名古屋場所2026は7月12日初日・26日千秋楽の15日間、IGアリーナで開催。日程・チケット・会場・番付の見どころは名古屋場所2026 完全ガイドへ。私製番付は2026年七月場所私製番付、両横綱の現状は七月場所待ったなしの両横綱に。
パリ公演を終え、力士は名古屋へ向け始動した。パリでは稽古はで
きなかっただけにその前、そして今後が大事になる。稽古はすぐに
成果が出るものではない。日々の積み重ねである。よく場所前の稽
古の様子を伝えるが、参考にしたことはない。
突き押し相撲の富士桜はこう言っている。「(前略)私は夏の一ヵ
月の巡業と二十日以上ある十月の巡業を大事にしています。夏にミ
ッチリ汗をかいても九月にすぐ効果が現われるとはいえないが、十
一月場所(九州)には間違いなく、けい古の成果が出ます。私の場
合、この夏と秋場所後の十月の巡業の二つを充分にやると、一年間
の貯金が出来るのです。」(話のふれ太鼓 北出清五郎著 廣済堂
刊より)
五月場所は多くの休場力士を出した。朝乃山以外はパリ公演に赴い
た。リフレッシュになるという見方はある。それよりも七月場所で
結果を残せるか。それで判断させていただく。

特に横綱・大関の責任は大きい。大の里は2場所で不戦敗を含め27
休である。1勝もしていない。4場所優勝から遠ざかっている。い
くら何でももう待ったなしである。
豊昇龍は先場所不戦敗を含み14休である。何より横綱優勝がない。
横綱在位は8場所を過ぎた。3場所33勝で横綱に昇進しただけに、
当初は当然の結果だった。横綱は盤石でなくては務まらない。七月
場所は結果で示す以外ない。

ケガによって3場所で大関を陥落した安青錦。師匠は大関復帰の10
勝ではなく優勝を目指すという。それには稽古の裏付けがなくては
できない。まず、10勝を目指し、そこからどこまで上乗せできるか
である。ケガをしない体づくりも課題となる。
以上3力士と大関琴櫻は七月場所が吉と出るか凶と出るか。結果を
見届けさせていただく。