2敗安青錦か3敗熱海富士か。優勝争いの行方はこの関脇同士の一
番で決まる。4場所連続12勝優勝が続いている。ここはすっきり安
青錦が勝って13勝優勝をすることが流れを止めることになる。だが、
相撲は熱海富士の圧倒的相撲に安青錦は後退して土俵を割った。両
者3敗で並んだ。さらに3敗霧島が琴櫻を破って優勝争いは三つ巴
となった。

結びの一番が終わったときは17時40分頃だった。三段目の優勝決定
戦1番、幕下の優勝トーナメントが6番、十両の優勝トーナメント
が3番といささか多すぎた。6勝で来た生田目が十両との入れかえ
戦に敗れたことが始まりだった。7人の優勝決定戦になり生田目は
優勝できなかった。幕下優勝賞金50万円逃すことになった。
大の里は結局9勝6敗に終わった。玉の海が横綱3場所目に9勝6
敗に終わったとき、こんな横綱あるのか。と批判された。玉の海は
ここから奮起して安定感抜群の横綱に成長した。腰で取る相撲は双
葉山と比較する楽しみが出てきた。大の里は攻撃型の相撲でタイプ
は違う。現在5場所連続横綱優勝なしである。

優勝決定巴戦は関脇熱海富士対大関霧島で始まった。熱海富士が圧
倒し、押し出しで決めた。番付通りにはいかない結果となった。熱
海富士が安青錦に勝てば初優勝である。
「安青錦頼む」ファンの悲痛な叫び声が聞こえてきた。安青錦、今
度はまわしをひき、熱海富士を寄り切った。霧島との対戦になった。
低く食いついた安青錦。まわしを取った霧島が投げにいく。安青錦
がつけいって寄り切った。


安青錦は3回目の優勝を飾った。しかも大関降格直後の優勝であっ
た。これは史上初であった。両横綱がくずれるなか、場所を盛り上
げたのが大関霧島と関脇熱海富士・安青錦であった。しかし進行は
はるかにかかった。できればNHKの18時までの放送枠内であれば
と惜しまれたなかで七月場所は終わりを迎えた。