弟子旭富士が出場するとあって9時50分ごろに国技館に着いた。旭富士は序ノ口5番目に登場した。相手は風ノ華だが難なく寄り切った。5勝目である。 幕下では人気者炎鵬が豪ノ湖を下手投げで一蹴した。今場所で最も力強い相撲であった。5... -
本場所レポート
◆26初八日目 天覧相撲の日新3強全滅
久々の天覧相撲となった8日目。史上最強の新弟子旭富士が登場するとあって8時40分に国技館に着いた。恒例の荷物チェックがあった。筆者の荷物はカメラとレンズ及びその予備とSDカードなどである。人によってはカン類を没収されたようだ。 序ノ口6番目... -
本場所レポート
◆26初七日目 豊昇龍対伯乃富士2番勝負
7日目結びの一番豊昇龍対伯乃富士は凄絶な一番となった。一気の攻めは横綱にとって驚異である。豊昇龍の動きからの技が勝るか勝負のポイントは立ち合いの鋭さで決まる。相撲は、伯乃富士が左四つ一気の攻め。豊昇龍がまわり込んで西土俵小手投げで両力士... -
本場所レポート
◆26初六日目 戸惑う元白鵬の弟子の改名
JRがマヒしたため取組の順番に支障が出た。取組順が変更される場面が出た。筆者もまきこまれたが、上野から地下鉄を2つ乗り継いでどうにか国技館にたどりついた。日比谷線と大江戸線の乗り換えは距離があって歩きに歩いた。また地下鉄両国から国技館まで... -
本場所レポート
◆26初五日目 大の里紙一重の勝利
国技館西側売店で好角趣味誌「大相撲文化」最新第16号を購入した。いつもより分厚い特別号である。ロンドン公演・古式大相撲特集であり、豊富なカラー写真で展開されている。 また、公演前後の主な行事・八角理事長の初日挨拶全文・千秋楽表彰・千秋楽横綱... -
本場所レポート
◆26初四日目 新3強の一角また一角が崩れた日
前相撲の後史上最強の新弟子旭富士が登場した。平日のせいか初日ほどの観客ではなかった。彼を見るためには通勤客と一緒の電車に乗ってこなければならない。この日は大錦龍と対戦した。問題なく寄り切った。 新大関安青錦は王鵬と組まれた。昨年の九月場所... -
本場所レポート
◆26初三日目 三役以上の取組に物言い3番・取り直し2番+波乱
本日は微妙な勝負をめぐる物言い協議及び取り直しが三役以上の取組に集中した。そのために相撲中継は18時7分まで伸びた。かなり異例なことである。もっとも昭和53年三月場所7日目の魁傑対旭國の熱戦は打ち出しが18時25分だった。取組で2度水入り、水入... -
本場所レポート
◆26初二日目 死闘安青錦対義ノ富士
本日最大の注目の一番は安青錦対義ノ富士である。先場所11日目、義ノ富士は突き起こしてそのまま安青錦を突き出している。思い起こせば昨年の七月場所14日目、優勝圏内にいた安青錦を新入幕草野が寄り切って痛恨の3敗目をつけた。 さらに思い起こせば幕下... -
本場所レポート
◆26初 初日 新3強好スタート
大相撲初場所が始まった。序ノ口の最初に史上最強の新弟子旭富士が登場する。そのため観客の出足は早く、序ノ口では見たこともない観客が集まった。旭富士は同じモンゴルの天昇山と対戦した。 時間前に両者は立った。旭富士が四つで攻めるが攻め切れない。... -
場所の総括と番付
2026年一月場所直前考
チケット即完売の一月場所が始まろうとしている。混迷の時代は誰が優勝するかわからない点が面白いと記してきた。ここへきて大の里、豊昇龍が土俵の要となってきた。さらにそこに安青錦が加わり、新3強のなかから優勝が出そうな流れである。 左肩のケガの... -
力士・人物
ケガの影響残す大の里
先場所の千秋楽休場した大の里。痛めた左肩が気になるが、出場に踏み切った。ただ、稽古のニュースから伝わってくる内容は万全とはいかないようである。つまりいつもの大の里とはいえない状態である。 昨年、大の里は間違いなく第一人者だった。優勝3回、... -
力士・人物
横綱初優勝の時期
豊昇龍の横綱初優勝が遠い。連続優勝決定戦で敗れ、5場所優勝なしである。つまり横綱初優勝は6場所目以降になることは確実である。公式優勝制度は大正15年から始まった。昭和以降の横綱は、横綱初優勝は何場所目だったのか調査してみた。横綱の代でいえ... -
コラム・論考
新入幕までの所要場所数番付
新入幕までの所要場所数番付を作成した。対象は一月場所番付の幕内力士である。なお前相撲はカウントしなかった。あくまで7番相撲以上を取る本場所をカウントした。それが以下である。 トップクラスは幕下10枚目格付出及び15枚目格付出が占めた。最短新入... -
力士・人物
新大関安青錦の優勝の可能性
関脇優勝して大関に昇進した安青錦。勢いのあるまま場所を迎える。では関脇優勝して新大関で優勝した力士はいるのか。双葉山しかいない。双葉山は69連勝の途上であった。 双葉山のブロマイド 関脇優勝した大鵬・北の湖は10勝5敗で終わっている。同様に千... -
力士・人物
関脇優勝誕生の背景10
長谷川の関脇優勝の翌場所、関脇輪島が初優勝した。一人横綱北の富士は負けが込んでの途中休場だった。3勝5敗と見ていて勝てそうもない相撲であった。休場理由は前代未聞の不眠症であった。 大関陣は相変わらずあてにならなかった。大関琴櫻も途中休場、... -
力士・人物
関脇優勝誕生の背景9
栃ノ海が関脇優勝してから約10年後に次の関脇優勝が誕生した。関脇長谷川である。長谷川は実力者であり大関候補であったはが、ついに優勝を達成した。昭和47年三月場所のことであった。 昭和47年4場所は一人横綱北の富士の乱調場所であった。4大関琴櫻・... -
角界ニュース・論
2026年はどうなる 期待のホープ
幕内でホープと呼べる力士に義ノ富士がいる。去る十一月場所、大の里を一気に押し出してしまった。一番強い横綱に勝ったのだから驚きだった。安青錦にも勝っている。技能賞を受賞した。こうなると義ノ富士の上位戦を見る目が違ってくる。 義ノ富士は幕下付... -
記録と統計
2026年はどうなる 年間最多勝
2025年は大の里が年間最多賞に輝いた。成績は71勝19敗だった。1場所平均12勝の72勝には届かなかった。年間72勝は横綱の証明である。また、いかに強くても休場すると遠ざかるのが年間最多勝である。 大の里 なお、年間最多勝最高記録は白鵬の86勝4敗であ... -
角界ニュース・論
2026年はどうなる 優勝
昨年(2025年)は大の里が優勝3回、豊昇龍・安青錦が1回優勝した。大の里は3回優勝したことから今年も第一人者として君臨するだろう、と予想するかもしれない。しかし、昨年は大事なところで十一月場所千秋楽を休場した。また、年間1場所平均12勝をあ...
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